おもいっきりテレビ(2006/12/27放送)より
いつまでも若くいたい。若さを保つ最新医学情報
いつまでも若くいたい!
若さを保つ最新医学情報
1)血管の若さを保つ
2)筋肉の若さを保つ
3)免疫の若さを保つ
高輪メディカルクリニック 院長
東海大学医学部教授(抗加齢ドック)久保 明先生
近年、老化は病気としてとらえ、新しい医療と進歩しています。
中でも血液・筋肉・免疫は若々しく元気に暮らす基本となります。
◎∞――――――――――――――――――――――――――――――∞◎
「血管」
血管の若さを保つ最新情報
かんきつ類の皮に含まれるポリトキシフラボンは
アディポネクチンノレベルを上昇させる
・アディポネクチンはメタボリック症候群で有名になったが
血管の老化に関係する発表は今までなかった。
・アディポネクチン量が多い人は血管が若く、柔軟といえる。
・男女差があることも分かった。女性に多い。
・アディポネクチンの多い女性は元気で長生き
アディポネクチンを増やす新食べ合わせ
かんきつ類の皮 + 豆腐 =「ゆずのすりおろし豆腐」
豆腐は良質な植物性たんぱく質で女性ホルモンの
作用のある物質も含まれアディポネクチン上昇に作用する。
血管を若く保つ最新情報
血管を修復するEPCを増やす運動とは・・・
「早歩き」自分できついと感じる程度の時間でやめる
◎∞――――――――――――――――――――――――――――――∞◎
「筋肉」
筋肉の若さを保つ最新情報
筋肉を若く保つビタミンDを半年間摂ったところ
12%も筋力が増加していた
・骨の強化でビタミンDは有名だが筋肉との関連ははじめての報告。
・12%の筋力の増加とは、立てない人が立てるようになるようなもの。
・また、血中ビタミンD量の多い人ほど、体のゆれが少なく、
転倒が少ないという報告もある。
Q、筋肉の若さを保つビタミンDは調理で吸収が倍増!では調理法は?
1)油で炒める
2)酢につける
3)みそ煮にする
A、油で炒める
「椎茸の肉詰めフリッター」
「カレイのから揚げ」
「サケのマリネ」
「筋子のオイル漬け」
「オムレツ」
・ビタミンDは脂溶性のビタミンなので、
油を使った料理にすると吸収が高まる。
・ビタミンDは熱や酸化にも強いため
どんな調理法や保存法でも損失は少ない。
◎∞――――――――――――――――――――――――――――――∞◎
「免疫」
免疫の若さを保つ最新情報
入浴によって血液中の免疫物質(リンパ球)が
1.5~2倍増加した
・入浴は、やる気ホルモンのアドレナリンを抑え、
安静ホルモンノルアドレナリンの分泌を促進。
・免疫物質のひとつリンパ球の活性が入浴後に見られた。
それも1.5~2倍増
「免疫の若さを保つ入浴法」
・首にぬれタオル
・入浴時間約20分
・温度39~40℃
・入浴剤を使うと効果的
■『入浴剤』で検索