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カテゴリ:J-POP
角輪の皆様、並びに音楽ファンの皆様、お久しぶりっす。
kadoにぃだす。相も変わらずの超スローペースな更新で 気恥ずかしいやら、情けないやらで・・・。 どうにか、安定的な更新が出来ないものかと頑張っては いるのですが、なかなか仕事の切れ目が無く、朝から深夜 までコースに翻弄されております。 角松さんのラジオ起こしだけは、遅れ遅れでこなしておりまして、 丸くなった角松さんの声を毎週聞いては、ニューアルバム への期待度なんかも自然に持てる状況ではございます。 ま、角松さん関連は、アルバム発売までゆる~りと待つと して、当分の間は、また音楽紹介など続けていきたいと 思っております。 現在、kadomaniaのマイブームは、女性ヴォーカルでやんす。 まあ、ジャンルは、例によって、クラシックでもジャズでもロック でも何でもかんでもとっ散らかって聴いてはいるのですが、 特に邦楽の女性ヴォーカルのアルバムにはまっております。 締め切りの関係で、7~8時間ぶっ続けでPCの画面なんぞ 見ていると、かなりヘタれるもんでして、そんな時に画面から 目線外して、体を横向けて、煙草吸いながらボケーっと音を 聴いている時が、一番リラックスしちゃったりなんかする訳です。 そんな時の女性ヴォーカルは、何だかほっと出来て良いので あります。 そんな訳で、本日は、尾崎亜美の秘蔵っ子と言われ、鳴り物入り でデビューしたmyu:ミューの「as you are」をご紹介しますね。 デビューしたと言っても、このアルバムを出した時期が2002年 なので、もう7年前の事になります。 本人の弁を借りれば、「17歳でコンテストを受けた際に声をかけ られた審査員のオッサンから、尾崎亜美さんを紹介された」(爆) と言うホンマなんやか嘘なんかさっぱりわからん経緯で、デビューに こぎ着けたそうですわ・笑 そのコンテストも父親から「賞金10万円やで!」と言われて、そそくさと 参加したと言う、大阪根性丸出しの、同じ大阪生まれの人間としては どうフォローして良いんだか、もう何がどこまでホンマなのか、わからん 不思議ちゃんでございます。 しかーし、尾崎亜美と言えば、そりゃあ泣く子も黙る大御所アーティスト な訳で、なんぼ不思議ちゃんでも、そう簡単にデビューなんざ出来る訳 ないのでありまして、聴く前から何とはなく、その実力の程が伺えますよね? それでは、"as you are" のご紹介です。 01. As You Are 02. Innocent Flower 03. The World Is All Changing 04. 高い空の記憶 05. Brand New Sky 06. VANILLA 07. 手に 08. Misty Blue 09. その中に僕がいる 10. 君がいない 試聴する 11. 君がいない(Inst ver) Guiter : Hirokazu Ogura Guiter : Shigeru Suzuki Guiter : Koichi Korenaga Drum : Yukihiro Takahashi Drum : Hideo Yamaki Strings : Neco Saito Bass : Ray Ohara Cho : Ami Ozaki Cho : Yuiko Ysubokura 今回は、敢えて漢字で書きますけど(笑)、小倉博和、鈴木茂、是永巧一、高橋幸宏、 山木秀夫、斎藤ネコ、小原礼といった百選錬磨のミュージシャン連中に、コーラス ですら尾崎亜美ご本人に、坪倉唯子と言ったアルバムアーティストが揃うという まあ、何ともゴージャスな布陣であります。 当時19歳のmyuをデビューさせる為に組まれた布陣とは言え、プロデューサー である尾崎亜美の本気度が伺えます。 01: As You Are 作詞:尾崎亜美 myu: / 作曲:ki-yo akio 爽やかでゆったりしたアコギの前奏にのって、myuの穏やかで豊かな中音域の声が 耳に心地良い、風を感じる様なミディアムバラードです。 02: Innocent Flower 作詞:myu: / 作曲:尾崎亜美 前曲から一転してアップテンポなロックテイストサウンドに。マイナーコードで進行する 不安気なメロディが恋愛ドラマの主題歌にでもなりそうな感じです。 03: The World Is All Changing 作詞:尾崎亜美 / 作曲:尾崎亜美 これは後で楽曲をリンクしますが、名曲ではないでしょうか?正に尾崎亜美の真骨頂 と言わんばかりの壮大なバラードです。本作中、ナンバーワンの楽曲だと個人的には 思っています。myuの丁寧な歌い方が非常に好感度大であります。 小原礼の重厚なベースプレイも聞き物かと。 04: 高い空の記憶 作詞:尾崎亜美 / 作曲:尾崎亜美 これまたバラードなんですが、流れるような、とても優しいメロディの佳曲です。 ふっとした懐かしさのこみ上げる様な歌詞も良いです。オススメです。 05: Brand New Sky 作詞:尾崎亜美 myu: ごとうゆうこ / 作曲:ごとうゆうこ 軽快なサウンドに、抑えたmyuのヴォーカルが絶妙にマッチした王道のJ-POPS。 是永巧一のギターカッティングが冴える一曲です。 06: VANILLA 作詞:尾崎亜美 / 作曲:尾崎亜美 唄の出だしから、「うにょ~、尾崎亜美だ!」と言いたくなるような、J-AORを地で行く バラード。80年代テイストを微妙に散りばめた美メロで押し切る一曲です。 07: 手に 作詞:ごとうゆうこ / 作曲:ごとうゆうこ これまたmyuの丁寧な歌い方が印象に残るバラード。彼女は「歌詞」を非常に大切に する歌い手だなと改めて思います。とても、素晴らしいメロディの曲なのですが、 作曲者の「ごとうゆうこ」さんと言う方は良く存じ上げません。どこかでお名前を 見た事がある気がするのですが、詳しい方おせーて。 08: Misty Blue 作詞:尾崎亜美 / 作曲:尾崎亜美 80年代サウンド全開のミディアムロック。こういった懐かし系のサウンドを19歳の 女の子が受け止めて今の感性で歌うといったミスマッチが面白い曲です。 09: その中に僕がいる 作詞:myu: / 作曲:林真史 北欧風の透明感と重厚感を併せ持ったサウンド。myuの伸びやかでふくよかな 声が見事に、この曲の透明感を表現していて、とても良い曲ですよ。 10: 君がいない 作詞:尾崎亜美 myu: / 作曲:小原礼 最後にご夫婦での作詞作曲(笑)。もしかしたら、尾崎亜美がmyuの為に若い頃を 一生懸命思い出して書いたのではなかろうか?と思う様な切ないバラードです。 斎藤ネコのストリングスアレンジが思いっきり演歌風で、「ぷっ」と吹き出したくなる のですが、これが現代のアレンジにハマるから不思議なもんです。 全体的にバラードが多め、シックな美メロのオンパレードと言った感のある、 とても良いアルバムです。 それにしても尾崎亜美のメロディメーカーとしての才能と言うのは、とどまることを 知りませんねえ。意地の悪い言い方をすれば、myuを通して亜美サウンドを聴いて いると言えなくもない位、尾崎色満載のアルバムではあります。 (凍結中の角松敏生を布施明を通じて聴いているみたいな・笑) しかし、この「myu」という歌い手さんは、本当に素晴らしいんです。 声を張る訳でも無いのに、表現力豊かな、懐の深い声が本当に耳に心地良い 素晴らしいアーティストですよ。年齢など全く感じさせない大人びた声と、何よりも 日本語を大切にしていると言う点が非常に好感度大です。 myuは、このアルバムの一年後に7曲入りの三二アルバムを出してから、アルバムの リリースがありません。次はいつか、いつかと待っているのですが、どうも活動の 状況というのが伝わってきません。(おいらが調べ切れてないだけかも知れませんが) このまま、消えてしまっては、非常に勿体ないと思っている一人なのですが、どなたか 彼女の近況をご存知の方がいらしたら、是非にお教えくだされ。 このアルバムは、現在は、新品での取扱いが無さそうなんですね。 入手には、中古店や通販系ということになると思うのですが、ブックオフあたりでは 250円か、悲しいかな100円の棚にあったりもします。 Amazonの中古マーケットプレイス販売だと 「1円!」だったりします(号泣) 1円ってなんだよ・・・・(持って毛ドロボーって事かいな・・・) なのに、送料340円・・・・ 合計341円・・・・・ _| ̄|○ か、悲しい・・・・・ 音楽業界って厳しいっす・・・・・ そんでは、そんな悲しみをぶっ飛ばせとばかりに、myuの声と楽曲を聴いてみませんか? おいらが、本作中もっとも好きな The World Is All Changingです。 ラストに向かっての盛り上がりは、なかなかですよ。 ♪♪♪The World Is All Changing ね、ね、ね!! 悪くないですよね?(おいらだけ?) いや良いですよね?(押し付け?) あ、でも、聴く人それぞれですから、ご判断はお任せします・笑 それにしても珠玉の楽曲が詰まっていても・・・売れないもんなのか・・・・・ みなさん、上記の様な値段で、お店にあるようでしたらば、どうか レスキューレスキューしてあげてください・笑 ほな、また! ※リンク音源貼り直しました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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