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テーマ:今日聴いた音楽(75620)
カテゴリ:JAZZ/FUSION
いよいよ夏本番が近くなって来ましたよね~。
最近は、打ち合わせで関東圏をウロウロする事が多いのですが、 おっさん的に体力の消耗が禿しく、もといっ、激しくて困って おります。もう、会社に戻るとぐったりんこで、デザインを考 えるとこまで、たどり着けない有様です・笑。 でも、夏って嫌いじゃないんです(マゾ)。どこへ行ける訳でも 無いのですが、何か意味もなく楽しい気分になってしまうんです ね。さらに、そんな時のお供が音楽なのでありまして、色んなタ イプの音楽を聴いては、どっかの海に合いそうだとか、どっかの 高原にでも行った様な気分になって一人で妄想の世界に浸かって おります。(末期) そんな訳で、今回から、数回は夏に合いそうなアルバムを紹介 して行こうかと思っております。何本書けるか分かりませんが、 最低でも今回を入れて2~3枚くらいはご紹介したいと思って おります。 今回は、1989年に出された、堀井勝美プロジェクトの「FRONTAND REAR」です。 堀井勝美氏に関しては、おいら全くと言って良い程、その活動やどんな方なのか とか知らないんです。アルバムが12~13枚ほど出されている事と、作曲家・ プロデューサーだと言う事。後は、TV、映画、アニメなどのテーマを多く書い てらっしゃるという事くらいです。 ただ、もう、どんな方か分からなくても、そこに展開されている音楽が、おいらの 趣味にドンピシャだと言うことだけで充分っ!てな思いでおります。謎がある方が、 かえっていいや!位の気持ちで聴いているアーティストでありんす。 もともと20年ほど前に角松さんつながりと言うか、青木さんが参加していると言う 事で、「オーシャン・ドライブ」を聴いたのがきっかけで、このプロジェクトを知っ てはいたのですが、そのアルバムしか知らなかったので、数年ほど前から、夏が近づ いてくると、中古店やオークションなんかで、1枚づつちまちまとアルバム集めてた のですけれども、昨年までで ・OCEAN DRIVE ・FRONT AND REAR ・Summer's ・SKY CRUISIN' ・LOVERS ・Sunday Brunch の6枚のアルバムをゲットすることに成功しております・笑。 本当は、初期の2枚、「HOT IS COOL」と「AVENUE OF ENTERTAINMENT」というアルバ ムを探しているのですが、なかなか無いのと、あっても7000円~9000円くらい の値段が付いてるんです(泣笑)。まあ、おいらもイイ歳した大人なんで、買えない訳で は無いのですが、まあ、気長に探して、それなりの値段で見つけてキャーキャー喜んで みようかと思ってます。そんな楽しみしかないアタシをどうぞ笑ってやってくださいww で、堀井さんのアルバムを聴く上で欠かせない、もう一つのお楽しみが、イラストレー ター鈴木英人氏が描くジャケットを眺めながら、そのサウンドを聴く事ですね。 これも恐らくで申し訳ありませんが、見た限り、堀井プロジェクトのアルバムのほぼ 全てのジャケットを鈴木氏が手がけていると思います。 もう、誰もが一度は目にしたことのあるイラストレーターさんだと思いますが、長きに 渡って音楽情報誌「FM STATION」の表紙を担当されていた方です。 達郎さんの「FOR YOU」のジャケはあまりにも有名ですよね。 良くFM STATIONに英人さんのイラストの付録がありましてね。カセットケースに入れる タイプのものが多かったのですが、それを切り出してカセットケースに入れて、さらに 英字のカッティングシートを買って来て、タイトルをコシコシ転写しては、一人悦に入 っていた訳です・笑。 今、笑いましたが、同じ事した人いません?そんな暗い青春時代を過ごされた方、是非、 お友達になりましょう・笑 て、そんなこたあ、どーでも良くてですね、「FRONTAND REAR」です。 前フリがいつものごとく長かったですが、その夏向きのサウンドを聴いてみましょうか? 角松さんの2大フュージョン作品をお好きな方なら200%お好きなハズです。 01.SPARKLING WATER 02.MEGALOCITY NIGHTWALK 03.AN EMPTY SUITCASE 04.ONWAY TRAVELLER 05.MAGIC CHAIR OF A FORTUNE TELLER 06.FUNKY SIDEKICK 07.SEASIDE CASINO 08.WHAT'S NEW,MR.JOLLY JOKER 09.ASTRAL WONDERLAND 10.HUMM.....,ALONE AT LAST -------------------------------------- Drum/岡本郭男、石川雅春 BASS/鳴瀬喜博、青木智仁 Guiter/是方博邦、梶原順 A.Guiter/ラリー・コリエル KEYBOARD/難波弘之、向谷実、野力奏一、倉田信雄、林有三、堀井勝美 SAX/土岐英史、本田雅人 はっきり言ってムフフなミュージシャンばかりです。 ただし、悲しいかな、おいらのヘタれな耳では、どの曲で、誰が演奏しているのかが、 良く分からないというのが辛いのであります。こんだけの人が居るのに、誰が弾いて るのか区別が付かないのでは、「誰だって良いんじゃん?」と突っ込まれそうです。 しかし、めげずに曲の雰囲気だけでも短くお伝えしたいと・・・ 01.SPARKLING WATER オープニングを飾るにふさわしい、爽快なナンバー。主旋の伸びのあるギターサウンド が何とも夏の海を思わせるような爽やかな曲です。恐らく順さんではなくて、エッジの 効き方が是方さんのギターではなかろうかと・・・恥 02.MEGALOCITY NIGHTWALK ちょっと不安げなオープニングから、シリアスなサックスのサウンドが夜の街を思わせ るジャズテイストの一曲。 03.AN EMPTY SUITCASE 大変メロディアスなバラードで、優しいサックスの音色が穏やかな気分にさせてくれます。 ちょっと「わたせせいぞう」さんのイラストに合いそうな曲です。 04.ONWAY TRAVELLER 前曲から一転して、ファンキーなロックテイストのドライブサウンドが展開される一曲。 恐らくベースは青木さんでは?と思っている曲なんですが、とにかくベースラインのか っこいい曲です。 05.MAGIC CHAIR OF A FORTUNE TELLER 哀愁を帯びたハーモニカの音色が、ちょっと夕暮れ時に合いそうなバラード。 静かな旋律なのですが、タイトなドラムサウンドがさらに哀愁を誘います。 06.FUNKY SIDEKICK タイトルの通り、ファンキーで流れるようなメロディラインを持つ軽快なサウンドです。 海岸線のドライブには持って来いの一曲です。海行きたい~ってなりますよ。 07.SEASIDE CASINO 打ち込みのドラムサウンドとサックスが緊張感を醸し出す、スピーディーなナンバー。 何てたって、シーサイド・「カジノ」ですから、そんな雰囲気が出てるのですが、楽曲から は負けた感が漂ってます・笑。 08.WHAT'S NEW,MR.JOLLY JOKER 明るいサックスの音色が映える軽快なナンバーです。ちょっと初期のスクエアにも通ずる、 楽しんで聴けるサウンドですよ。 09.ASTRAL WONDERLAND シンセホーンが全開のこれぞ「夏っ!」ってなサウンドです。透明感のあるサックス、エッジ の効いたギターカッティング、ファンキーなドラムとこの当時のフュージョンサウンドの王道 を行くようなメロディラインです。 10.HUMM.....,ALONE AT LAST バラードなんですが、ちょっとミディアムテンポにしたJAZZ色の強いサウンドです。 午後の海辺のパラソルの下で、カクテルなんざ飲みたくなるような雰囲気の曲です。 いやあ、ダメダメですな、文章が・笑。解説になりゃしませんわ。 どこに向谷さんがいるのか、どこでラリー・コリエルなのか聞き分けられない自分が悔しい・笑。 どなたか、この曲のドラムは誰だと、このギターは梶原順だぞと教えて頂ける方、募集中です。 どうかおいらをスッキリさせてくださいw。 でも、どの曲が誰だとか気にせずとも気楽に楽しめる、リゾートサウンドがこのアルバムでは 展開されていて、本当に夏気分になれますよ。理屈抜きです、ハイ。 80年代は、フュージョンというジャンルも非常に隆盛で、そして素晴らしいグループが多く、 良いアルバムが数多く作られていましたよね。 ナベサダさんをはじめ、高中、スクエア、カシオペア、MALTAとかこの時期大活躍でしたし、 カンガルーとかネイティヴサンとか、あ、本田俊之やら天野清継などなど。 JAZZ色も強かったりで、とてもクロスオーバーなサウンドが多くて、今の日本のフュージョン サウンドの土台を固めた、そして楽しい時期でしたね。 そんな良い時代も想い出しつつ、夏の思い出なんかも甦りつつ、本日ご紹介の「FRONT AND REAR」と言うことで宜しいでしょうか?笑 どこかで、見かけられたら、是非レスキュー、レスキューをお願いいたします、ハイ。 ※追記 このアルバムについて、音楽仲間のしげぞうさんもレビューされているんですね。 彼の方が、よーく堀井氏の事をご存知なので、是非是非しげぞうさんのサイトへ GO!です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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