梅木水晶の日常

小学校に上がるくらいまでは、姉と共に、
両親と一緒の部屋で寝ていたのですが、
両親は、自分達の夜の行為を私に気付かれていた事を気付いていたのでしょうか？
前日の日記で、父と母は一緒には寝ないと書きましたが、
私が中学高校にあがるくらいまでは、
父と母は、毎晩一緒に寝ておりました。

当時はまだ小さかった私なので、
それがそのような行為であったという事に気が付いたのは暫く経ってからでしたが、
小さな私にも、その事が、
私や姉が母の乳房を吸いながら眠るとは全く訳が違う行為であるという事は
何となく気が付いていました。
何故ならば、私や姉が、母の乳房を吸いながら眠りについても、
母は一言も声を出さなかったのに対して、
薄暗い灯りの中で、そういった行為に及ぶ両親は、
普段の生活では聞く事のない声を出していたからです。
どんな声を出していたのかは、小さかった頃の事ですので、
正直、記憶が定かではありませんが、
泣き声とも、悲鳴ともまた違う、
当時の私には例える事の出来ないような声でした。
父も母も、毎日全裸で寝ていたのは、
すぐにそういった行為に及べるようにだったのかと、今更気が付きました。
違うのかな。
そんな両親の子供である私も、
今は毎日全裸で寝るような生活です。
隣に相手がいないだけ。
誰か私を抱き締めて。

そこで私は、既婚者もしくは子持ちの方々に聞いてみたいのですが、
子供と一緒に眠っている寝室で、そういった行為に及ぶという事に、
抵抗はありますか？
私は、自分の発してしまう声で、
子供の眠りを妨げる事になってしまってもアレなので、
子供に物心が付いたら、夫婦の寝室と子供の部屋は必ず別々にしようと思っています。
子供に外で、
｢昨日、お父さんとお母さんが夜、裸でプロレスをしていたー｣なんて、
クレヨンしんちゃんみたいな事を言われたくはありませんからね。

今日の日記は、親には読まれたくないですね。
でも私は、夫婦仲のよい両親の元で育つ事が出来、本当によかったと思います。
決して裕福な家庭ではありませんでしたが、
いつも騒がしさが絶えない、楽しい家だったような気がします。