人魚の願い
夏の夜の事。人魚は満月を見に、海の上から顔を出した。綺麗な満月綺麗な月の光そして人魚は、愛してる人の事を思い出した。人魚は人に恋をしてはいけないはずなのにその人魚は恋をしてしまった。海賊6人に。仁という人が、人魚を助けてくれた。和也という人が、人魚の話を聞いてくれた。淳之介という人は、人魚を笑わせてくれた。聖という人は、人魚に歌う楽しさを教えてくれた。竜也という人は、人魚に音楽を教えてくれた。雄一という人は、生きる楽しさを教えてくれた。人魚にとって、6人はいつのまにか宝物になってた。また会いたいと人魚の心が言う。出会って、同じ時間を過ごしたのは2年前。今度会えるのは、1年後。だけど、会うためにはたくさんの努力は必要となる。それは人魚が決めたこと。自分と戦うために、涙を流しても今も人魚は弱い自分を強くしようとしている。