時々鬱々日記

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• 最近の図書館、大漁すぎ。

  土曜に図書館に行った。6冊借りれるのだが、最近は6冊選ぶのに取捨選択が大変、という非常にHAPPYな状況となっている。その理由は、予約制度。予約するとほかの図書館から取り寄せてくれるし、無いと新規購入してくれう、ほとんど。今回は前日記に書いた、西洋絵画の主題物語・聖書編、神話編。これが結構情報量が多い。北尾トロ・ヘンな本あります・僕はオンライン古本屋のおやじさん２．これは、購入希望で買っていただいた。図書館さんありがとう。以上3冊が予約。棚からは、荒俣宏”バッドテイスト”集英社文庫。ベックリーン”死の島”三元社。西洋絵画の・・シリーズと同じシリーズから、浮世絵の歴史。以上6冊。ほかにみうらじゅん・いとうせいこう“見仏記・親孝行編”を借りたかったが、この本は別途購入しよう、ということで、我慢。とにかく借りたい本が多い。ほんと幸せなことである。。。

  2003.06.17

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• 爆睡モード、土曜、日曜。

  おはようございます。いやー、土日はとことんバ爆睡モードで、夜10時ころ就寝、朝も７時起床、でPCに向かう時間がじぇんじぇんなかった。まあ、疲れていたのだろう、ということで、こういうときは無理しないようにはしている。皆様、レス遅れすみません。なんというか、”今日は、日記書いてないぞ”、とか”ご来訪いただいた方がいればどうしよう”という気持ちが始終している。まあ、ある意味この日記記入が、自分の中では結構重要？になっているのかも。

  2003.06.16

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• おおっ！！これは予想以上にすごい本だ！！

  にょろにょろｘ３さんに教えていただいた、諸川春樹”西洋絵画の主題物語”聖書編、神話編を2冊同時に図書館にて借りた（買えないところが涙・・）。いや、予想以上にすごい本でした！！いままで、わけがわからず”なんでこの人たちははだかでぶらぶらしとんのか！！？”という疑問が一気に氷解！！なんでこれを学校で教えないのか、と思ったが、ギリシャ神話の主神の発展家振りは、教育上よろしくないわな、と思い直した次第である。

  2003.06.15

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• 朝の儀式（理想形）。

  今の自分の生活では、主な情報源は新聞、ということになる。大多数の人にとっては、テレビであり、ｲﾝﾀｰﾈｯﾄであるかもしれない。ちょっと、時代遅れかもしれないとは思う（あんまり気にしてないが）。ラジオ、は聞くが、僕の場合は学生時代からのながら派。なにか聞いていないと落ち着かない。でも、あんまりシャベリがはいると、聞いてしまったり、気が散ったり、シャベリが鼻についたり（耳につく、か？）。で、横浜にいたときは、Ｊ－ＷＡＶＥ，名古屋に来たら、昔はＪＩＰ－ＦＭ，今はＲＡＤＩＯ－ｉという洋楽系のＦＭをとりあえずつけておくのが習慣だ。一人暮しが7－8年あったので、家に帰るとすぐつける、というクセがついてしまった。本当は音楽だけの有線、のような形がいいが（メインはＪＡＺＺ，時にクラシック、でいきたいですな）、コストと手間でこういう形をとっている。ＪＩＰ－ＦＭはたぶんＪ－ＷＡＶＥとかを意識した作りだったが、最近は外人のＤＪが減って、英語のうまい日本人が増えたので、ＲＡＤＩＯ－ｉという後発の洋楽系英語より多し局に変えた。はっきりいって、食堂のラジオは、選局は手で回すタイプの安物なので、いったんコレ、ときめたら、ずーーーーーーーーっとその局ばかり、となる。ラジオに関してはちょっと思い出がある。いわれたらずーっつと心に残ってしまうコトバってありませんか？僕の場合は、４つ。時系列的にいうなら、１．何をよんでるの？　　（4年生くらいの時、校庭で本をかかえた僕に先生が）　　→文庫本のたしか創元推理文庫（ＳＦ系）だった、のを見て、　　なーんだ・・・こんなんよんでんのか・・　　（それ以来絶対ずーっとＳＦ読んだるで、と思いつづけている）２．お宅のお子さんは、ほんとに記憶力がありませんねー。　　（入塾テスト結果をみて。ほんとに本人の前でいうとはデリカシーのかけらもないヤツだ、といまだにはらがたつ。　　　これ以来自分は記憶力ない、と思っている。）３．おまえ、洋楽、くわしーなー！！　　（え！？そうなん？？詳しいのか？自分？？）４．いまのままでいてください　　（あ、・・・・あー、わかった！→いまも幼稚人生まっしぐら！！。でも自分を肯定してもらうのって、うれしいですね。）と・・とまあ、結構今に自分につながる運命的な一言ってありますよね。（そうだ、もう一個思い出した！！”おまえ、出っ尻やなー”（5年生の時、靴をはこうとかがんだ僕の背後からのヒトコト。一瞬なんのことかわからず、てっちり（ふぐ）を思い出した。あとで考えて、”ケツ”がでかい、ということをいわれたと理解。それ以来、できるだけ上半身を鍛えよう、というのがテーマに（涙）。）小学生のころから、高校生のころまで、ＴＶは8時まで、という過酷な決まりがあった我が家の場合、そのあとは寝るまでラジオ三昧。ＦＭ大阪かＮＨＫ－ＦＭだったなあ。で、しらずしらず洋楽に詳しくなっていた。なんかの拍子に洋楽の話になったとき、自分が妙に詳しくなっていることに気づいた。それ以来、ラジオを聞くのはいいことだ、洋楽とかクラシックとかＪＡＺＺとかおぼえるし、というすりこみとなった。・・・今日のテーマからだいぶずれてしまった。情報元のはなしでした。で、新聞中心でやっているわけだが、今朝日をとっているわけであるが、土曜の”ＢＥ”という別冊は結構楽しい。雑誌的なつくりとなっている。気になった記事は、「ま・ご・わ・や・さ・し・い」管理栄養士の杉本恵子さんのアドバイス。　豆、ゴマ、わかめ、野菜、魚、しいたけ、芋。この食材をとろう、ということだ。覚えとかねば！！4才児に”高い”の反対を聞いた。”いかた！”とどうどうと答えた、という投書。試しにうちの5才児に聞くと、同じく間髪を入れず、堂々と”いかた！”と言った。あんまり同じだったので、ちょっと驚いた。で、やっと本論。日曜日に「私がいる時間」というエッセイが載っている。主に作家や文筆業をたしなむ人の、創作時間の工夫、見たいなものが開陳されることがあり、興味をもっている欄だ。今日は料理研究家・山本益博氏。非常に共感を持って読んだ。午前中に家で書き物をする。締め切りはほぼ毎日。原稿を楽しんでもらう、どう料理するかは、突然のひらめきにかかっている、と氏は書く。で、”世の中があまり起きていない”午前5時に目ざめて、小学4年の娘を起こす6時半までがかけがえのない時間になっているそうだ。僕の場合も、今年になって、5時に起きることがある。本当は毎日起きたいが、前の日に12時ころまでに寝た日でないと、日中眠くなってしまう。5時間は睡眠とらないと、体の調子が悪い。（最近は2時ころまで、パソコンやって、7時起き、というパターンも多い）で、おきてからの儀式。まず味噌汁の味噌とき。具が入って、味噌をいれたらいいところまでは、前の晩に家内が準備。茶碗準備。はし、スプーン。湯を沸かし、給湯機からでた湯でｺｯﾌﾟ2つを温める。納豆かき混ぜ（ごま、味の素、時々のり）。ゆで卵2個（子供用）をむく（最近からはプランターの土に混ぜるようにしている）。紅茶を入れて目標ＴＯＴＡＬ15分。紅茶は保温タイプの５００ＭＬは入るコップに入れる。それを持って座卓へ（座卓はたたまず万年床ならぬ万年卓）。山本氏の場合、さすが料理研究家というべきか、煎茶。新茶がうまい、というのに、季節感を大切にする料理研究家のこだわりの一端が見える。新聞2誌を読んで頭を回転。書斎は2坪。右にＣＤの棚、左に本がずらり。目の前はなにもない白い壁。机に向かって真っ白な原稿用紙を見つめ、腕組みをして1時間。うまい書き出しのひらめきを待つそうだ。ひらめき。それがないと書けない、描けない。書いても満足のいく出来にはならない。僕の場合は、図書館などで借りてきた画集や漫画、小説などをぱらぱら。少し大げさですが、”詩神”が降りてきてくれないか、とまつ。この手順を踏まないと、創作モードに変わるのはすこぶる大変だ。

  2003.06.14

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• オルガニスト、読了。

  第10回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。レオさんに勧めていただいた。ファンタジーというと、僕の場合つい指輪物語のようなハイ・ファンタジーをイメージするが、この大賞を見ていると、日本、という国でのファンタジーの多様性・可能性を感じるわけである。だが、純粋に日本だけ、というよりやはり外国のイメージは重要なモチーフである。本作のドイツしかり、酒見賢一の諸作品における中国しかり。

  2003.06.13

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• 潔癖症。

  出久根達郎”本のお口よごしですが ”（講談社文庫、1994年07月、２７７Ｐ、466円、絶版）をぱらぱらとめくる。一番はじめの話が残酷だ。子供のいない人が、郷里の小学校に毎月大量の児童書を作者の古本屋で購入、贈って喜ばれていたが、ある日生徒の一人が本に名前が書いてあるのを発見、”これは古本だ、汚い”といって読まなくなった、もう本は贈らなくともいい、という連絡を受けた、という話。なんという無粋な先生もいたものだ、という思いと同時に、母方の祖父のことを思い出した。このおじいちゃんは、極端な潔癖症で、古本などバイキンがいっぱいついている、そんなもん買うな、というひとであった。養子だったが、自分のすきなことを通し、祖母は結構苦労した、という話も聞いた。コドモであった僕は、そんなんキタナあるかい、とことさら反発し、反動で古本とかがすごく好きになってしまった、いわば、古本の恩人ともいえる。とにかく世間には、だれが触ったかわからん、バッチイ、という感覚が、結構あるんだな、ということは、身近なところから学んでいたのである。フランス語教師だった祖父は、ぎっしり本のつまった、整理された書斎を持っていた。今、そのような書斎があればなあ、とあこがれる僕だが、考えてみると潔癖症と整理整頓は近しく、汚な好きと乱雑は親戚だ。仮に同じ広さの部屋を与えられても、整理整頓された同じような書斎を持つことは僕にとっては不可能なことなのかもしれない、ということを、この日記を書きながら悟った次第である。

  2003.06.12

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• インド。

  ヒジュラの本読了。聖から俗へ、そして再び真の聖へ。作者の遍歴も変化する。神々が、人間程度に不老不死である国。￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥

  2003.06.11

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• 感謝、２０００ＨＩＴ．

  昨日２０００ＨＩＴ．感謝、である。皆様、本当にありがとうございました。これからもがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。。。

  2003.06.10

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• 写真集。

  ＣＬＩＭＢ　女王陛下のロンドン。写真家、ハービー・山口を知ったのは、いつ頃だったろう。吉川晃司の写真集”ＤＡＹＳ”．お恥ずかしいが、僕はこの20年、”キッカワを歌うヤツ”というキャラクターでやってきた。人の歓迎会で、送別会で、そして自らの送別会でも、人から言われる前に、自ら立ち上がって、キッカワをがなる。たぶんちょっととっつきにくい（と自分では思っている）僕に、キッカワをうたったことで、みんながなじんでくれやすいのが嬉しかった。”ＤＡＹＳ”はそんな僕の、芸能界における分身？（勝手にこっちが思っている）共犯者？であるキッカワの、主に外国での一瞬一瞬を、写真家ハービー・山口が捕まえたものだ。”ハービー・山口はね、人間の幸せの一瞬をちゃんと撮っている唯一の日本人の写真家だな”写真家としての先輩であるアラーキーに言われて、氏が感激した言葉だ。ほかには河合奈保子、とかアイドルの写真集しかもってなかった僕は、このＤＡＹＳで受けた、写真って面白いな、アイドル写真で、こんなに面白いのか・・という気持ちをずっと持っていた。でもそれは、吉川君と友達だ、という氏だから撮れる、特別な一瞬なのかもしれなかった。一回り以上ちがうキッカワと、友達になり、その日々の一瞬を切り取る。それができるから、このすばらしい写真集ができたんだ、ということが、この一冊の文庫で確認できる。講談社文庫”女王陛下のロンドン”￥５７１、本文２６５Ｐ、２００２．５．１５発行。

  2003.06.09

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• オシロイバナ開花！！

  オシロイバナが咲いた。うちのは、ピンクというか、紫というか、ブーゲンビリアのような色だが、まだまだ、咲くのは先か、と思っていたら、昨日１輪発見した。これからもどんどん咲いて欲しいわけである。今年はどうも一部で育ちがよくないようで心配である。今回咲いたのは、家の壁に面した、正直雨があたらない条件の悪いところだが、自ら移植したものだけにうれしさもひとしおだ。------------------------------------------昨日立ち読みしたマンガ古本関係の本の中で、気になった箇所。もしかして、結構いいものをＢＯＯＫ　ＯＦＦでＧＥＴしたのか？！僕！！！？ご存知”釣りキチ三平”、全65巻そろえるのに、65巻の最終巻と別巻2冊が特にそろえにくい、という記載が！3ヶ月ほど前に、行き着けのＢＯＯＫ　ＯＦＦで別巻2冊を各100円でＧＥＴしている。状態はあんまり良くなくて、ヤケがあるのであるが、まあ、釣りキチの最終巻はそろえにくい、という話もあるし、とりあえず別巻も買っておくか、というノリで買った。その本によると、最終巻65巻はネットオークションで8000円にもなったとのこと。すぐに売るメドあるわけではないが、なんとなく値打ちモンをつかんだような気がして、昨日のバンは気分良かった。単純なもんである。チイサなシアワセ、というやつでせうか。

  2003.06.08

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• びわ。

  、今日はごみ拾い。小学校の校庭に集合、公園までごみ袋を持ってうろうろ。まあ、散歩ですな。帰りに市営住宅に生えているでかいびわの木にたくさん実がなっているのを発見。市営なんだから、市民のものか、などと勝手に解釈して１個食べてみた。なかなかうまい。すると近所のオジサン的な人（いっしょにゴミ拾いしていたような・・）が、裏のほうが熟してる、などといって、2－3個取ってくれた。小さな実だが、果物は店で買うものではなく、木になっているという事を実感するのも子供にはいいか、と思って、もって帰った。昼食後食べたら、次男にもうまい、と好評。きくとこれくらい小さいびわでも売っていて結構高いとか・・・得したな♪。ーーーーーーーーーーーーーーーーーー江下雅之氏の2002年の著書、”マンガ古書マニア　漫画お宝コレクション１９４６～２００２ ”インターメディア出版、1，800円 、を名古屋駅地下三省堂にて立ち読み（失礼！）。江下氏の著書は図書館で借りて、僕をソフビ界から”この世界に入ったらカネがかかりそう”と敬遠していた古本マンガ界に無理やり引きずり込んだ、”マンガ古本雑学ノート”以来だが、相変わらず、資料価値が高い。2－3日前の日記に、1000円ＯＶＥＲのドラえもん購入、という禁断の世界への突入につきカミングアウト（笑）したわけだが、古本にはまり出した人間の心理的攻防は、800円で、これを超えると第二地獄へ突入だそうだ。たしかに！800円は本のもともとの価格の倍以上であり、心理的ハードルは確かに高い。僕の場合の1000円もほとんど同じであろう。これを超えると、1500円、2000円、数千円の世界はすぐそこらしい。だがもっと悪魔の言葉が・・月に3万円、1年の36万円なら、世のサラリーマンのゴルフ代程度だ、と氏はいうのである！で、30年続ければ、世のお宝はほとんど手に入る、非常に資産価値が高いホビー、だと、氏は続けるのである！！この一言には、クラッと来た。正直・・・。

  2003.06.07

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• ヒジュラ。

  御存知であろうか。インド第３の性。衝撃を受けた。ただでさえ厳しいインドのカースト制。そもそも半陰陽の人間が、デリーに1万人以上、って、そんなに高い割合で、半陰陽は生まれているのであろうか・・仲間が死んだら、仲間だけで弔って、2度とこんな体で生まれないように、と死体を殴ったりする・・壮絶だ・・・3歳から8歳の間に必ず親方が訪ねてきて、ヒジュラのみの世界へ連れていってしまう・・カースト社会ならではの仕組みではあろうが・・壮絶としかいいようがない。刑務所の中を描いた、花輪和一と、同質か、それ以上の衝撃。ちくま文庫”ヒジュラに会う”大谷幸三著を読んで・・

  2003.06.06

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• そうだ、にゃん吉だ。

  猫好きの方にはすでにおなじみの本だと思うが、寒川猫持先生のホン、”面目ないが”（新潮文庫版）を購入。気持ちは若いが、体はオッサンな、僕のような関西人には、この人の本や歌は、ものすごくＦＩＴする。ＦＩＴしすぎ、といってもいい。少しく切なくなってしまうほどだ。単行本は置き場に困るので、先生の本は図書館で借りていたのだが、もう何年前になるか、香港に出張して、ホテルの部屋でくつろいでいたら、いきなり部長が、”明日の打ち合わせをしよう”といって部屋に来て、机に置いてあった猫持本をおもむろにチェックすると、なぜか一句手帳に書き付けたことを思い出す。なぜビジネスの打ち合わせで、猫持歌を手帳に記したのか、そのつながりはよくわからなかったが、そのことで部長に妙に親近感を持ったのではあった。思えば、部長のお父さんは、日本で初めてゼロ戦に乗った人だとか。あんまり関係ないが。皆さんご存知かもしれないが、その中でも特に有名な歌と、中年のおっさんの琴線に触れまくる歌を書き写しておきたい。もみじ饅頭一個くわえて走ってるあのしましまがうちの猫です僕ですかただ何となく生きているそんじょそこらのオッサンですよ２句とも後書きで田辺聖子女史が引用されている、猫持歌のなかでもパワーあふれる作。とくにこの”オッサン”。このコトバは僕が常に大事に使いたい、と思っている言葉である。関西人以外には理解困難なようだが、僕はこの”オッサン”という言葉の使用範囲を、無限に拡大解釈してつかっている。ホンマのおっさん以外にも、わがムスコ（５歳と８歳）はもちろんのこと、犬、猫、その他人間以外の生き物だいたいに使用する。これは僕の父親の用法でもある。父親は、飼い犬（メス）のことも、いつも”オッサン”と呼んでいる。これはもう、全ての人称代名詞であり、性別をもこえている。オッサン、とよびかけられたら、おい、トモダチ、あるいはおい、仲間、といっているのと同じなんである。で、相手の反応が芳しくないと、あ、これは仲間ではない、ということになってしまうこともある、コワーーイリトマス試験紙でもあるのである。しかし、メスイヌに呼びかけて、反応が芳しくない、もないわな・・・で、先生の愛描が”にゃん吉”。記憶がさだかではないが、確か物故されたような・・・平成９年で20歳だからなあ。うちの亀は”かめ吉”（次男もほぼこの線で納得）。そのまま、である。そういえば、ピョン吉、というのもいた？なあ。あれも名前のインパクトは重要な要素だったと思う。＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾昨日は妙にたくさんの方にご来訪いただきうれしかった。多分日記タイトルのせいか？？でも、ひっかけやったんやけど・・・（どら、で落としといたつもり）皆さん、ゴメン。

  2003.06.05

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• 禁断のエリアへ、とうとう足を・・・・・・・・・。

  踏み入れてしまった。人間、本能的に、自分にとってのリミット、というか”ここを越したら、ヤバイで”という境界線を持っているものだと思う。今日は、僕にとってこのあえて言えばひとつのタブーを犯してしまった！！！なんに対して！！！？ドラえもんである！！！！！自分でもほとほと感じること、それはとにかく熱しやすく、冷めやすいことである。それと、モノをめちゃくちゃ集めやすいタイプ、ということである。皆さんご存知の”ドラえもん”、これは小学館・てんとう虫コミックスで、全４５巻ででているのである。とにかく巻数が多い、と思い、まあ、目に付くところから、子供も読んだら面白かろう、とちょこちょこ買い出したのが記録によると、２００２年１０月。だが、どうもＢＯＯＫ　ＯＦＦでも子供に人気らしく、買取り金額が高い（１２０－１５０円）。すると、勢い、ものが結構集まってくる。で、その中から、初版を探すと、結構あるのである。まあ、これもＢＯＯＫ　ＯＦＦもうでのひとつの理由になるわい、と、屁理屈をつけて集め出した。３０巻から、４５巻は大体集まった。だが、ここにひとつのカベがあった。２０巻代は、ＢＯＯＫ　ＯＦＦでは結構初版は出ない。２０巻より前はもっと厳しい。まあ、年代を考えると当たり前か。２０巻で昭和５５年ころの発行、ざっと２３年前である。そこで、僕が自らに課していたルール、それは１．購入は５００円まで２．なるべくプレミアもんは買わないというものであった。２０巻代探しに突入すると、もう５００円以下で程度のいい”どら”は厳しくなる。僕の性格からして、絶対ほしくなったら、どんどん高値で買ってしまう。そう思ったからである。だが、今日！とうとうやってしまった。程度のいい”どら”２０巻を！なんと１０００円で！！！買ってしまった！！！＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾まあ、ちょっと大げさに書いてみました。２０巻くらいは実はリアルタイムでは見ていない。見てるのは１巻から１０巻前後。だから、こんど実家に帰ったら、古いどらを探してみようかな・・１巻の初版なら、多分３万円くらいはするだろう。４５巻全初版で、３１万円で売れていたし・・・いかんいかん、儲けるつもりではないけど・・・ついつい・・芳賀建治”インターネットで古本屋さんやろうよ！”（大和書房）岡崎武志”古本病のかかりかた”（東京書籍）あたりを拾い読みしているので、つい、古本屋モードになってしまった・・・でも、これって、楽天的には結構正しいのカモ（苦笑）。

  2003.06.04

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• 亀吉（仮名）、えさを食べる。

  我が家に先週やってきた、亀吉（仮名）が初めてえさをたべた。あ、行く時間だ・・続きはあとで・・----------------------------------こんばんは。もうすぐ１２時。そうそう、亀吉（仮）のことでした。彼（性別不明につき、とりあえず）は、この家に来てから、しばらく”カメのえさ”を食べなかった。彼が来たので、慌てて買いにいった、その”カメのえさ”を。多分野生だったこと、小亀でないことから、固形えさになれてない、と思い、しばらく様子を見ていた。試しにやったカツオブシは食べた。しかし、カツオブシには、今一つ栄養が無い気がする。そう思って、今朝目の前に固形エサを５－６粒、パラパラと落としてやると・・・・ＯＫ！首を伸ばして、いかにもマンガの擬音的にいうなら、”ぱくっ”・・・という感じで、食べて呉れた！（亀の口は、結構いきなり開くんですな、これが。　ちょっと違うけど、ちょうちんの妖怪の口が、　”バカッ”と空くのと似ている気がする）よかったー・・・これで飢え死にしない。で、夜もやったら食べてくれた。よかったよかった。亀は、上から見ると、じーーつとこちらを見て、結構かわいいもんである。亀には最低１日１－１．５時間、日光浴させましょう、ということらしい。で、毎日ベランダへ、亀のハコをえっちらおっちら出すのだがこれが結構重い。日光浴用の石も入っているし。＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾現在我が家には、この亀吉（仮）のほかに、金魚２匹、カブト虫の幼虫３匹、の計６匹のペットがいる。社宅なので、犬、猫は飼えない。次男が喘息なので、今後飼えるかどうかも不明。だが、長男・次男とも、公園に行くたびに、父親自ら野良猫を触りまくり抱きまくる姿を見せつづけたおかげで、無事犬猫好きになったと思っている。思えば僕の母親も、道で歩いていて、犬がいると、必ず寄っていって”あー、かわいいかわいい”といいながらさわったもんだ。それを見て、犬はそう接するものだ、という考え方が染み付いた。いまかんがえると、そのような母親は、実はあんまりいなさそうだ。ありがたい教えだった、と思っている。やっぱ、ペットはいたほうがいい。

  2003.06.03

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• ありがとうございます。開設１００日目。

  なんだかんだで、今日は開設１００日目。なんとかかんとか、どうでもいいような個人的な（まあ、日記なのだから、あたりまえだが・・）ごちゃごちゃを書きつづけてこれたのは、日記でありながら、ご覧いただける皆様の反応がある有り難さの所為であろう。何の変哲もない、サラリーマン生活ではあるが、日々いろいろ考えることもあり、BOOK　OFFで！！！！買い物することもある。（もう赤太字でかかなきゃ、だな）またまた赤ちゃんホンポでライダー怪人のソフビも３割引で買う。もちろんそのパターンは、１００日前と全然変わらないのだが、その日々の中に、”あ、これは日記に書かなきゃ、だな”という意識が出てきた、すこしだけど・・・で、時間が無くて書けないときは、ちょっとイライラしたりもする。PCが子供の寝室にあり（！）キイを打つ音で起きたりするので、朝はあんまり打てない。夜、が多い。従って、休みの日にいっぱい打てるか、というとそうでもない。むしろ打てない。土日は子供の相手が多く、いっしょに寝ると、子供より先に寝入ってしまう。空き時間を見て打つが、けっこういろいろ言われる・・・基本的には平日の深夜、かな。この数日は”ハリポタ炎ゴブ”を読んでおり（おととい読了）、止まらなかったので、PCがちょっとお留守だったり。まあ、そのときのタイミング、状況に合わせて、気張らず続けたい、と思う。こんなページに何度もお尋ねいただく皆様、本当にありがとうございます。最近も、ジャン＝ミシェルさまに日記リンクいただいた。こんなページですみません、というところだが、すごくうれしいものである。ありがとうございました。。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーオシロイバナ馬鹿。オシロイバナ馬鹿だ。今年もだいぶ元気に葉を茂らせてきた（♪）。もともと社宅の一階なので、庭とはいえないがすこし土の部分がある。そこに自生していたオシロイバナに気がついて、いろんなところに種をまいてみた。結構いい。花の咲く期間が長いのがいい。雑草が生えるよりよっぽどいいので、毎朝水をやっている。去年は社宅の草取りで、雑草と思い抜こうとする上の階の方々を体を張って阻止したおかげで、どうも”この家のオシロイバナは抜いたらﾔﾊﾞそうだ”と皆さんにびびられているらしい（苦笑）。まあ、それで半年以上おしろいばなを楽しめるのならガマンするか・・・

  2003.06.02

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• 今日は田植え体験。

  台風は去ったが雨模様。今日は田植え体験。団地生まれ、親戚も先生、サラリーマンばかりの僕にとっても初体験。本当は子供の体験なのだが。で、いった結果を報告。まず次男、３９度の熱が出ていけず。長男のみ。どうだった？と皆さんに聞かれ、”楽しくなかった”とこたえていたが、顔を見るとそうでもなさそう。スカウト退会事件以来、皆さん気にしていただいているようで、感謝。ほんとにありがたい。泥の中に、ズボズボと足を突っ込む感覚、はなかなかだった。しかし、田植えの前には、水を張ったり、土を調整？したり、いろいろ前段階の作業があるのだろう。そんなことに思いを至らせるには、まずこういった体験をするしかない、と思った。帰ったら疲れて昼ね。夕方まで寝てしまい、家族に顰蹙買う・・・ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー写真家・都築響一氏に”TOKYO　STYLE"という写真集あり、たしかちくま文庫で再録されていたが、今日の朝日新聞・書評欄で、その都築氏がコメントする”ASAKUSA　STYLE"という写真集が気になった。サブタイトルの”浅草ホームレスたちの不思議な居住空間”を読むと内容はモロわかるわけだが、この本はいわゆる浅草にすむホームレスの人たちの”家”の中身を撮った本らしい。まずは、その例として示された、１つの部屋の中の様子にドキモを抜かれた。一見梅沢富男風の、着物姿の女性の絵（まさか部屋の主が描いたのか！！！？）の周りに散らせた花札のイラストの配置の妙！立てかけてあるギター！！！そして部屋の奥に、ふてくされたように背中を向けて眠るこの”梅沢ルーム”の主の姿！！！ホームレスというが、僕の部屋よりよっぽど自分の部屋っぽいではないか！！！？もちろん、その生活が厳しく辛いだろうとは思うが、もし、僕が、家をなくしたなら（←って、今社宅やろ！！←←ついつい自分に突っ込む・・）こんな部屋を自作せねばならん、というつくりだ。三角の屋根。棚。ほかにも、ある小屋はワンルームマンション並の面積を誇っていたり、太陽光発電を備えたものもある、とのこと。この名古屋にもブルーシートで覆った箱を多数見かけるわけだが、その中はこんなになっていたのか・・おととい読了した”ハリポタ炎ゴブ”（略してすんません）で、キャンプ場に張った魔法使いのテントの中身が、ワンルームマンションなみに広くて暖炉あったりしたが、なんのことはない、同じ魔法がこの日本の浅草で使われているではないか！！

  2003.06.01

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• 腕時計。

  かなりの時計オタクだ。だが、貧乏（涙）なので、もらいもん、安モンばかり。で、昨日は朝8時出勤＆掃除だったので、食卓の上に愛用の時計を置いて、３分で味噌汁＋ゴハン＋納豆をぶち込む。→注：関西人ながら、父親が水戸出身なので納豆可能。食べ終えて飛び出た。あ、時計わすれた・・で、時計なしで１日すごす。思ったより不便。時計のないところが結構おおい。今は携帯に時計機能あるようだが、僕は携帯ない。BOOK　OFFで立ち読み。時間がわからず、つい１１時の閉店までいることに・・寝るときもしていると、なんか一日中腕が寂しかった。オートマチックで１０年近くメンテしてないので、狂いが多くなってきたが、僕のお守り、みたいな存在と化してきたな、と改めて感じた次第である。悪魔くん千年帝国（全）ちくま文庫、７８０円→４５０円水木しげるの妖怪探険　マレーシア大冒険 ６９５円、１９９９年→３５０円。最近見つけると、とまらないな、水木しげる。

  2003.05.31

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• 立ち読みマッシーン、出動（苦笑）。

  3時間。バカボンド、１，２，４，６，７，８．カルラ舞う、４，５集（朝日ソノラマ愛蔵版）。愛蔵版は多分2－3冊の分量あるので、時間かかった。まあ、流行っているから読む、のはあんまり好きではない。あるマンガ好きのマンガ家の作品を読むと、同じことが書いてあった。寂しいことに、大人になると流行っているマンガを熱く語り合う友達がいなくなるから、と。そうなんだナ。いない。それで流行が終わってから、ひとりひっそりと読む。バカボンド、これはまだまだブレーク中。この作家、特別な思い入れあり。実は名前（書き）がいっしょ→フルネームではないですよ。読み方は違う、僕のほうが読みにくいが。なんだか、本屋で自分の名前が大書きされているようで、どちらかというと珍しい（同じ書き・読みの人に人生で一回だけであったことあり）名前で、”なんか、さきこされた。”みたいな不可解な感情を持ってしまうんである。なんなんだ、この感覚・・・

  2003.05.30

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• 刑務所の中。

  ぜんぜん知識がなかった。未決囚が入れられる留置所と、懲役囚が入れられるいわゆる刑務所の区別さえ、恥ずかしながらはっきり認識していなかった。なんとなく違うんだろうなー、という程度。それが、この花輪和一の作品を読むと、一気にすべてがわかった気がする。もちろん実際は全てではないだろう。場所（本作の場合は札幌）による差もあるだろう。だが、図らずも実刑を受けてしまった作家の、掛け値なしの真実のルポになっている点が、違う。で、この作家の作風がまたルポ向きだ。これが、少年マンガ家や、少女マンガ家ならまた違うんだろうが、この花輪という作家の画風は、絡みつくように枝葉末節を再現する。作家の感性もまた、フィティッシュだ。刑務所の中を知りたい人は結構いるらしく、この作品が普通の人たちの間でも話題になっているようだ。曰く、”刑務所のなかの様子が知りたければ、はなわという作者の刑務所のナントカを読め”、という感じで。だが、昔から花輪を知る僕の場合、これはえらいことになっているぞ、というオノノキ（笑）があった。丸尾末広とならんで、花輪和一は、いわゆるガロっぽい”変態系”マンガ、という認識があった。怖いものみたさ、手で顔をおおって、指の隙間から見てしまう、そんなヘンタイであった。よんでいると、これはスゴイもの見てしまっている、エエんか！？というカンジ。その花輪が刑務所に！！？どないなっとんじゃ！！！！と作家収監の際にはオドロいたもんである。で、そのあと出たのがこの本。刑務所の中は、地獄のユートピアだ。監視され、決まったわけのわからん軍隊風の動きをさせられ、（これを見ると、日本人が刑務所とか軍隊をつくろうとしたときの管理、の感性はまったく変わっていない気がする。本質的な国民性がこんなところで発露するんだろう）朝、昼、晩、食事を与えられ、お天道さま、食事、四季に敏感になり感動し、いつしかその生活になれてしまうと、シャバに出るのが怖くなり、で、実際にでると、前科モノ、定職なし、で生活はできず、シャバこそ地獄となる。この”シャバを地獄にする”ことこそ、一番の懲罰なのではないか、と思った。更正して、まじめにやるぞ、と思っても、世間的に許されない立場の受刑者の場合。それを感じるから、何年もお勤めしたあと、出所するのがすごく怖くなる。動物的なカンで、シャバにでたらヤバそうだ、ということが判るのだろう。幸い花輪氏は、それを顕微鏡的な、まさに”見る人”としての能力をフルに発揮して、微に入り細を穿った本作を世に問い、皮肉なことにそれが万人向けのテーマであった為、たぶんほかの作品より売れてしまったのである。刑務所シュミレーション漫画。でも、やっぱりこれはコワイ。入りたくない・・・

  2003.05.29

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• Double Book off.

  2軒のBook　Offをはしご。よくやるよな、まったく。何回かいくと、バイトの店員さんの顔の区別もだんだんついてくる。なんだか、妙に丁寧で、歌うように例の”BOOK　OFF”定番のコメント（”不要なものがあったらぜひ持ってきて”というやつ）を言って、少しこっちを恐縮させるバイト君。また、今日は見るからにアタマ悪そう（うーん、ちょっと問題か、この表現）な雰囲気＆服装の背の低いヤンキーなヤツに、因縁つけられて困っていたバイト君（マジではらがたって、一言言おうかと思った←血の気多い？）。多分、CDの値段やキズのことで、因縁つけられていたカンジ。対面商売の苦しみだろう。イロンナ人が来る。がんばってやめるなよ。って、僕はＢＯＯＫ　ＯＦＦのオーナーか！？（苦笑）で、今日は贅沢なかいもの。こずかいが出ると、つい、100円以外の本に手がでてしまう・・イカンイカン・・・だが、水木モノは定価の半額でも買うようにしているから、仕方ないが・・・で、”刑務所の中”花輪和一．前から読みたかったこのモンダイ作をＧＥＴ．1600円→850円。2002年11月21版。結構売れているようで安心（？）．花輪の作品は、高校生の時に接して衝撃を受けたんであるが、この作品のリアルな迫力はスゴイ。荒俣宏ＶＳ小松和彦、”妖怪草紙”。学研Ｍ文庫。700円→350円。2001年11月初版。元本は1987年工作舎刊。最近マイブームの妖怪モノ、しかも対談。井上円了などの参考文献の紹介も豊富。コミック昭和史、第７巻。水木しげる。講談社文庫、500円→250円。1994.11初版。以上の収穫。なかなかいい。2時まで”刑務所の中”読んでしまう。止まらなかった・・・・スゴイリアルだ。

  2003.05.28

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• ハリポタ。

  はやっぱり面白いな。話が映像的だ。映画を見てしまうと、登場人物の顔が決まってしまう。作者のローリング女史は、英国女王より金持ちとか。まあ、でもこんな話が書けるんだから・・・￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥朝日新聞に手塚治虫記念のマンガ賞があり、高野文子が大賞（黄色い本　講談社ｱﾌﾀﾇｰﾝKCDXと思う）。受賞のコメントに”私の本は、あんまり売れないから、読者の声があまり届かない”とあった。看護婦をしながら、マンガを書いた、というデビューのころの話も読んだ。顔もはじめて見た。結構得した。後笑ったのがわれらが水木しげる。特別賞受賞したが、年下の手塚治虫の名前を冠した賞を受けるのが面映いのか、賞をもらうのは、賞金がもらえたりするので、”一粒が2度おいしい”、と来た。やはり意識する部分があるのだろう。そのあたりのコメントがなかなか読ませた。ＰＳ．ヒカルの碁、終わったんですな。佐為は好きだな・・

  2003.05.27

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• しごとっ！

  ちょっとこの日は忙しかった。11：43PMの終電。家に着くと12:30過ぎ。終電は一杯やった人がおおいな。仕事で乗るとちょっと損したような気がする。翌日は6時起き。7時45分には会社。いつもは9時着だが・・通勤のお供は”はりぽた炎のゴブレット”。ハードカバーは重たいんだよな・・・

  2003.05.26

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• 亀が来た。

  あかみみがめ、のようだ。体長15センチ、中型か。昨日は図書館へいったのだが、約6ヶ月待ちのハリポタ炎のゴブレット、芳賀健治”インターネットで古本屋さんやろうよ！”（ストレートなネーミング、南伸坊の装丁で、なかなかいい本）、”オルガニスト”（第10回ファンタジーノベル大賞受賞作だったんですね！レオさんに教えていただいて、導入部を読んだが、なかなか引き込まれる感じです。ドイツ、ということでは皆川博子”死の泉”をすこし連想→ドイツなだけか・・・）を引き取りにいったのだが、借りたあと、近くの池の周りを次男とうろちょろしたわけです。すると、さおが接続式の網をおもむろに取り出すおじさんが・・次男は亀に日光浴状態を確認するためにおじさんのそばに・・・お、このおじさんは、いけの魚をとる人か？？すると、なんだか次男がおじさんにもらっている？それが亀だった。子供の手のひらで裏返しにされてもてるくらいだが、小さくはない。頭の横の部分が赤いので、多分アカミミガメだと思った。多分、飼えなくなった緑がめを池に放したのが大きくなったのではないか？で、まあ、亀はおとなしいし、ちょっと飼ってみるか、と持ち帰った。小亀ではないので、プラケースでは厳しいので、近くのホームセンターで”ホームコンテナ”（プラスチックのハコ、ですな）を購入（約1，500円）、そこに入れた。亀は一日1時間以上日光浴させないとカルシウム不足になるそうなので、持ち運びが面倒だな・・・しかし、ぼーっつっと首を伸ばす姿はなかなか愛嬌あり、だな・・・。水木しげる、妖怪文庫１－４、河出文庫、重版、各200円で購入。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー公園で桜の木にさくらんぼのような実を発見し、驚愕。いままで、さくらんぼは名前はさくらだが、違う木になると思っていた・・・やっぱり桜の実だったのか！！！！？？？？？事実を調べなければ・・・・。

  2003.05.25

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• 昨日、今日と飲み会。。。。

  正確には昨日、おとといか。今12時2分だし。しかし、本当に弱くなったもんだ、酒。昨日（どっちだ？？→初日の方）は一次会で眠くて眠くて・・・今日は会社で眠くて眠くて・・・で、早めに帰ってねよか、と思って会議から帰ってくると、今日課のみんなでちょっといかぬか、とこうきた。まあ、仕事抜きで結構気楽な部分が多く、課の飲み会はそんなにいやでもないので、眠いが参加。焼き鳥食べまくり、だが、酒は押さえた。生絞りライチ＆生オレンジとか、そういったジュース的チュウハイとした、ねむいので。今日は2次会なし。＠￥3，000．－。まあ、安めか・・釜飯を最後に。たけのこ＆たこ、山菜、かにの３味とした。一番人気はたけのこ＆たこらしい。

  2003.05.24

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• 青の炎。

  貴志佑介、を本日読了。黒い家、天使の囀り、と読んできて、同じ作者の３作目。作品としては5冊目とのこと。この作者の本は、不気味さ、居心地の悪さ、のようなところがクセになるが、本作は、どちらかというとさらっとした、中篇、という印象。だが、読み出したら、かわいそうな結末が見えそうな気がして、ラスト部分は2－3日読めなかった。予想通り気の毒な？結末で、爽快感は皆無だが、そもそもホラーで爽快感を望むのは変だな。今回は気の毒、でも読んでしまう、という感じだった。＾＾＾＾＾＾＾最近、映画になったんですね。うん、映画向けの作品ではある。気の毒系青春映画。

  2003.05.23

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• 白い本。

  前にも書いたかな？東急ハンズで見つけた、白い本。自分で書き込むことで、自分の本ができる。まあ、ノートとあまりかわらないっちゃあかわらないんだが・・。そこにたとえばプリントゴッコとか、PCとかで、イラストとかを貼り付けて、5冊くらい？私家版などをつくったらたのしいかなーーなどということを、昼間、エルゴメータするまえに、マットでねっころがって、柔軟しながら考えてました。その前に貼り付けれるような、気合の入ったカットをたくさんかかねば・・・ですが。

  2003.05.22

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• 球技？NOT球技？？

  いや、小さいころから球技はすこし苦手なのだ。ということは、脈々と球技に関する苦い思い出とかもある。学校では、僕の時代は野球。打てない、投げれない、受けられない。学校でもひまになるとソフトボール。ボールがくると”あーーーーー”というのはいまだ変わらない。力だけはあるので、サッカーボールをけったり、はいいときもあるが、いかんせんテクニックはゼロ。テニス、ゴルフ・・ゼンゼンダメ。ちょっといいのは、バレーのそれもサーブだけ。それだけ練習したのだ。あと、ボーリング。これはちょっと球技とはいえないかもしれない。ニュアンスとしては砲丸投げに近いから陸上？？あとは日々の話題。野球、サッカーとかは、やっぱり得意でないので、見ててもあんまり面白くない。大リーグはちょっと異質で面白いが。だが、日々の話題では出る。引き続き肩身狭い。最近ではマイナーといいながらも格闘技が出てきたので少し救われる。コアなプロレス知識で、特異な位置を確保する状況だ。妖怪馬鹿で京極氏が野球、サッカー嫌いと読んで・・・ちょっと書かせて頂きました。。

  2003.05.21

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• 通販生活。

  1年間4冊720円を申し込むことにした。まだ金は振り込んでいないんだが。ちらしにはいっていたアオリにひきつけられて、とちらし業者が聞いたらないてしまうようなきっかけだった。1冊目が届いて、読んだ感想。うーん、カタログ、というより、生活雑誌的なニュアンスが多い。あと、個人の趣味よりは、生活に重点がおかれている。まあ、タイトルをみるとあたりまえだが。雑誌ではサライ、ラピタあたりが好きで、よく立ち読みするが（笑）、狙っているところは近いかな。あとは、最近の流れでエコ面で気をつかっているな、とも思った。

  2003.05.20

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• ばか貝料理。

  潮干狩りでは、子供の引率がメインでもあり、あまりアサリが取れなかった。粒はでかいが、30個くらい。だが、出発前に、ばか貝（青柳ともいうのか？）の料理法をもらっていたのと、前日下見でばか貝を大量GETして料理したら大変美味だった、との意見あり、参加者はばか貝も同時にGET。ばか３０にあさり１、というような取れ具合で、結果ほとんどがばか貝に。家に帰って早速料理してみた。POINTはゆでて取った身を泡立て機で４ー５回混ぜて、砂をとることだ。やってみると、まあ、すこしはじゃりっとするが、結構うまい。まあ、とにかくあさり不漁の日でも、ばかはいっぱいとれるので、絶対全体の水揚げ（笑）では不漁はない、という精神的な面でのNOストレスが一番のPOINTだろう。

  2003.05.19

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• 今日は潮干狩り。

  に行きます。といいながら、自分の所の子供は、アトピーで行けないので、ほかの子供の引率ですが・・・。では成果はまたあとで。

  2003.05.18

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• 古本の短い後ろ髪。

  を、つかみそこねた。古本関係の随筆等を読むと、”古本は一期一会””見つけたときに買っておかないと2度と出会えない”などという文句が並ぶ。基本的にそのことばを胸に、日々購入しまくっているわけなんのだが、いろいろたくさんGET出来たとき、これは買っておくかな・・、となやんだ場合、”まあ、多分この本すぐうれないだろうから、次回にしてもいいか”と思う場合がある。最近では、柳田國男の妖怪関係の文庫。確か講談社学術文庫だったが、手にとってどうしよう、と考えたのだが、まだ100円ではないし、もうちょっと考えるか、と思って棚にもどしたのだ。そのときは、”遠野物語”を探していたので。で、帰ってから最近頻繁に言及（笑）している”妖怪馬鹿”を読んでいたら、この本は妖怪もののバイブル、などと書いてあるではないか！！！い、いかん、と思って慌てて次の機会に探したが、なかった。なんでこんな本が売れるの？と思ったわけだ。妖怪の本でっせ！！！？？？そんな本普通買う？？悔しかったな。やはり先達の言葉は真実だ。”古本の短い後ろ髪”をつかみそこねた。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー本日のBOOK　OFF.子供に岩波少年文庫”星の王子さま”、”ライオンと魔女”BY　C.S.ルイス。各100円だったので、まあ自分の嗜好の押し付けかもしれないが・・・鬼太郎、講談社版（復刻版）1巻＋新装版8巻。各250円。状態はあんまりよくないが。立ち読み、ヒカルの碁。12巻ー17巻。14巻はなかった。佐為編の終了まで。佐為、というキャラがいないと寂しいし、幽霊？である彼の存在がこの作品を単なる碁バトル漫画以上に子供にアピールしたと思う。今後の展開が、気になるところ。カルラ舞う。1－2集。昭和60年代の妖怪系漫画。初見だが、丁寧な画風やストーリーに好感を持った。全部読まねば。まあ、平均以上のBOOK　OFF　DAYだったな（苦笑）。

  2003.05.16

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• ルソー。

  の画集を借りた。赤瀬川原平氏のセレクト、解説付きのやつである。氏はご自身が画家だけあって、解説がまたちょっと違う。極端に言えば、絵と解説がぶつかりあっている、部分がある。美術の教科書で見る”名画”に類別されてしまった瞬間に、”与えられたもの””勉強の対象”になってしまって、絵本来の魅力に気づきにくくなる。有名な絵以外の方が、面白い絵があったりする。ルソーの生涯は結構大変だ。蛇使いの女など、呪術的パワー、感じる作品だ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー子供のことで、皆さんのあたたかいコメント、本当にうれしいです。昨日、スカウトの隊長の奥さんがわざわざいらっしゃって、慰留された。他人のことをこんなに一生懸命になっていただける人がいる、すばらしいことである。ありがたい。このような出会いはなかなかない。そう話あって、もうしばらくがんばろうかな、と話している。

  2003.05.14

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• ご心配かけてすみません。

  昨日の日記では、たくさんの方にご心配頂いて、本当に嬉しかったです。弱音を吐いてしまって、反省しています。イキオイではじめた日記ですが、さまざまな皆さんの生き様、考え方に触れることが出来、よかったなあ、と思っています。一応本日、隊長をされている方に、子供のスカウト活動やめさせていただくことを話しました。すごくがっかりされましたが、家族で決められたことを最優先します、といってもらいました。この隊長の人柄に惹かれて、活動続けていたので、申し訳ない、という気持ちでいっぱいでした。まあ、決めたことで、あとあと後悔しないように、行きたいです。ということで、ご報告まで。いやいや、今日も暗めですいません。今日は河出文庫、杉浦茂、少年西遊記３、水木しげるエッセイ、妖怪になりたい、の2冊を購入。いや、BOOK　OFFになれた身には、定価、かつ文庫で＠800円以上という価格は、大袈裟でなく、目のくらむ思いだ。清水から、バンジージャンプ、という感じになってしまう。ただ，Ｂｏｏｋ　Ｏｆｆになれると、この本はもしかするとBOOK　OFFでは発掘できないかもしれん、というのが、なんとなくわかってくる気がするから不思議だ。杉浦のマンガ、これはヤバイ。ちょっと発掘無理なような気がして、無理して購入。ミズキエッセイは、多分買えるだろう。だが、本年81歳になられる御大の幻のエッセイ、とくれば、この数日間”妖怪、妖怪”と叫んでいる僕としては、ヤッパシ買い、であろう。いやー、贅沢した。いかんいかん、節約せねば・・・。

  2003.05.13

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• 今日はちょっと暗い話題ですみません。

  実は長男はｱｽﾍﾟﾙｶﾞｰ症候群だ。社会性の発達が遅いので、ﾎﾞｰｲｽｶｳﾄに入れてその部分伸ばそう、としているが、スカウトのﾘｰﾀﾞｰは一般の人がボランティアでやっている訳で、やはり、うちの子を見るのは厳しい、ということになった。家族内でいろいろ悩んだが、やはり、自分の子供は自分で面倒みるのが一番いいのだろう。そのことに気づかせてくれた、という意味でもスカウトに入ってすごくよかった。集団の中での子供の様子も見ることができたし。父親、というのは、なかなか子供の普段の姿がわからないからな。いろいろ親切な人と出会え、普段の会社で付き合う以外の付き合いも楽しく、非常に残念ではあるが、やはり、うちの子の場合は、一般の親御さんでは、対応できないし、する気もちになってくれ、というわけにもいかない、ということがわかった。親身になってくれる人がたくさんいて、うれしかった。ま、ちょっと悩む話ではありますな。￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥￥そんな悩みでいっぱいの中、本日”妖怪馬鹿”読了。いやー、読み終わるのがおしかったー。←ホンマになやんどんのか？自分？？　ちょっと自分につっこんでみたい、そんな気分でした。でも、悩んでると変な夢見ますな！昨日は不治の病になった夢で、寝た気がしませんでした。今日はがーーーっつとサケでも飲んで爆睡したるか！！ということで、おやすみなさい。

  2003.05.12

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• 

  Ｔ・Ｐぼん。

  という作品がある。1978年ころから1986年ころまで数誌に不定期連載された藤子・Ｆ・不二雄作品だが、これがひとつのＦ作品の頂点に位置付けられるものだと確信している。どうも、単行本未収録作品があるようで、もともと中公漫画文庫版を読んでいたが、一部未収録作品が、最近はやりの軽装版で収録されていたので、これも購入した（＠￥50ｘ5＝250円だったんですが）。だが、まだ、1986年度の作品で未収録のモノがあるようだ。マニアには常識なのだろうが・・・。このころのＦ氏の線が、なんとも円熟味があって、大好きなのである。このころはあまり作品は多くなく、ドラえもんの30巻以降（→ちょうど僕が小学館の学年雑誌やコロコロを読まなくなった時期だ）や大長編ドラえもんなどでその線の冴えを見ることができるが、いい意味で漫画のお手本、というか、おもしろさのつぼ、絵のつぼを押さえた、とにかく僕の琴線にビビッつと触れまくるものばかりなのである。これは、氏の死後、プロダクション作品としてかかれている大長編ドラえもんのコミックを読んだときに実感した。やはり読むのが辛い。もちろん氏のアシスタントを長年勤めた人たちが書くのだから、一こま一こまはほとんど氏の画風に近いモノも含まれている。だが作品から立ち上ってくる香気、みたいなものが、やはり違いすぎて、違いばかりが気になって、読み進められないのである。まあ、小さなコドモにとっては、それでもドラえもんが漫画になったほうがいいのだろう。映画の宣伝としても必要なのは十分理解できる。栗貫のルパンはまだ声だからそんなに気にならないが、やはり絵だと本家にずばりそっくり、というのは難しいな、と実感する。京極氏の文章を読むと、水木しげる氏の作品でも、最近は相当アシスタントの手が入っている、とのことだが、あんまりピンと来てないのは、線の性格によるものなのだろうか、ハタマタ僕の水木度がまだまだなのか・・多分後者なのだろう・・ちょっとくやしい。

  2003.05.11

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• 妖怪人間ベムと猫目小僧。

  まだまだ妖怪ひきづっています（苦笑）。僕の生まれ育った神戸というところは、場所にもよるだろうが、東京１２チャンネル系の番組は基本的にみれない地区であった。ローカルでサンテレビというのがあるが、すくなくともリアルタイムで東京１２チャンネル系とネットしていなかったと思う。そうすると、なにかというと、東京１２チャンネル系のアニメで、知らない作品が出てくるのである。今の状況はわからないが、もしかすると神戸の子供は”ポケモン”のアニメを見れてないのではないか？？？そうすると、大きくなったときの文化（→大げさ）が違ってしまって、他地区の同世代の人間と盛り上がれないＯＲ肩身の狭い思いをするのではないだろうか？？そんなおせっかいなことを思った理由は、”妖怪馬鹿”にて、楳図かずおの”猫目小僧”が東京１２チャンネル系で放映されており、出席者の共通認識になっていたのに、僕はまったくしらなかったことにある。最近ちょっと楳図の怪奇モノに興味が出てきたのであるが（おろち、とか）、はっきり言っていままで、楳図は爆笑モノ以外はちょっと避けていた。理由は簡単、怖がりだからである（苦笑）。つまり、ほんとに気持ち悪い、として、コドモ心に認めていたわけですな。で、猫目小僧、もちろん名前はしっていたが、昔の子供の間で、鬼太郎、ドロロンえん魔くん、デビルマンなどとならんで、（テレビ）妖怪・悪魔入門作品として位置付けられるべきもの、という認識がまったくなかったのであった。これはちょっとショックだった。過去のアニメのタイトルと位置付けは、大体頭に入っている、という自負（←何の役に立つんだか・・・）があったのに・・・。で、その位置に僕の中でドッカリと存在しているもの、これが”妖怪人間ベム”なのである。本作品は、旧サリーちゃん、旧アッコちゃんなどと並んで、夕方５時とか、冬休み、夏休みこどもお楽しみ劇場、とかで、再放送される度合いがいまだ高いのは、非常にヨロコバシイことである。さすがに作品の性格からか、現在の放送コードにひっかかる部分が多いようで、見ているといきなりベロを罵倒する”人間”のセリフが口パクのみ、というケースが気になって仕方ないわけだが、それでも口パクでもいいから見せてほしいし、テレビ局もある程度”こんな作品だし、しょうがねえな”とあきらめて、ちょっとくらい不自然な口パク入っても放送してくれちゃう部分はうれしいところだ。やはりあの作品は、妙なバタ臭さ、無国籍っぽさ、主人公がストレートなかっこよさを追求していない点、変身時の気味の悪さが、いつの子供心をもわし掴み（グワシッと←あ、これはちがうか）にしてしまう、と確信している。そんな人間も多いようで、最近になって発売された、主題化・サントラ集や、ガシャポン系の人形、復刻版コミック、などは目に付いたところは即ゲットしてしまっている。で、多分、猫目小僧も似た感じなんだろうな・・ちょっとうらやましい。先日まんだらけ名古屋店で、サンコミックス版全５冊〈初版）を１万円（＠￥2，000）で売っているのを発見したが、これは安いのだろうか・・・？

  2003.05.10

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• 引き続き妖怪馬鹿。

  を読んでいる。いや、３人の妖怪馬鹿と１人の編集者の対談なのだが、とにかく出席者の世代がモロに僕とかぶさるため、まるで会談に参加しているようなオモシロサだ。とにかく楽しい。世代的な共通認識（ま、昔見たマンガ、なのですが・・）をベースに、皆さん深く深くさまざまなフィールドに亘って考察している。いろいろなところに飛び火しつつ、結局なんでも妖怪に結び付けてしまっている流れもイイ。で、気になったのが、都市伝説。僕が会社でタイ向けの営業担当していたとき、タイ駐在者が、現地の日本人コミュニティ誌に載っていた実話、として僕に語り、真実僕の心をぞっとさせた話、これがどうも都市伝説だったようなのだ。その話は、タイのデパートに買い物に行った日本人新婚カップルの妻が、トイレに入り、いつまでたっても出てこないのを不審に思った夫が見に行くと、妻が内臓を取られて（肝臓だったか？）倒れていた、というもの。（たしか妻は生きていて、まだ入院している、とのことだったが）そのころ、臓器売買の話題も多く、ななんてタイは怖いんだ、とびびりまくったのであった。で、この本を読んでいると、この話に非常に似た話が、海外での恐怖（都市伝説）として、数多く語られている、ということがわかった。ただしそちらのほうでは、妻は失踪し、何年後かに奴隷で見つかる、という、これも悲惨極まりない、落ち込んでしまう落ちがついているのだが・・。

  2003.05.09

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• 河童の覗いたヨーロッパ。

  を読み始めた。昔評判になった、”少年Ｈ”や神戸出身であることから、気になっていたのであるが、新潮文庫となっている”覗いた”シリーズの１冊を、手にとって見たわけである。さすが舞台芸術家だけに、建物を切り取る画力はすごいものがある。またぞろ、はまりそうな予感・・。その他、”妖怪馬鹿”京極ほか、”森の生活”ソロー、を並行して拾い読み中。京極氏のいろいろな作家のパロディはほんとにすばらしい。いじわるな目でみても、その作家の特徴を完全にコピーしている。特に田河水泡は脱帽ものだ。すごい画力だ・・・

  2003.05.08

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• 本の整理。

  をちょっとした。自分からすすんで、というわけではないが・・まあ、たいした方法ではない。ダンボールを半分に切って、その中にマンガと文庫を７０冊程度放り込んだだけだが・・次男に”このマンガ読んでもええよ”というと、”いいよ、ボクあんまりマンガ好きじゃないから”ときた・・・・・。あれ？この親にして、このこあり、というパターンではないような・・妙にしっかりしたヤツだわい。反面教師おおいからか？？

  2003.05.07

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• 久しぶりの会社ですなーーーー・・・。

  やってしまいました。最近はやりの”ヒカルの碁”、未読だったので、１冊読んでみるか、と手に取ったのが運の尽き、１－１１巻まで一気に読んでしまいました・・・首と腰がずタぼろです。絵が結構いいですね。癖がなくて、清潔感あって。（ＳＡＩのキャラが無邪気で気に入った）連想したのは、六三四の剣。ライバルがサラブレッドなのだが、イヤなやつではなくて、でも天才肌で、容姿は端麗・・・といった部分がにているような・・碁の対決も、剣道の真剣勝負と通じますね。主人公の造形は、一見べイブレードのカイみたいですが・・・（こどもの付き合いで、ベイも結構詳しかったりします）次男は何とか回復しました。でも家に帰ると長男問題が・・・これは精神的なものなので、結構重たくはあります。まあでも、前向きにいかねば、ですな。でもなんか風邪ＯＲ花粉症で調子はいま３くらい。体重も休みで２ＫＧＵＰしたし・・徐々に調子を上げていくぜい！！（カラ元気）

  2003.05.06

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• 休み最後の日。

  ですね。昨日から次男５歳が熱をだして、今日は動けなさそうです。昨日はかぶと虫幼虫を購入。２匹＋プラケースで３８０円。プラケースが２８０円で売っていたので、幼虫は１匹５０円の計算。あと、最近は外国産のかぶと、クワガタも多い。日本のオオクワと大きさの変わらないオオヒラタペアが１９８０円で、買える。小さめのアトラスおおかぶともペアで同じ値段。オオクワガタペアは３９８０円、オオクワ幼虫は１９８０円。自分の子供のころ思い出しても、このあたりの虫は、持っていると自分の眷属（笑）というか、そんな感じがして、どうしてもほしかった記憶があります。あの形から、なんとなく”戦闘用”というカンジもあり、とにかく欲しい、と思ったものです。僕の場合、野生でオオクワ見たことありませんが、最近は養殖しやすくなっているようで、野生でなければまあまあの値段で買えるようになってきましたね。オオクワだと、長いと５年位生きることもあるとか。（冬眠させるのが、難しそうだが）これって、大型犬の短命種くらいではないか？？結構子供なら、小学校時代通してずっと飼う、なんてことも可能かもしれない。とまあ、いろいろ考えるんですが、高くて買えないんですけどね。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー昨日は怒涛のＢＯＯＫ　ＯＦＦ３連発！！スタンプラリーが開催され、３店で５００円以上買うと、５００円券がもらえる、ということで、連休はじめにたまたま”水木しげるのノストラダムスの大予言、上下巻”を各３００円ｘ２で購入（文庫版）したので、”これはもしかしたらいけるかも・・・”ということで、昨日は３軒も爆走したわけである。（→もうこれは、ＢＯＯＫ　ＯＦＦで流れてる清水国明（どんな字だっけ）のＣＭ，”Heavy　User”の仲間入りか（泣））ちょっと無理して買った感じもあるが、なんと、どら、４３巻初版を発見！！！うれしー（←ほんとスケール小さいな）もう一軒では、”有名映画女優の未公開ショット掲載”というムック（ｵｰﾄﾞﾘｰ・ﾍﾌﾟﾊﾞｰﾝに結構弱いんです・・・）定価１０００円を５００円で。まあ、普通なら買わないか、値下げまで待つところだが、まんまとBOOK　OFFに乗せられた、というトコロであろうか・・しかし、ｲﾝｸﾞﾘｯﾄﾞ・ﾊﾞｰｸﾞﾏﾝやｸﾞﾚｰｽ・ｹﾘｰ、往年の大女優の決めショットは、やはり一枚の写真にものすごい吸引力がある。日本でも原節子など、そのあたりの女優（男優でもすごいのありますな。眠狂四郎にははまってしまい、ビデオも買ってしまった）の古いショットは、もう写真しかそれを大衆が見て、自分だけのものとして大事にチェリッシュするメディアがない、最高のものを提供すんで！！という気合が感じられてこころ惹かれる。今はいろんなジャンルで接することができ、それはそれで楽しいが、自分で所有しよう、とすると、ブロマイド的なメディアの頑固さ、集中力には負ける気がする・・←まあ、本を買ってしまったことに対する悪あがき的意味付けですが・・ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー異形のモノたちの苦悩を見たければ、日曜アサ８時だ！！！→ってことで、往年の仮面ライダーをはじめから（正確には一文字ライダーからだが）見ていて、最近の平成ライダーを見ながら感じること、それは、作り手がほとんど僕と同世代であり、作り手の気持ちに近いと思っているのだが、（いやー、昔バンダイに入社したかったんですよ！）僕がライダーのサーガ（？）をいったん見限ったのは、やはりｽﾄｰﾘｰ、造形の陳腐化、子供にこびようとしつつ、実は子供もその媚びが鼻について、視聴率が落ち・・・というスパイラルからだった気がする。これはウルトラマンでも同じだ。多分、そのとき子供だった人の意見は違うのかもしれないが、”ウルトラマン８０”はキツかった。とにかく、８０の顔がいやだった。自分の中でのｳﾙﾄﾗﾏﾝ嗜好への義理立てから、見るだけは見たが、怪獣の造形も、なんとも着ぐるみっぽく見えた。ライダーにしても、ストロンガーやタックルの造形は、嫌いではないが、洗練されている、とは言いにくい気がする。”どうせお約束なのだから、かっこいい造形、かっこいい怪人を見せてくれ”と思っていた。まあ、おかげで２０代は人並みな趣味に生きれたわけだが・・・で、平成ウルトラマン・ライダーと言われる作品。こちらについては、着ぐるみを着ての動きに、立ち居振舞い（笑）にリアル感が出た。これが一番の違いだと思う。８０のあのどてっとしたスーツ、動きを見ているとぜんぜん違う。あと、顔の造形も、旧ウルトラマン、ライダーを見て育った世代の夢がぶつけられているのだろうか、非常に美しい。そして敵役。特にクウガ以降の平成ライダーでは、旧来の悪の組織的な表現は採っていない。今の時代、うそっぽくならずに悪を描くのは、おもいっきり割り切った形でしか無理だろう。古代の部族、旧い神、あるいは悪魔、一人の人間の頭の中の別世界・・・。子供たちは純粋にバトルとギミックにはまり、お母さん方はいわゆる”イケメン（←これって、もう死語なんですか？）”の主人公にはまり、僕のような人間は造形や世界観にはまる。ちゃんと役割分担がある。今回の敵は、まあいわば昔人間だったものの人間への郷愁・執着がテーマだと思う。今までのライダーもそうだが、悪役に感情移入しやすい。クウガでは、怪人それぞれに人間形があり、その人たちへの思い入れも、ひとつの楽しみ方になった。そして、ヒーローはある意味敵と類似の存在（造形）となり（クウガアルティメットＦＯＲＭ、アギトバーニングＦＯＲＭ）、中間的な存在、悪でも善でもない造形（アナザアギト）がまた魅力を放つ。大人になると、素直にヒーローにワーキャー言えないくなってしまう。そんな時、古代の悪や神々の名残を身にまとった、怪人たち、ここがその逃げ場、言い訳しやすい世界として、救済の手を差し伸べてくれる、そんな気がしている。まあ、要は怪人のソフビ買うときの言い訳（→誰に？）なんですけどね・・・（苦笑）。----------------------------------------------------今日は、次男体調不良で、主に家の掃除。ヒータしまって、こたつしまって。で、ひとついいことが・・。昨年キャンプで捕まえたカブトのメスが卵を１０数個生んでいて、プラケースに思い出したように水をふきつけてはいた。だけど僕の部屋は寒くて、ヒータなし、昼でも薄暗い開かずの間（ちょっとオーバーか？）。で、多分幼虫が育つはずがない、と思っていた。で、昨日カブト幼虫を２匹購入したので、見るのが怖かったが、今日古いプラケースをさかさまにして、土のなかをほとんどあきらめて探ってみた、すると！！！！！！１匹いるではないか！！！！！幼虫が！！！昨日の幼虫とは大きさが違いすぎて、ほんとにカブトの幼虫なのか、という感じだが、卵を確認しているので、間違いないだろう。生きている！！！！なんだか妙にうれしかった。ぜひ無事成虫になってもらいたいものである。

  2003.05.05

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• 夢２＆本音至上主義。

  今日もなさけない夢を見た。最近では絶滅寸前といっていい”携帯不所持族”である僕の心のなかで、相当ストレスがたまっているようだ。会社からヒトの携帯で家に電話する夢だったが、何回押しても自分の家の番号が押せないでいた。（夢の中でも正しい番号を思い出していたのは不思議といえばふしぎだが・・）いいかげんイライラしてきて、ゆっくり押していたら、やっぱり最後の番号で違う数字を押していた。”あーー”といいながら目覚めた気がする。なんかこれも悪夢の一種なのか？？ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーランダムで飛んでいたら、前にいったサイトにアクセス。ＨＰの総数からすると、この割合は高いのか？はたまた珍しいのか？？ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今日の新聞で、作家の亀和田氏が、政治の世界が”本音至上主義”となりつつある、との指摘をしている。慧眼だ、と思う。いままでは、スキャンダルで失脚。今は、人間の本音の部分、”政治家も同じ人間、おんなじ欲望あるよね”という”本音”を見せる方向に、確かに変わってきているような気がする。それがいいのかわるいのか、はおいておくとして、みんなが生の声を聞きたいし、自分たちの代表なのだから、という感覚を進めると、本音を出すほうが支持される部分は確かにあると感じる。要はバランスなんだとおもうが。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今日は、３年ぐらい前に、台風の日に１本骨が折れたかさを昨日東急ハンズで買った傘直し金具（＠￥３０）にて修理。骨はちょっと曲がったままだが、何とか使えそうだ。最近はかさも３００円くらいでかえてしまうが、お気に入りのものを修理して使う、というのは悪くない。あと、あらごみですててあった”プランター”に、今日土と卵の殻とふるい紅茶葉を入れて、最近芽吹きはじめたオシロイバナの芽を移植。うーん、とことんセコイんだが、なんか最近はカネを使わないと安心する、という心理がおきている。これはほかの人にもおきているのではないだろうか。まあ、デフレの心理ではありますな。

  2003.05.04

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• 夢。

  今日見た夢。お金拾う夢でした。これがなさけない、小銭。１円とか１００円とか、どぶのなかから拾って・・・。で、５００円をみつけたら、なんかよこから”その５００円はニセ金よ、気をつけて”みたいなことを通り掛かり？の女の人に言われて・・・よく見たら腐乱死体（ＳＯＲＲＹ）みたいに表面がはがれて中身がみえておるぢゃーありませんか！！！？・・・・・・・・・なんともなさけない夢である。まあ、等身大の夢、とはいえなくもないが・・・・・。------------------------------------------閑話休題。（→新八犬伝風に）最近新聞が朝日にかわったことはかいたが、本日日曜版をみて実感したこと。それは僕が新聞に求めているものは、”雑誌的役割”なんだ、ということだ。本来はニュースを伝えるべきものなのだろうが、僕が読みたいのは、雑情報、なんやかんやの感想、随想的な連載、などである。読売で毎日楽しみだったのは、”人生相談”欄だった。ここでは、古本屋で作家の出久根達郎氏をはじめ、毎日グチ（失礼！）のような投書に、まじめに正面から回答する錚々たるメンツの、だけど新聞でもあり、いいすぎることもできぬ、でも救いたい、的な苦闘に満ちた回答が、毎日読めるのである。面白いことに、回答者の職業、プロフィールにあった投書がえらばれるのは、自分でえらぶのか、はたまた新聞社が選ぶのか。そんな毎日が真剣勝負的な欄が一番面白かったのである。（なやんでいるひとが面白いのではなく、回答者の料理の仕方が、という意味ですので、念のため←蛇足ですが）一方、朝日では、読者にアンケートを取ったちょっと砕けた記事が面白い。今日は”連載マンガを読んでいるか”という記事だったが、漫画好きを自認する僕だが、インプットは主にＢＯＯＫ　ＯＦＦ（笑）での立ち読み。昔から、雑誌で追いかける例は少なかった。（まあ、がんばれ元気の最後の方は毎週見てましたが）だから、勢い知っている作家ばかりになる嫌いはある。で、今は懐かしモノ中心だ。記事でも単行本の販売はそんなにかわっていないとあった。ジャンプが６００万から３００万に減っている、というのが象徴的だ。多分、読み手の割合に、僕らの世代が結構増えているような気がする。

  2003.05.03

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• 本屋でトイレ。

  いきなり尾篭な話ですみません。最近気になったニュースで、記憶が正確でなく申し訳ないのですが、朝日新聞の天声人語で、”本屋に行ったらトイレにいきたくなる”というテーマでコラムが書かれたことに対し、確か週刊新潮が、そのアイデアは盗作だ、と訴訟した、というものがあった。（読売で読んだので、あんまり詳しくは書いてなかったが）問題になったコラムを読んだ記憶はある。僕としては、このテーマって、ずーーーと昔から語られ続けているではないか、とすごく違和感を持ったのである。これは週刊新潮の発見だったのか？？なぜ思い出したか、というと、最近とみにＢＯＯＫ　ＯＦＦ（笑）でトイレにいきたくなるのである。それも大きい（失礼）ほうが。店によってはトイレ貸してくれないので、催す（苦笑）と結構脂汗ものである。つい２－３日前も、レジでならびながら、もうもだえまくる感じとなってしまった。個人的には、やはりほしい本があったり、あるかな、とワクワクしてしまうのが、あんまり消化器系の強くない人間によくないのではないか、と推測している。その証拠に、本屋をでるとけっこうそれは速攻でなくなったりする。で、そんな現象がみんなに起きていること、それは昔っつからよく話題になっていた気がする。マスメディアではなかったのかな？？それと、最近自転車に乗りすぎたのか、昔から座りすぎるとでん部におできができて、座るととても痛い、というこまった状態になるのだが、これがまたおきた。とても痛い。これも高校生のころからたまにおきる。これにたいする僕の解釈は、僕は昔から”出っ尻”と呼ばれ、いじめられることがあったくらい、骨盤が発達している。つまり”ケツがでかい”というやつですな。小学校５年くらいのとき、かがんで靴をはいていたら、ほかの生徒に言われて、はじめなんのことかわからなかった。”てっちり？なんでふぐの話をしてんのか？？？”と。ただ、いわれて気がつくと、結構ほかの人とくらべてどうもでかいらしい、ということがわかってきた。それが結構コンプレックスになって、そのあと妙に体を鍛えたりした。（なで肩、ともいわれたんである。これではなで肩、出っ尻、かっちょわるーーー、と悲しくなったのですな）今はその所為で、体を鍛えるきっかけになったと思って感謝しているが、だが、どうも我が臀部の肉厚が、長期間の座りに耐えられず、おできになるようなのだ。とにかく半分浮いたような格好を続けるのだが、悪いことに一方で座りすぎると、もう一方にもできてしまうことがあるから要注意だ（泣）。日出処の天子”を久しぶりに通読（５巻ー７巻（文庫最終巻））。残心、というか、余韻の残る名作ですな。やっぱり。

  2003.05.02

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• 荒俣宏。

  ブックライフ自由自在（集英社文庫、1997年、原本1993年）を読んだ。この本は、1981年から1994年にかけての氏の主に古本蒐集の日々を綴ったものだが、とにかく相変わらずすさまじい。もうだいぶ前の話なのだろうが、前とか最近とかの次元はとおに超越してしまっている。ただ、本に関する記述はそうだとしても、氏の健康に関する部分が気になった。毎日のように徹夜をし（→僕の場合、徹夜というのは1回位しかやったことがない）、１５キロの荷物を抱えて古本屋めぐりをし、インスタントラーメンで活動し、ひそかに”やはり本気で道を追求するにはこうでなければならないのか！！僕は失格だ・・・”とある意味意気阻喪させてくれた偉大な先達なのであるが、昔の無理がたたって糖尿病になったという。（１５年前の記述なんだが・・・（汗））いまだ元気で活躍されているところをみると、その後食生活がだいぶ改善された（ちょうどそのころ、離婚され、非常に精神的につらかった、とのことだが、あとがきを読むと再婚され、落ち着いたのこと。よかった）と思しい。しかし、洋古書をめぐる世界はめまいを誘うようだ。８００万円の本を１年割賦で購入する部分は、正直ドキモを抜かれた。個人で、それも自分の将来の稼ぎで、それを買ってしまう迫力。その際の逡巡はもちろんあるが、とにかくスケールがでかい。水木しげる氏の自伝を読んでも感じたことだが、外からみたらすごい奇人に見えても、その心はしごくまっとう、というか、普通だ。普通だが、やることはすごい。これが真の奇人の偉大さかもしれない、などと思ったのである。----------------------------------------------------評論家の呉智英氏（どうもこの人、僕の勤め先の近くにすんでいるらしい。あと鳥山明は会社の人と同級生だとか）が、今日から再購読（笑）開始の朝日新聞で、まつりの神輿の掛け声が３０年ほど前から”わっしょい”から”そいや”にかわりつつあることについて書いている。これについて氏は近代的メディアに影響されたモノマネ文化と嘆いている。自分が神輿をもしかつぐとしたらどうか。考えてみた。わっしょい”と”そいや”。多分今担いでいる人たちも僕以下の年齢だろう。どちらでもすきなほうでいいぞ、といわれたら、じゃあ、”そいや”で、となりそうだ。伝統行事を自分たちのことばで取り込もう、という心理だろうか。そいや、のでどころはわからないが、思い出すところでは、”一世風靡セピア”だろう。いまの大人世代はこのバンドをリアルタイムで経験しているはずだ。これが多分影響している。で、因習的な祭りに自分達の文化の味付けができる、的な発想がでてきそうだ。これは多分神道とか、そういった面からは好ましくないのだろう。だが、そういった発想を旧因習が”それはちがうから”という形で押さえ込めなくなっている、そんな状況が垣間見える気がする。そう、たとえば僕が社宅の自治会長に（福引ではずれて）なったとき、地域での赤い羽根募金、これには地域でノルマがあることを知った。で、これって自発的なもんではないの？ときいた。こうきけるかきけないかが因習の差だと思う。だが、いわゆる伝統、神道、宗教がからむとき、これは少し複雑な問題となるだろう。今までなら、多分、決まった掛け声を変えるなどもってのほか、ということになっただろう。そのあたりで不快感をもつかどうか、その辺が議論のＰＯＩＮＴになってくる気がする。

  2003.05.01

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• 新聞＆藤子不二雄。

  もはや慣れっことなった、”ちょっと気合入れて書きすぎると画面フリーズ現象”が又も発生。もうこれはひとつの法則か！！！？今朝は５時過ぎから”藤子・Ｆ・不二雄”について、気合入れて書いていたのですが、だいたい書けたところで、”あ、ちょっと心配、書き込み大丈夫か？？””でも、朝だし大丈夫やろ”と思って、ポチッ・・・あれ？？ぽ・ポチッっとな・・・あれれれ？？！！！！！止まっとる・・・・・・・・・・・・・。で、まあがっかりしてます。まあ、気分を変えて、まめにセーブしつつ、別の話題から・・今住んでいる名古屋地区では、地元紙（全国紙でもあるようだが）の中日新聞を購読しない人間は、名古屋の人間にあらず、といったような雰囲気を感じる点がちょっとイヤなところだ。結果としてそうなっているのはわかるが、とにかく他紙には”チラシがない”。朝日も読売も、近くのスーパーのチラシが入らない。ま、チラシは購買数の多い新聞に金を払って入れるものだから、仕方ない、と頭ではわかるが、現実的にはチラシが入らないから、地元の人ではなくとも中日を購入しているケースがほとんどである。で、新聞勧誘のおっさんがいうには、”この辺の社宅で、中日とってないのはおたくだけでっせ”（注：語尾は作者推定（笑））てな感じで、あたかも中日とらずんば市民にあらず”的なニュアンスに、ひがみ根性の発達した僕なぞは聞こえるではないか。まあ、いっしょうけんめい中日を作っている記者には罪はないが、ちょっとこの売り方にはむかつくのである。で、意地で買わない。たまたま実家では、朝日を買っていたので、慣れもあり朝日を買っていたが、あるとき父親が、”朝日は政治的にムニャムニャ”なんてことを言いながら、何十年（推定３０年）買っていた朝日を読売に変えた。まあ、”自称芸術家（笑）たるもの、利権がらみのお茶の間権力闘争政治には興味なし”で来ていた僕はその理由はそのときはピンとこなかったが、最近の北朝鮮、教科書、歴史教育の絡みで、やっと”そうだったのか”と思うようになった。まあ、小学生の時、”新聞は１面から読むもんだ”と学校でいわれて、自分の時間使ってすきに読んでいるものに指図されてたまるか！”という、まあ、意地っ張りで、来たこともあり、政治欄はいまだに縁遠いが、社会欄はそれから少し気になるようになった。で、明日からは朝日新聞６ヶ月。この６ヶ月は読売だったが、どうも新聞勧誘の人のいうには、６ヶ月交換でいくと一番おまけがもらえて得だとのこと。なんか釈然としないが、もらえるものをＮＯといいたいわけではない。それに、中日じゃないひとは、朝日、読売６ヶ月交代制の人がいちばん多い！とのこと。そんなモンなのか。

  2003.04.30

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• Go to 会社 by bicycle・・・　で・・・。

  昨日は実は休日出勤だったのである。で、朝起きて、弁当を生まれて初めて自ら作ってみた。ごはん。のり。卵２個にツナ缶をひとつドバッとぶちこんで、えんどう豆をすこし、それをぐちゃぐちゃっと混ぜていためる・・以上、とりあえず、なんでもいい、という世界。（出来上がりのあまりのひどさ、なさけなさに、後でいろいろ幼稚園弁当用の具を足してもらった・・）で、いつもはドアｔｏドアで４５分くらいかかるところ（電車）、ためしに愛用のママチャリ改（笑）にて直接会社を目指してみた。なかなか良い天気だったこともあり。で、３５分程度で到着。電車だと大回りなところ、距離的にはまっすぐ会社に向かえるので、時間的には短縮！されてしまった。だが、高校生の通学時間と同じなので、約２回ほどぶつかりそうになった。まあ、今後の実施は要検討、というところか。だが、いい点（？）もあり。財政的にはいいのかどうかだが・・そう、最近自分でも”ちょっと異常ちゃうか？！”と自分で自分が怖くなっているあの場所、ＢＯＯＫ　ＯＦＦへ帰りにいけてしまうのである！！！しかも昨日は普段行かない、初めてのＢＯＯＫ　ＯＦＦなんである。ＮＥＷな店は興奮する（笑）！なんか新しい”初版どら”（・・・。）に出会えるのではないかっ！！！？安くでなつかしマンガにであえるのでは・・・！っと言う気持ちでいっぱいになってしまう。で、結果、結論として、ＮＥＷ　初版どら　にはであえなかったが、ＢＯＯＫ　ＯＦＦでも店によって値付けや品揃えにビミョウな差があることを再認識した一日だった。この店では、文庫が安かった。通常の店では、きれい系の本は定価の半額になっており、古くなると１００円となるのが普通だが、この店にはもうひとカテゴリー（←大げさ・・）”２００円ワールド”があったのだった。これが結構よかった。貧乏な僕は、基本的に”１００円地獄（笑）”を中心に経巡り、”半額界”は羨望かつうらみがましい気持ち（くっそー、早く１００円地獄へおちてこんかいっ、おまえら（←人ではないのに・・・））で横目で見るのがせいぜいで、近くの店では目当ての品が１００円になるまでじっと待っているのだが、この店では他店で、半額界に鎮座ましましているのと同じグレードの商品が、２００円ワールドの住人だったのである！。そして２００円ワールドにてＧＥＴしたものは・・・１．ソロー”森の生活”講談社学術文庫　定価１２００円。　→このシリーズはなかなか人気あるらしく、１００円地獄には　　玉数がすくない。　　ハマトン”知的生活”とならんで、ずっと欲しかったのだが、　　半額＝６００円では手がでなかった。　　内容的には半額でもＯＫのはずだが・・・　　これがＢＯＯＫ　ＯＦＦの魔力なのか・・・（←大袈裟）。２．永井荷風”断腸亭日常（上）”岩波文庫　定価７６０円？。　→記憶で書いているので、題名、価格とも心元なし、すみませ　　　ん。　　荷風は”墨東綺譚 （←墨”の字には正確にはさんずいがはい　　ります）”の映画みて、本読んですっかりその世界にからめと　　られたわけだ。　　で、その日記（あ、これも日記なんだ）である。　　この本も美本で、２００円は安い。そもそもあんまり売ってい　　るのを見かけない。３．荒俣宏”ﾌﾞｯｸﾗｲﾌ自由自在”集英社文庫、定価６００円。　　→ごぞんじ荒俣本。これも２００円は安い。　　古本地獄の楽しさ（？）を垣間見させてくれる本。４．天才バカボン・５（復刻版）講談社２５０円５．おろち１－３、各２５０円、再版、秋田書店６．さるとびえっちゃん、石ノ森章太郎、双葉文庫、１００円　　→またまたなつかし系ばかりとなった。　　他店では通常２００円でもＧＥＴできるものが、この店では　　２５０円である。これもひとつの戦略だろう。　　おろち”はほとんど初見。子供のころは怖くて読めなかった。　　こんご、楳図ワールドに引き込まれそうな予感。　　あと、えっちゃん１００円は安くない？文庫だが。　いじょうのような戦果。なかなかの大量仕入れ（笑）になってしまった。　まあ、ＧＷ中、読む本が手に入った、ということで。

  2003.04.29

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• どうよ？ユニクロ。

  ユニクロにはお世話になっている。ＢＯＯＫ　ＯＦＦにユニクロ。どちらも安いが、そのなかでも安いものしか買わない僕は、なんだか寄生虫のようだ。で、ユニクロの最近の新聞ＣＭはよい。今回はＴシャツ特集。結構好きな俳優である永瀬もでている（濱マイクはよかった！）。僕の場合、かねがない、というすべてに共通するキイワードから、安い黒Ｔシャツを買ってきて、自分で白で模様を描いて、嬉々として着ている。まあ、これも”必要は発明の母”のなさけないＶＥＲＳＩＯＮか、という気がする。まあ、人と同じものはなるべく着たくないし。子供に作った”仮面ﾗｲﾀﾞｰクウガマ－ク入りＴシャツ”は社宅のお母さんには好評だったし（・・・・）。そんなＴシャツ哲学（笑）を持っている僕だが、今回のユニクロの提案？である、いろんな人が自分のＴシャツ持とうぜ、というものには共感を持ったのである。で、買うかどうかは残念ながら別問題だが・・・。

  2003.04.28

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• キャンプ？

  土曜日から日曜にかけ、”春日井少年自然の家”で一泊。土曜日も午後からは晴れ、日曜はよい天気となった。約２時間のハイキング、５歳の次男もなんとかクリア。親はへばった。バードコールなる木にネジをぶち込んで、まわすと音がなる、というものを作った。木によって鳴る音が違う点がなかなか面白い。この時期、あんまり汗がでないので、野外活動には悪くない。キャンプかと思ったら、施設の部屋とまりであり、安心した。まあ、ひとつのＧＷ的一日だった。ＰＳ．ライダーの録画を忘れたのが痛恨事だ。どうなったのか、オルフェノク！！！？

  2003.04.27

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