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梅木水晶の日常

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2004年09月12日
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カテゴリ:昔の思い出
私の家は、母親が動物が苦手だったので、
犬や猫などの動物を飼う事が出来ませんでした。
しかし、母が動物が苦手である事以前に、
家は、人間が食べて生活していくの事だけで精一杯という経済状況だった為、
犬や猫などの動物が飼えなかったのかというのもあります。
ですから、毛並みの揃った犬を飼っている家を見ると、
「ああ、この家は人間だけでなく、
 お犬様にも十分な御飯を食べさせてあげられるくらい、
 経済力のある家なんだな」と感じます。

そんな「人間が食べていくのだけで精一杯」の私の実家が、
大量に飼っていた生物は、金魚です。
何とも貧乏臭い感じがぷんぷん漂ってきますが、実際に貧乏でした。
毎年、金魚すくいですくっては、
(正確には、すくえなかったが、お店の方がお情けでくれた金魚)、
A3大くらいの大きさの水槽に入れ、
ほんと適当に育てているうちに、
びっくりする程大きくなっていた我が家の金魚…。

すくって来た時は5cmあるかないかくらいの大きさだったのに、
知らない間に私の中指の先端から手首くらいまでの長さに育っているのです。
しかも1匹だけではなく、5匹以上はおりました。
大して大きくもないA3大くらいの大きさの水槽の中で、
所狭しと泳ぐ、私の手のひらの大きさほどもある金魚たち…。
今になって、もうちょっと大きな水槽に住ませてあげればよかったなあ、
と思ったりします。

何が大変だったかって、水槽の水替えが、物凄~く大変でした。
水槽の中を綺麗に掃除する為、
一旦金魚たちを水槽の外に出す、という作業が発生するのですが、
家は、魚をすくう網がありませんでしたので(それくらい貧乏)、
自分の手で掴んで金魚を水槽の外に出してあげるしかありませんでした。
自分の手のひらほどもある金魚を掴むのは、
当時、小学生だった私には、物凄く大きな仕事でした。
掴むまでも一苦労で、掴んだら掴んだで、物凄い勢いでびちびちはねるのです。
その金魚を、水槽からバケツに移動するまでに、
地面に落とさないように移動させるのです。
たまに地面に落としてしまっては、大慌てでした。

今こうして書いているだけで、
金魚の苦しそうな顔が瞼の裏に浮かびます。
あの何とも言えぬ水槽の匂いが、鼻腔をくすぐります。

中学校の時に家を建て替えたのですが、
その時を機に、金魚を飼うのはやめました。
私の手のひらくらいの大きさに成長した金魚達はどこに行ったかって?
父がさばいて、家族みんなで美味しく頂きました。
嘘です。ドブに流しました。
これもどうかと思いますね。





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最終更新日  2013年12月06日 18時30分40秒
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