テーマ:本のある暮らし(3315)
カテゴリ:書籍
昨日…。
ラジオで、「かわいそうなぞう」の朗読がありました。 毎年、秋山ちえ子さんがスタジオで生朗読してくださるのですが、昨日はご体調不良で録音が放送されました。 …号泣でした。 最後のほうは、自分の嗚咽でラジオ音声が聴こえなくなるくらい、泣いてしまいました。 どういう話か知っていても、過去、何度か聴いたことがあったとしても、どうしても涙を抑えきれない物語…『過去、本当にあった事実の、物語』です。 実は…。 ここ2、3年ほど…。 どうにも耐え切れず、朗読が始まるやいなや、ラジオを止めておりましたのです…。 ですので、昨日もとても迷ったのですが…。 震災、そして原発事故のあった今年。心がとても不安定になっている今年。 今年こそは、聴いてしまっては、よけいに心がかき乱されてしまって、良くないかもしれない…。 でも、『今年』だからこそ、逃げずに向き合ったほうが良いのかもしれない…と。 そして、生朗読にスタジオにおいでくださるはずの秋山ちえ子さんがお休みされて…。 変な話、「『録音』なら、フィルターを一つかけていただいた感じで、少し冷静に拝聴できるかもしれない」と、心の片隅で思考。 頑張って、拝聴したのであります。 どう頑張っても、やはり終盤に向かうにつれて、耐え難い悲しみに打ちのめされたのでありますが…。 …あまりにつらい話ですので、単純に、「頑張って、聴いて良かった」とは申せませぬが…。 今年、「逃げずに聴こう」と思ったのは、良かったかな…と、まだ冷静になれない気持ちで、考える次第であります。
【送料無料】かわいそうなぞう ↑文庫(新書)版です。
↑『読み聞かせ大型絵本』だそうです。
来年、秋山ちえ子さんの生朗読で、また拝聴できますよう…。 秋山さんの、ご快癒、末長きご健康を、心底よりお祈りする次第であります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月01日 08時44分35秒
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