スマイル~聖夜の奇跡~
久しぶりにDVD購入。タイトルのように、『SMILE~聖夜の奇跡~』。 原作・監督を務めた陣内孝則さんの作品ですな。え~この作品、見事期待に応えてくれました(泣) 原作を忠実に再現してくれました。変更箇所はもちろんありますが、原作に+αしたような感じです。 いや~しかし、この作品で一番鍵を握っている監督の「佐野修平」。もちろん、この役は森山未来が演じました。 えぇ、かなりぴったしでした。6歳(?)から続けていたタップダンスを取り入れ、チームの戦略にこのリズムをタップダンスで、というのは想定外でした・・・。 しかし、結果的には正解でしたな。 この作品、盆暮好きな映画作品3位に認定いたします、はい。 あ~良かった。何回でも見れるわ。。。 で、以下ネタバレ。見る予定のある方はスルーして下さい。 東京から札幌へフィギュアスケートのコーチをしている山口静香(加藤ローサ)を追ってやってきた恋人の佐野修平(森山未来)。 静香(加藤ローサ)の父親に結婚の挨拶をすると、「うちのアイスホッケーのチームを勝たせたら許してやろう」という話に・・・。 しかし、アイスホッケーどころか、スケートすら出来ない修平(森山未来)。子供たちも呆れ気味だが、とにかく指導スタート。・・・この時、試合10日前・・・・。 試合当日。全戦全敗チーム、ど素人監督なだけに、戦略なし?しかし、修平は試合を見ていくうちに 何かが見えてくる。そうすると、タップダンスを始める。 作戦をメンバーに伝えると、攻守にバランスが生まれ、見事チーム初勝利。修平(森山未来)はこれで静香(加藤ローサ)と結婚できると思ったが・・・。 「道内大会で優勝したら認めてやる。以上」 そこか猛特訓開始。同じ頃、スマイラーズメンバー全員の憧れであり、フィギュアスケートをしている礼奈(岡本杏里)が入院してしまう。※白血病 礼奈(岡本杏里)は病院を抜け出し、昌也とデートをする。※昌也も礼奈に思いを寄せていた。 スマイラーズのメンバーもそうだが、礼奈は昌也の笑顔を見たことがなかった。昌也は両親を亡くしていて、親戚のうちで暮らしていた。 「スマイル!」 礼奈は昌也の笑顔が見たかった・・・。 病気が原因で弱気になっている礼奈(岡本杏里)のために、スマイラーズは道内大会で優勝することを誓った。「俺たちも頑張るから、お前も頑張れよ!」 そして、大会が始まり、試合に勝つと決まって夜中に礼奈(岡本杏里)の病室前に行き、スティックを鳴らした。パンパンパンパンパンパパン。「礼奈!」パンパンパンパンパンパパン。「礼奈!」※当然、警備員(寺島進)に怒られました。 勝ち続けるスマイラーズ。しかし、急に礼奈の姿が見えなくなる。そう、礼奈は無菌室へ入れられていた・・・。 警備員(寺島進)が事情を知り、礼奈の病室前へと案内する。→警備員失格じゃね?(笑) そして、決勝当日。強豪チームに点を取ることが出来ず、止めることも出来ない。そして、最終コーター直前。礼奈からの手紙を受け取る。その手紙を読み、”奇跡を起こす”ことを再び誓う。 何とか同点に追いついたが、メンバー二人がペナルティエリアへ。ラスト38秒、6対4。 最期の力を振り縛り、昌也がシュート。残り1秒で決まり、優勝!昌也は初めて本当の喜びを覚え、自然と笑顔となる。 ・・・それと同時に、礼奈の死をメンバーは知ることになった。修平「優勝したが、スマイラーズの起こした奇跡は礼奈には間に合わなかった・・・。しかし、彼女の笑顔がスマイラーズを奮い立たせた。」 そして、数年後・・・。昌也はプロとなり、再びスマイラーズの練習が行われていたスケートリンクを訪れる。あの日見た礼奈の姿を思い出させるフィギュアスケート選手の練習する姿があった。 その人から・・・「怖い顔。スマイル!」いつの日か礼奈に言われた言葉だった。もう、笑顔は知っている。 そして、礼奈のことはずっと忘れず胸の中に・・・。 あぁ、えぇ話や・・・。 皆様も是非、『本当の奇跡は一番最後にやってくる・・・。』このような場面を見てみませんか?