『甘噛みするんですけど…』
昨日は、今年初めての「パピークラス(子犬ちゃんのためのしつけ教室)」がありました♪参加6組中3組が柴犬ちゃん、という、ころころもふもふなクラスで、ワタクシ、終始萌えっぱなしでした(笑)あとはボルゾイちゃん(!)、プードルちゃん、ダックス3兄弟ちゃんとバラエティにとんだメンバーで、楽しくあっという間に1時間が過ぎました。今日のブログの最後に写真を載せますね♪子犬ちゃんの飼い主さまたち、いろいろなお悩みがあったんですが、(ハウスがうまくできない、お散歩がうまくできないという方が多かったので 急遽ハウストレーニングとお散歩練習が入って、盛りだくさんの内容でした)柴っこ3頭に共通していた問題が、『甘噛み』。しつけ教室のお問合せでも、『甘噛み』に関して、よ~くご質問頂きます。具体的なしつけ方法に関しては、パピークラスでじっくりやりますので、ここでは割愛します。しつけの前に、『甘噛み』に対する考え方、というか、飼い主さまの認識について、ちょっと見直して欲しいなぁと思って、今日のブログネタにしてみました。『甘噛み』への対応のポイントは2点です。1.噛んではいけないものを「噛む」ことを許さない2.「噛みたい欲求」を解消してあげるまず、飼い主さまに捨てて欲しいのが『甘噛み』という言葉です。『遊び噛み』も同様です。ワンちゃんに人間社会で暮らしてもらううえで、「人間に危害を加える」ということは、絶対のタブーにしなければいけません。たとえ遊びであろうと、痛くなかろうと、「人間の皮膚に歯を当てる」という行為は、絶対に許してはいけないんです!「え~、子犬なんだから仕方ないじゃん!」とか「本人(本犬)は遊んでるつもりなんだからいいじゃん!」と思うかもしれません。でも、それで歯を当てることを許していると、ワンちゃんは、「歯を当ててもいいんだ」「噛んでもいいんだ」って学習します。だって、噛んだら楽しいし、ご主人も怒らないんですもん。そのうち、犬にとってイヤなこと(お手入れとか服を着せるとか)をしたときに、ガブっと噛み付いて、「イタタタタッ」と手を離してくれたらしめたもの。「イヤなことがあれば噛めばいい」・・・・はい、立派な噛み犬の誕生です。ワンちゃんは、「こうしたらイイ事がある、悪い事がある」というのをバッチリ記憶していて、それをもとに行動します。将来の問題行動の種になるようなことは、最初からしないのが、ワンちゃんのためです。 では、ここで、2つめのポイントです。 遊び盛りの子犬ちゃんに、人間の手や足(できれば服や家具など噛んではいけないものも)を噛ませないようにしたら、子犬ちゃんのすることがなくなって、ストレスが爆発しちゃいますね。ストレスがたまると、いろんなことで発散したくなり、それが問題行動につながります。 でも、なにも人間の手足や服だけが遊び道具じゃありません!!最近では、いろ~~~んな種類の犬用のおもちゃが、た~~~くさん売られています。噛んで遊ぶのは、おもちゃを介して。(引っ張り合いができるおもちゃがベストです!) こういうの↓ それだけでは満足できなそうなら、ケージの中で噛めるグッズを用意してあげてください。また、お散歩などの運動が不足すると、子犬ちゃんの「噛みたい欲求=イライラ」が溜まります。ワンちゃんを飼うと決めたら、お散歩・運動は必須です。面倒がらずに、「うちのコ」に合った運動量を確保してあげてください。それでも噛んでくる場合は、噛んだらその場でしかる(叱り方はコツがいりますので、パピークラスで実習します)、噛んだときにイヤなことが起こるようにする、といった方法を使います。こういうの↓とかこういうの↓を使うんですが、くわしくは、やっぱりレッスンを受けたほうが分かりやすいし、できないときの修正方法をトレーナーの先生に聞けるので、悩んでいる方は、1度当店のパピークラスにご参加されることをオススメします。子犬じゃなくて、大きくなってからも悩んでいる、という方も、今からでも直すことはできるので(飼い主さまががんばれば!)、ぜひぜひご相談くださいね~♪<1月8日 パピークラスの様子>あおむけ抱っこをされるニケちゃん(大)と蘭丸ちゃん(小)同じくあおむけ抱っこ中のコタロウちゃん柴のココちゃん(左)とはじめちゃん(真ん中)と人形(右)「そっちでなにやってるの~?」byムクちゃんトトちゃんラムちゃん全頭入り乱れて遊び中!※お知らせ※アノ須崎恭彦先生が徳島にやってくる!!2月29日開催!詳しくは↑をクリック♪