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2010年11月11日
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カテゴリ:
ノート東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン(リリー・フランキー)


オダギリジョー・樹木希林・内田也哉子の主演で映画化もされた
リリー・フランキーの作品。


強くやさしいオカンと
暴れん坊で身勝手なオトン

小さい頃のボクの記憶から話が始まる。

家族とは・・・、当たり前とは・・・、死とは・・・、恋とは・・・、
心にしみる文章がたくさん出てきて紹介しきれないから、
ぜひご一読を!と書いておこう。


日々の些細な出来事がユーモアたっぷりに綴られ、
リアルに見えてくる情景にクスッと笑ってしまう。

破天荒な身勝手オトンも、ボクには大事な存在だし、
世間から同情や非難を受ければオトンを守りたくなる。

根無し草のようなオカンとの暮らしも、
当たり前に受け入れひがむでもなく、
まわりの親戚や友人と関わりながら、日々楽しく生きるボク。

そんなボクの人生は、他人が勝手な解釈など持ち込む余地もなく
淡々と明るくやさしい。

大人になったボクは、なんとオトンに似たような自堕落な生活。
そんな中でも、面倒見の良い、明るいオカンの姿が暖かい。

ボクが老いたオカンを慈しみながら寄り添う場面には、
鼻の奥から熱いものがこみあげる。


相手のことを思う愛こそ暖かくやさしく、
そんな愛に包まれて育てば、
相手を思う愛をもった大人ができるんだな
なんて、ありきたりだけど、
あらためてそんなことを思った。

おすすめの一冊!




   カメラ今日の弁当
ハンバーグ
人参グラッセ
かぼちゃ素揚げ
卵ココット
きんぴら
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最終更新日  2010年11月11日 23時20分11秒
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