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2007.02.12
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カテゴリ:美術・芸術
国立新美術館を設計した建築家、黒川紀章氏の展覧会もやっていました。
こちらは入場無料。

無料だったからゆえ?!なんとなく足を踏み入れたのですが、
これが以外に面白かった!

代表作の写真や模型の展示や、これからの計画などなど結構広いスペースで展示しているんだけれど、
説明文の文字がかなり大きくて、インパクトあり。
過去自分が作った耐久性のある建物が、現在他の建築家によって建て直されようとしている、
本気か!といったような生の声チックな表現もなんだか面白い。

でも一番興味深かったのは、キーワードライブと書いてあるエリア。
入口には、犬のロボット(しかも布でできてたりする)が沢山入っている柵があって、
結構リアルな動きだったりするその犬をそこから自由に取り出せる。
思わず取り出したくなるそのそのロボット犬をお散歩させたりしている親子の光景があったりする。
機械的な音と共に。

そのロボット犬の音がこだまするなか、
そのすぐ奥、中央に位置する場所には、背の高い白い煙突みたいなものに子供たちが楽しそうに群がっている。
どうやら、カードをいれると、煙突からはらはらとそのカードが落ちてくる。
そのカードをみてみると、目を描いたカードだった。

まわりにはぐるっと個性的作品があって、黒川紀章氏のトークビデオなんかも流れてた。

とにかく入口の犬の音とその目のカードが、独特な雰囲気で、
その空間に異色な雰囲気をつくってた。


しばらくみないうちに、私はなぜか黒川紀章氏を黒い服をきた武者小路実篤みたいなおじいちゃんにイメージしてしまってたんだけれど、全然違った。
袴姿は坂元竜馬的な、サングラス姿は井上陽水的な、、とあくまでも客観的なくだらない発想なんだけれど、
いろんな意味で新鮮でした。

建物は、陽がさしこみ、かなり開放的な空間でした。

黒川紀章展-機械の時代から生命の時代へ-





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最終更新日  2007.02.12 23:43:56
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