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先日、新聞の書評コーナーに「震災後、心の持ちようの指針に…」といった感じのオススメ文がありまして…。
河合隼雄先生のファンタジー評論シリーズが大好きだった私めといたしましては、「先生に再会♪」の気持ちで、拝読いたしましてございます。
【内容情報】(「BOOK」データベースより) ゆれる心、迷う心、悩む心、苦しむ心、病む心…数限りない人の心と深く向きあってきた不世出の臨床心理学者・河合隼雄が、さまざまな問題をかかえ、たいへんな時間を迎えている日本人に、これからを生きるための指針を語る。自らを「“日本人”という病を背負う私」と言い、日本人病との自分自身の葛藤が明かされる。また、「友情とエロス」「恋愛・結婚・内なる異性との出会い」などなど、人生を左右することがらに答える。 【目次】(「BOOK」データベースより) 第1章 日本人を生きる(「日本人」という病を背負う私/心的「震災後の復興体験」)/第2章 性を生きる(友情とエロスー人のつながり/恋愛、結婚、内なる異性との出会い)/第3章 自分を生きる(自分の中の「もう一人の自分」/自我と無我ー「個」を支えるもの)/第4章 死を生きる(日本人が持つ宗教性/神話の知ー生と死を深める) 2007年に他界された河合先生がご記述の『震災』は、阪神大震災です。 「震災後の、心の指針にッ」と意気込んで拝読し始めましたものの、河合先生のゆったり温かペースに、『面白くわかりやすく、読みやすい心理学の本♪』という印象で読み進むことに。 ご講演内容の文章化…ということもあって、主に、お話言葉で綴られているのも柔らかな印象です。 読了後の印象といたしましては、やはり、こたびの『震災後』は、原発事故という状況も伴ってしまっている辺りで、こちらに語られている死生観では、(今を)受け止め切れない…という気持ちを抱いてしまったりもしたのですが…。 (生意気感想ナタ55)(河合先生の御霊に土下座ッ!!) 『目的』とは違うところで、ツボポイントを幾つも発見♪ やはり、『今』拝読して良かった~~♪と思うております☆ それにつきましては、また後ほど~~☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月16日 09時09分24秒
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