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ただでさえ鬱気味になりがちの原爆忌前の時期に…。
こちら↓を読み始めてしまったがために、鬱MAX…。(大バカ☆)
【内容情報】(「BOOK」データベースより) “安全な被曝量”は存在しない!原発を全部止めても電力は足りる、福島第一は今後どうなるのか?危険性を訴えて続けて40年“不屈の研究者”が警告する原発の恐怖。 【目次】(「BOOK」データベースより) 第1章 福島第一原発はこれからどうなるのか/第2章 「放射能」とはどういうものか/第3章 放射能汚染から身を守るには/第4章 原発の“常識”は非常識/第5章 原子力は「未来のエネルギー」か?/第6章 地震列島・日本に原発を建ててはいけない/第7章 原子力に未来はない 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 小出裕章(コイデヒロアキ) 1949年東京生まれ。京都大学原子炉実験所助教。原子力の平和利用を志し、1968年に東北大学工学部原子核工学科に入学。原子力を学ぶことでその危険性に気づき、伊方原発裁判、人形峠のウラン残土問題、JCO臨界事故などで、放射線被害を受ける住民の側に立って活動。原子力の専門家としての立場から、その危険性を訴え続けている。専門は放射線計測、原子力安全(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 購入したのは少し前だったのですが、他の本を読みまくっておりますうちに、まんまと8月アタマのこの時期に読み始めてしまい…。 そして…。 今3分の2ほどのところを読み進み中なのですが…。 幾度、あまりの怖さ、あまりの絶望感に、ページを繰る手を止めてしまったことか…。 時々、16世紀に戻らないと(戦国史の本を読まないと)、呼吸をするのも苦しいくらいの、生きづらさを感じてしまいます…。 でも。 とてもとても、大事なことが書かれている本です。 小出先生の、孤高の人のみが持つ、透徹した悲しみに満ちた、でも『生きるもの』すべてに注がれている温かな眼差しに触れて…。 自分も出しうる限りの勇気を振り絞らねば…という気持ちを呼び起こしつつあります。 原子力の専門家として、誰よりも、今のこの状況の『どうしようもなさ』を痛感しておられるのに、絶望することを厳然と拒絶されて、前に進み続けていらっしゃる小出先生…。 『小出裕章』という存在そのものが、闇の中に灯る、ほのかな光に見えるような…。 この状況、誰かにすがってどうにもなるものではないですし、小出先生も(私めのようなへタレどんより者に)すがられては大迷惑かとも思うのですが、少しでも『真実』を見極めておこうと考えておいでの方々様におかれましては、ぜひに…という一冊であります。
↑早いうちに、こちらも読まねば…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月05日 08時14分22秒
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