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前の日記でお知らせ申し上げた『日本史史料研究会第3回例会報告』に参加させていただいた、そのご報告を怠っており、あいすびばせんです。
まずは…。(ご覧かどうかはわかりませぬが…) 日本史史料研究会の皆々さま!!参加させてただき、どうもありがとうございました!!! 有意義な会に出席させていただき、まことに嬉しく思っております♪♪ いえ、ほんに…。 会員でないがゆえに、隅のほうでおとなしく拝聴させていただこう…と、開始前は慎ましく考えておりましたくせに…。 机の配置を直すドサクサに紛れ、いつの間にか、一番前の席に陣取っていた図々しきナタ55め。 日頃の謙虚さ(ヲイ)は、どこへすっ飛んでいた、ナタ55ッ!! というのはさておきまして、その特等席で渡邊大門先生のご報告講演「戦国史研究から見た地域史の現状と課題-赤松氏、浦上氏、宇喜多氏、山名氏の例を題材に-」を、たっぷりと、興味深く拝聴させていただいた次第であります。 当日朝まで…。結局、赤松氏についてのおさらいの出来ぬまま、せめて家系図と名前を…と、行きの電車で系図を見るものの、「うわー、赤松一族、『則』と『範』と『貞』が入り乱れてて、何度見ても『キャラ(コラコラ)の区別』がサッパリつかない~~!!」となっており…。 そんな、人名で目が泳ぐ私めのような参加者のために(?)、実際の講演内容は、歴史の出来事や、人物関係を取り沙汰するものではなく、主に、赤松氏を始めとする西国有力者たちを研究する方の観点から、現在の、地方史研究の全体的な問題点を浮き彫りにするものでございました。 その問題点というのは、歴史研究の分野に留まらず、現代の様々な学究や職業にも重なるところがあって、多岐な方向に思索が及んだりいたしました。 せっかく良質の史料があるのに、それにじっくり向き合って研究する機関に、地方行政の財政問題が影響を及ぼしてしまっていて、埋もれたままになりがち…という辺りには、とてももどかしい気持ちになりました。 研究の分野でも、一極集中の傾向がある…ということ、うかがってみて初めて、その危うさに気持ちが及んだ心持であります。 そうそう、当日のレジュメをご希望の方々様におかれましては、渡邊先生のHPからメールでお願いすると、PDFで頂戴できるそうです♪ レジュメ入手方法が書かれたページ 渡邊先生HP「戦国史研究・映画紹介・高等教育のページ」トップページ この詳細レジュメの流れで、とても判りやすいご解説をしてくださいましたので、ご覧になられるだけでも、当日のご講義内容が把握できるようになっております♪ このレジュメに書かれていない、歴史学会裏話(小声♪)も、とても興味深かったのでありますが☆♪☆ (残念ながら、ここでは明かせませぬです~~)(小声で平伏) ↓渡邊先生最新刊、明日発売です!!!
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書店で購入可能の全著作を…と思いましたら、文字数オーバー…。 「戦国大名の婚姻戦略」と「戦国武将はイケメンがお好き?」と「『アラサー』が変えた幕末」バナーは、前のページで!(ペコリ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月04日 08時47分15秒
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