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2010.10.22
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カテゴリ:美術・芸術
チケット買ってたはいいけど、終了ぎりぎりになって、
あわてて行ってきた。

ベルギーのゲント市に近いのどかなラーテム村に、フランダース各地の芸術家たちが移り住んだ芸術家たちの作品の展覧会。

田園風景などが広がり、なんとも癒される作品展。

印象派に影響を受けた絵画ばかりだと思いきや、
それぞれの作家が、模索しながらいそんな作風になっていった変遷などもかいまみれて、おもしろかった。

今ちょうど、個人的に色彩の勉強をしているので、どうやって光を見せているかなんか、考えるとまた違ったおもしろさだったかな。

全く絵の具の跡を残さないサードレールの作品とか興味深く。

でもなんといっても、エミール・クラウス。

本当に光輝主義(リュミニスム)とはよくいったもんで、
その作品の前に立つと、ぱっと明るくなってひきこまれる。
中から飛び出てきそうな、写実的な”ピクニックの風景”の前には人だかりだったけれど、(ベルギー王室のコレクションらしい)
圧倒されたのは、チケットの絵になっている、”刈草干し”。
印象派の手法で明るくてみずみずしくていきいきしてて、すてき。
部屋に飾りたいなと思ったのは、
ちょっと優雅な”夏の夕暮れ”。
とにかく、クラウスってあまり知らない画家だったんだけれど、一気に好きになりました。

ベルギーは、個人的になんだかわからないけど、好きな国。
フランドル地方にいって、この風景みてみたいなぁなんて感じる展覧会でした。

今回の音声ガイドよかったな。
ヴァイオリニスト(川畠成道さん)の演奏をBGMにプロのナレーターがガイド。
これが理想型かもなぁ。

↓ちなみにこのサイト、かなり画期的で、ビジュアルツアーなんかがみれる。
ナレーターの説明と一緒にみれるので、作品展に行ったよう。
本物がみたかったら、美術館へ。

公式サイト:「フランダースの光」





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最終更新日  2010.10.22 12:03:54
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