異業種の勉強会にお招きいただきました。
土曜日は、Globisのクラスのカタライザー(世話役みたいなの)だった方の声かけによる異業種勉強会の場にお招きいただいた。20代後半が中心の25名。いやー、みなさん元気でした。勉強会ということなので、ちょっと趣向を変えて、オーネットの経営課題の相談に乗ってもらう、そのためにまず質問を考えていただくという形式を取ってみた。ビジネス意識の高い方たちなので、「結婚しない理由」「見込み客が会員になる動機」「どんな収益モデルなのか」「コスト構造は」「企業理念は」などなど、とってもいい質問が上がり、プレゼンする中でお答えしていった。たとえば、「月会費制だと長く会員でいさせた方が儲かるのでは?」という質問。これに対しては、・1,400万人の適齢期独身人口に対してこの業界のお客様はせいぜい30万人程度(推計)。・その30万人から「搾取」するよりも、どんどん成婚して退会してもらい、口コミを広げてもらって残り1,370万人に広げていきたい、とお答えしました。「転職業界みたいに、成婚料をもらうビジネスモデルにできないの?」というご質問も。これは、本当はできるものなら、そうしたい気持ちもあるんですよね。でも、成婚したかどうかをトラックできないのです。仮に、成婚料を10万円いただきます、と規定したとする。すると、成婚が決まりそうな会員さん同士は、「このままオーネットに報告したらお金を取られるから、いったん退会して、こっそり結婚しよう」という行動を取る蓋然性が高い。これを追跡するには、戸籍謄本を調べないといけない。これは残念ながら現実的ではないんですね。したがって現在の、「結婚を目的とした良質な出会いの機会を提供する」ことでお金をいただくモデルになるわけです。あっという間に二時間が経ってしまい、その後の懇親会も大盛り上がり。つくづく婚活ネタは無敵の飲み会話題なのでした。うれしかったフィードバックは、「『オーネットはお見合いの減少に取って代わる社会インフラになりたい』という言葉が刺さりました」というもの。ちょっと大上段な言い方をしましたが、評価いただいてうれしい。「女子20人集めるので、ぜひ別途開催してほしい」といったうれしいリクエストもちょうだいしました。他にもあれば、ぜひぜひ。当面は無料開催中ですので。ではまた。