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カテゴリ:AOR
さて、さて、leccaさんに始まった夏っぽいシリーズですが、
第3弾です。(今日はちょいと軽めの文字数で・笑) どこまで夏っぽいのが続くかわかりませんが、ちょびっとは、 涼しくなって頂ければ幸いです。 本日、ご紹介するのは、今さらながらですが、MELLEで ございます。昨年の夏に、シングル「Build to last」の 大、大ヒットで一躍脚光を浴びたグループですね。 と言っても、もしかしたら、ご存知無い方もいらっしゃるかも 知れませんので、軽~くバンドのご紹介なんぞ。 MELLEと書いて、「メイレイ」、あるいは「メイレー」と表記される カリフォルニア州オレンジカウンティ出身のバンドです。 と、おいらも、こう、わざわざオレンジカウンティ出身のバンドと 書いている訳なのですが、おおよそ、音楽雑誌でもWEBでも、 ラジオでも、この地域のバンドって、必ず「オレンジカウンティの」って 付くのですね。 これは、ここを拠点、或いは、出身とする人気バンドが非常に 多いのと、どのバンドも不思議とメロディアスな曲を書く人達 が多いからなんです。 ですから、「オレンジカウンティの出身」というだけで、何となく大衆受け しそうなアーティストかな?という期待感が出るというのがあるんですな。 場所的にも、暑いカリフォルニア州の中でも、更に南の地域なので、 こう、日本で言ったら、人気アーティストの宝庫である沖縄みたいな感じ? だと思って頂けると分かり易いのかもしれません。 確かに、キーンや、シュガー・レイなどの美メロ系の大人気バンドを始め、 あのグウェン・ステファニーのいたノー・ダウトやら、ゼブラヘッド、 さらには、オフスプリングなど、パンキッシュながら実力派の面々が 多いために、自然と音楽生産地域としての認知度や期待度が 高まったって事なんだと思います。 で、そのメイレイなんですが、実質的なメジャーデビューが、アルバムを 出した昨年、2007年4月という事になると思うのですが、日本でブレイクした のが、その数ヶ月後の夏の時期になります。特にJ-WAVEを中心とした 各ラジオ局で、「これでもかっ!」っつー位、ヘヴィローテでかかりました ので、みなさんも曲自体は、絶対に耳にされてるかと思います。 おいらも、そのヘビロテにまんまとやられてデビューアルバムの 「デヴィルス&エンジェルス」は、もちろん、その前のインディーズ盤まで、 速攻で買ってしまいました・笑 メンバーは、4人で クリス・クロン Chris Cron(Lead Vocals, Piano and Guitar) リッキー・サンズ Ricky Sans(Lead Guitar and Vocals) ライアン・マロイ Ryan Malloy(Bass & Vocals) マイク・ネイダー Mike Nader(Drums and Vocals) です。 彼らの魅力は、何と言っても、ヴォーカルのクリスとギターのリッキーが、 紡ぎ出すメロディラインにあります。80年代風のとってもポップなメロディ なので、日本人の私たちでも、例え歌詞が分からなくても曲だけで楽しめ る様な、要素を持っているんですわ。 80年代のブルーズ・ホーンズビーと90年代のベン・フォールズ・ファイブを 足した様な、ピアノロックがメインストリームにあります。 もしかしたら、ご本人達も先に挙げた二組のアーティストを聴いて育った のかなあと想像出来る節があります(あくまで、想像ですよ・笑) アルバムは「DEVILS & ANGELS」という、重た~い感じの暑苦しいタイトル でして、ジャケもステンドグラスをモチーフにしていて、「夏」なんつー言葉 とは、全くもって無縁な感じなのですが、収められている楽曲は、不思議と 爽やかな感じがするのが、ギャップとして面白いですよ。 01. Built to Last 02. Rhythm of Rain 03. Frequently Baby (She's a Teenage Maniac) 04. For a Lifetime 05. Drive Away 06. Can't Hold On 07. Imitation 08. Love Carries On 09. She's Gonna Find Me Here 10. Biggest Mistake 11. You Got 12. Stand Up 13. You Make My Dreams [*] もうね、夏で、ホンマに暑いですから、ごちゃごちゃと難しい事を考えて聴くより、 ドライブしながら、ノリでサラ~っと聴けちゃうのが、よろしいかと思う様な バンドでありやんす。 おいら、昨年の夏に車の中で、聴きまくっていて、本来なら、去年紹介すれば 良かったのですが、聴き始めで、間もない時でしたから、紹介出来る様な ところまで、自分の中で昇華出来ておらず、そのまま一年経ってしまった 感じっす。だからと言って、今が上手く説明出来ているとは、全く思っては いないのですが(笑)、もうすでに一年以上経過しているバンドですし、 中古店でも、いつでも見かけますので、まあ、お気に召される様でしたら アルバム全曲聴かれてみては、いかがでしょうか? かなりキャッチーなメロディの楽曲が多数収められております。 それでは、その、「もう、ええがなっ!」っつーくらい、ON AIRされまくったヒット曲、 「BUILT TO LAST」を聴いてみましょうか? ちょっと録音レベルの高いリンク先 なので、スピーカーのボリュームは絞ってスタートしてくださいね。 ♪♪♪ MELEE : Built to Last このクリス君の歌いっぷりと言うか、爽快な突き抜け感が、いいっすね。 このメロディって、やっぱ80年代の香りが、プンプンするんですけど?笑 スタイル・カウンシル時代のポール・ウェラーっぽいところとか、さらには TOTOっぽいサウンドだったり、日本で言うと、ちょっと元春さんとか、スエミツ アンド・ザ・スエミスみたいな雰囲気もあって、とにかく聴きやすいでんな。 曲作りの上手さ炸裂って感じです。 もともと、彼らは、パンクバンドとして出発したみたいで、おいらが持ってる インディーズ時代のアルバムも、ジャカジャカバリバリの音源が多いので すが、そんなうるさい中でも、メロディラインは、かなりしっかりしてましたので、 この路線変更もメジャーデビューするに当たっては必要な転換だった のかも知れないですね。 実際、そのインディーズ時代のアルバムの路線だけだと 「ちょっと売れんやろ?」って感じでしたから・笑 それでは、もう一曲お届けして、本日のシメとしますね。 「Can't Hold On」というバラードなのですが、後半の盛り上げ方と、クリスの 熱唱はなかなか感動的なものがありますよ。 しかし、今日は、どう頑張っても「夏」っぽくならなかったなあ・・・・しーません・笑 ♪♪♪ MELEE : Can't Hold On お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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