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梅木水晶の日常

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2004年07月31日
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カテゴリ:道東観光
ゴスロリ服(お買物履歴で紹介しております)に袖を通し、
朝11時に、Sさん(同居人)と共に家を出、
目的の温泉に辿り着くまでの道中、
一番最初に立ち寄ったコンビニに降り立つ時の心境。
「うわー、何かヤダ。誰も私の事を見ないでね。どうか見ないでね。
 自分が好きでしてる格好だから。見せ物じゃありませんから。
 こんな格好だけど、中身はまともよ。誤解しないでね」
という気持ちが大きかったのですが、
もう、何度も、自分に視線を注いで下さる方の
「はっ!!(何じゃこいつ?!)」という視線に気づいてしまうと、
「あー、もっと見て下さいよ。何ですぐ目そらしちゃうんですか。
 別に私、この服、似合ってなくないですよねぇ?
 何かコメントして下さい」とさえ思ってしまうようになってしまいました。
不思議なものです。

釧路から車で4時間、山道を迷い、
看板どおりに通って来てはみたものの、
「本当につくのかなぁ?どんだけ走ればいいんでしょうね?
 一人だったら絶対諦めて帰ってますよねぇ」なんて事を、
Sさんと話しながら、とうとう辿り着きました。
山奥の秘湯「ヌプントムラウシ温泉」。
トムラウシ、とはアイヌ語で「湯垢の流れているところ」という意味だそうです。

「ぎゃーっ、あったよあったよ!!
 湯船と小屋みたいなのがあそこにっ!!写真の通りだね!
 わーいわーい!!あ、男の人が入ってる!でも、へっちゃら!」

以前、露天風呂巡りに出かけた我々は、
水着持参で行かなかった為に、先客の男性客の存在に涙し、
入浴せずに帰って来たという、苦い経験を踏まえ、
今回からは、温泉に行く際は、必ず水着を持参するようにしたのです。
いえ別に、裸で入浴してもよかったのですが、一応、嫁入り前の娘なので。

車の中で、ゴスロリ服から、
オレンジと白のチェックのビーチバレーの選手みたいな水着に着替え、
先客の男性客(中年風)3名が浸かる湯船に私達もお邪魔しました。
「こっ、こんにちは」ちゃぷ。
男性客3名は、股間をタオルで隠しただけで、全裸でございました。
皆さん、見えそうで見えない。

湯船からはちょっと離れた所を、
川がざあざあと流れ(川がもっと近ければよかったのになあ)、
また別の場所では、規模が小さいながらも、源泉がぼこぼこと噴出しております。
あら、たまごを持参しておられる方もいますよ。
温泉たまごを作ろうとしているのですね。
そんな音を聞きながら浸かる湯は、
虫が浮いていようが、湯垢が浮いていようが関係ありません。
一応、浮いている虫は全部すくって外に出しました。

空が、どこまでも広く青く、雲が、ゆっくりと流れています。
風は涼しく、優しく頬を撫でます。
こんな贅沢がありましょうか。
目を閉じて、暫しおじさん達と、湯に浸かります。
Sさんは「長く入ってると日焼けしちゃう!!車で待ってるわ」と言い、
10分ほどであがってしまいました。

あぁ…虫がぶんぶん飛ぶ音がうるさい…。
しかも、ちょっと「何かかゆいなぁ…」と思って、
かゆい箇所を見てみると、アブが止まっているではありませんか!!
あぁん、もう!!

私が浸かっている間、
この温泉の近くに住んでいるという、
温泉好きのおじさんと話が弾みました。
他の皆さんは既に湯船からあがってしまいましたので、
暫く2人で浸かっていました。
私は、一生懸命、おじさんの股間に目をやらないように、
おじさんの目だけ見て話すようにしました。
露天風呂にはよく行くのかね、
今まではどこの露天風呂に行ったのだね、
ここの露天風呂はいいぞ、などと様々な情報交換をしました。
有意義な時間でした。

「彼女(Sさん)は4時間もかけて来たというのに、
 10分であがってしまったよ、勿体無いねぇ」
「川がもっと近ければ、最高なんだがなぁ」
「さっきいたライダーは、あそこの小屋に今夜泊まるそうだよ。
 さっき風呂に誘ったんだが、入らなくてね、恥ずかしいのかな(笑)」などと、
とりとめのない話もしました。楽しいなあ。

おじさんは先にあがり、
私がぼーっと一人で湯船に浸かっていたら、
今度は、同じくらいの年の頃の男性が、2人入ってきました。
「お前先に入れ」「恥ずかしがってんじゃねー」そんな声が聞こえたので、
私から「こんにちは」。「こんにちは」「どーも」と言いながら、
彼らも入って参りました。彼らも股間にタオル。
ああ、どうしようどうしよう。でも、顔は平静を装うようにしていました。

しばらくすると、着替えを終えたSさんが呼びに来ました。
「鳥ちゃん、そろそろあがりなさい」
若い男性2人に、目で会釈をしたSさんに倣い、
私も「ごゆっくり」といい、水着を濡らし、湯船からあがりました。
ああ、もうちょっと入っていたかった…。

温泉を後にしてから、国道で、先ほどの若い男性2人が乗った車と、
私達の乗った車がすれ違ったのですが、
私の服装に気づいた彼らは、ぎょっとしていました。
こんな山奥で、こんな格好した女に会うとは、
これっぽっちも思いませんものね。水着は普通すぎただけに。

いつも日記にコメントを寄せて下さるヤンヤン肉棒さんに、
ヌプントムラウシ温泉で撮影した、水着姿の画像を送ったのですが、
「今送られてきたこの画像、ヤヴァイね」との事。
「何がヤヴァイの?」と聞きましたらば、
「毛が透けてるよ」との事。
ほんとだ、注意深く見ると、ちょっと透けてる。
やだ、ちょっと、いや、かなり恥ずかしい。
「でも、無防備で可愛いじゃん!!」と、強がりを言ってしまいました。

今度、水着姿で写真を撮影する時は、
股間を押さえるようにします。
淡い色の水着は要注意ですね!





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最終更新日  2013年12月05日 04時12分55秒
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