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2010年12月23日
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受 命 Calling (帚木蓬生)


おもしろく、一気に読んでしまった。
国際サスペンス!という売り言葉は納得するけど、超一級!ってのはどうかな?

北朝鮮が舞台で、そこにいろんな立場の人が偶然集まることになり、
お正月映画のようなサスペンスドラマが展開されるのですが…。

サスペンスの部分もそれなりに、ドキドキハラハラして面白かったのですが。

何よりも興味深く入り込んだのは、北朝鮮の様子の描写でした。

田舎の貧しさや、国の強烈な管理体制はニュース番組などでも見聞してましたが
ピョンヤンの観光シーンとか中国国境の不正入国の様子とか
脱北支援団体の様子とか、
そんなところがもうびっくりなリアルさでした。

この作家のすごいところは
取材力ではないかとあらためて思いました。

お正月映画を観たような感じ+北朝鮮に密入国したような感じ・・・かな?

おもしろかった。








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最終更新日  2011年01月05日 11時28分32秒
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