「鴨川ホルモー」万城目学
鴨川ホルモー価格:540円(税込、送料別)【内容情報】(「BOOK」データベースより)このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祇園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。恋に、戦に、チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。京都の街に巻き起こる、疾風怒涛の狂乱絵巻。都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。前代未聞の娯楽大作、碁盤の目をした夢芝居。「鴨川ホルモー」ここにあり。★★★ 青春 仲間 浸れる万城目さんのデビュー作である『鴨川ホルモー』を今頃(!?)読みました。その後、『鹿男あをによし』『プリンセス・トヨトミ』と続き、京都・奈良・大阪と関西を舞台にした作品を数々発表。全て映像化という…万城目さんって、デビュー時から凄い人気です~。さて。今回、『鴨川ホルモー』を読んだのですが。京都を舞台に描く作家さんというと…どうしても同世代で同じ京大出身の森見登美彦氏とダブらせてしまいます。(^_^;)ま。実際に、お二人は交流があるそうですが…。ホルモーを競い合うと言う事で、京都の四大学がでてきたり。有名な寺社や通りなど、京都の町並みが沢山舞台に描かれてて、「これは京都好きには、たまらない一冊!」ですね。京大って。頭脳明晰で、一般人には理解できないと思ってたんですが。ホルモーに関わる様を見てると「京大でも妙な面々が存在するんだぁ」などど、妙な感想を抱きました。(笑)大学のサークルって…本当、楽しそうです。この作品は映画化されDVDが発売されてるようです。本を読む時間の無いダンナには、こちらを薦めてみようと思います。鴨川ホルモー 【DVD】価格:3,785円(税込、送料別)