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梅木水晶の日常

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2004年10月02日
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カテゴリ:食べ歩き
運命みたいなものを感じました。
自分がこんなに簡単に運命を感じてしまうような女だったとは…。

いつも「味の時計台」の、
マグマ色のスープのラーメンばかり食べていた私は
「釧路ラーメン」と言われる、
カツオだしの効いたあっさり味のラーメンを食べてみようと思い、
るるぶを見て記憶していた自分の記憶を基に、
自転車で、釧路の歓楽街、末広中をうろうろと、
目的地であるラーメン屋「河むら」を探しておりました。
そして私は、荷物などを何も持たずに歩いている、
同じくらいの年の頃の女性に尋ねました。
背格好や、着ているものが私と似ています。
上はジャージで、下はジーンズ。
きっと彼女も地元民だろうと思ったのです。

私 :「ラーメン屋、河むら、って、どのへんかわかりますか?」
彼女:「…!…私も探してるんですよー!」
二人:「えっ!!」
私 :「私、釧路に住んでるんですけど、るるぶで見て、食べたくなって…」
彼女:「私もるるぶで見て、晩御飯そこで食べようと思って、探しに来たんですよー!」
二人:「えっ!!」
結局、自分達で見つけられなかったので、
駐車場を管理しているおじさんと、サンクスのお兄さんに場所を尋ね、
目的地である河むらを発見し、入店。

名前や、誕生日、今現在お互いが置かれている状況などを話しつつ、
二人でラーメンをすすりました。
私はぺちゃくちゃぺちゃくちゃ喋ってばかりで、
ラーメンが伸びてしまいました。
でも、ラーメンが伸びると、量が増えるので嬉しいです。
彼女は、スープ一滴残さず、ラーメンを全て平らげておりました。
旅先にまで来て食べるくらい、本当にラーメンが好きなのですね。
私も今日の朝御飯は「まるひら」のラーメンでしたが…。
朝・昼・晩、ラーメン。

聞けば彼女は、年齢は私の1つ年下で、
仕事を辞めたばかりで時間が出来たので、一人旅中との事。
今朝7時に函館を出て、15時に釧路に着いたとの事。
特急も使わずに来たそうです。ガッツあるなあ。
泊まっているホテルは、この辺で一番リーズナブルな東横イン。
駅からも近く、オープンしたばかりなので綺麗です。

彼女:「一人旅じゃなかったら、
    折角だからもうちょっといいとこ泊まろうって感じになるんですけど、
    私一人泊まるんだったら、駅から近くて、床さえ確保できればいいかなー、と。」
うーん、私と同じ考え方。

彼女:「やっぱ北海道は広いですねー。
    函館から釧路までこんなにかかるとは思いませんでした。甘く見てました。」
私 :「そりゃそうだよー、東北六県より広いんだものー。」

彼女の出身地は、私と同じ東北。
現在は、仙台に住んでいるとの事。
私も仙台に3年ほど住んでいた事があるので、
仙台で好きな観光地を聞いたらば、一致しましたので、また2人で驚きました。
2人ともまだまだ箸が転がっても可笑しい年頃です。

私 :「いつまで釧路にいるのです?」
彼女:「予定では6日くらいまで。明日はバスツアーで、湿原と摩周湖に行くんですよー」

…嗚呼、どうして私はずっと仕事なの?
こんな可愛い女性とならば、私も一緒に湿原と摩周湖に行きたいわ!!

ラーメンを食べ、思う存分喋った後は、自転車で彼女を東横インまで送り、
「よい旅をね~!」「楽しかったでーす!ありがとうございまーす!」と、
挨拶をして別れました。
女子と喋って、こんなに楽しいと思ったのは、暫くぶり…。

メールアドレスと電話番号聞くの忘れたっ!!
もう!!私のバカバカ!!

本当に可愛い娘さんでした。
やはり、休日で、尚且つ天気のいい日は、
家の中にいちゃあいけないと思いました。
どこにどんな出会いが転がっているかわからないものです。
寺山修司先生の言葉の意味が、少しわかった気がします。
書を捨てる気は、全くありませんが。





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最終更新日  2013年12月09日 03時06分09秒
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