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受 命 Calling (帚木蓬生) おもしろく、一気に読んでしまった。 国際サスペンス!という売り言葉は納得するけど、超一級!ってのはどうかな? 北朝鮮が舞台で、そこにいろんな立場の人が偶然集まることになり、 お正月映画のようなサスペンスドラマが展開されるのですが…。 サスペンスの部分もそれなりに、ドキドキハラハラして面白かったのですが。 何よりも興味深く入り込んだのは、北朝鮮の様子の描写でした。 田舎の貧しさや、国の強烈な管理体制はニュース番組などでも見聞してましたが ピョンヤンの観光シーンとか中国国境の不正入国の様子とか 脱北支援団体の様子とか、 そんなところがもうびっくりなリアルさでした。 この作家のすごいところは 取材力ではないかとあらためて思いました。 お正月映画を観たような感じ+北朝鮮に密入国したような感じ・・・かな? おもしろかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月05日 11時28分32秒
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