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2010年11月05日
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ノート母が重くてたまらない~墓守娘の嘆き~(信田さよ子)



『母から離れたい、でも母を捨てるのはしのびない、という葛藤にさいなまれる娘たち。
でも母親たちは、たぶん何も困っていないし娘の苦悩などに気付いていない。』

『無邪気を装った無神経ぶり、都合のいいときだけ老人ぶったわがまま放題、
身体的衰えを材料に娘を脅して言うことを聞かせる・・・。
これらは依存や甘えと紙一重の支配である。』

『人生の落としどころを娘に求めないでほしい。~中略~
母親の娘に対するお気楽な一体感にひびを入れるために、本書はある。』


母は子供に愛を無償に注ぐものという「母性愛幻想」。
我が子に愛を注ぐはずの母にさえ愛されない自分は、
存在根拠を失い自己否定する。

母からどれほど便利に使われ支配され尽くそうとも、
そういう私がいなければ母は生きていけないと思うことで
自分の存在価値を見いだすのが「かけがえのない私幻想」
どちらも「幻想」。

『愛されなくても、必要とされる私にはなれる。』
という部分を読んだとき、私の人生が理解できた気がした。
カウンセリングで明らかにしてきたことはこれにつきる。

だけど、怒りを表出しなければ、やはりつぶれてしまう。

母に対して怒っていると自覚するだけでも罪悪感にさいなまれるのだから、
お腹に溜めていたら怒りと罪悪感に挟まれてつぶれてしまう。


「安心して怒りを出せる安全な場を作ろう。墓守娘同盟。」
これ、まさにイトコちゃんと私のランチタイムだね。

「母にNOといおう。それでもダメなら最終手段は絶縁。」
これ、まさに私だね。

最終章で希望が持てました。


アダルトチルドレンシスターのイトコちゃんにこの本を送ろうと思って出したら、
思わずまた読み始めてしまった。
彼女も読んだら、きっとそこかしこにうなずく場面が満載だと思う。

読み直して良かったよ。
墓守娘のイトコちゃん、
送るからね。



カメラ今日のお弁当
とんかつ
肉じゃが
ほーれん草巻き玉子
アスパラ
りんご
(コタロー、いつも同じパターンですみませんなぁ)





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最終更新日  2010年11月05日 12時51分51秒
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