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カテゴリ:脳・認知症・アルツハイマー・脳梗塞・血管
本当は怖い家庭の学(診察日:1月9日)
「もう手術は怖くない!あなたを救う最新医療&漢方で体質改善! 身体の悩みを一気に解決スペシャル」 『脳動脈瘤症例』 S・Yさん(男性)/40歳(発症当時) 会社員 会社員のS・Yさんは、2人の子供を持つ一家の大黒柱。 周囲の勧めもあり、40歳を迎えたことを期に、初めて人間ドックを受けました。 この際だからと、オプションの脳ドックも申し込み、 体の隅々まで徹底的に調べてもらったのです。 結果はおおむね良好で、ほっと胸をなでおろしたS・Yさん。 ところが、脳外科の医師から、 頭部に7ミリ程の脳動脈瘤が見つかったことを告げられます。 <脳動脈瘤とは?> 「脳動脈瘤」とは、脳の動脈が血流の影響で弱くなり、 膨らんでコブのようになってしまうこと。大きさの大小はあれ、 成人ならおよそ100人に1人の割合で発症すると言われています。 このコブの部分は、正常な血管に比べ、薄く破れやすい状態になっています。 そのため、ちょっとした血圧の上昇でも破裂しやすく、 年間1万人以上が命を落とす「くも膜下出血」の大きな原因となっているのです。 人間ドックで「脳動脈瘤」という危険な爆弾が見つかってしまったS・Yさん。 医師によれば、脳動脈瘤がある人のうち、それが破裂するのは年間1%前後。 ただし、それはあくまで数字上の話で、例え1%でも破裂する人もいれば、 破裂しないまま一生を終える人も大勢いるとのこと。 S・Yさんの脳動脈瘤は7ミリと決して小さくはない上、 40歳という年齢も考え、医師は手術を勧めました。 調べたところ、脳動脈瘤の破裂による「くも膜下出血」が起こった場合、 3分の1が死亡、3分の1には重い後遺障害が残ることを知ったS・Yさん。 しかも脳動脈瘤手術の主流は、頭を開いて動脈瘤をクリップで止める クリッピング手術という方法。 これまで手術というものを一切受けたことがないS・Yさんには、 開頭手術は病以上の恐怖でした。 当初は手術せずに済むものなら、やっぱりしたくないと願いましたが、 家族のことも考え、最終的には手術を決意。 4時間にも及ぶ大手術の末、脳動脈瘤の破裂という恐怖から解き放たれたのです。 ◎∞――――――――――――――――――――――――――――――∞◎ <開頭手術> 医師は一般的に動脈瘤の大きさが5~6ミリ以上だと手術を勧めるそうだ。 動脈瘤が5ミリ未満でも破裂した例はある。 小さい動脈瘤でも手術を勧める場合は 1)一生破れない可能性があることを知った上で 手術の危険性を受け入れられる方 2)医師が安全・確実に治せると判断した <脳動脈瘤の破裂を防ぐ最新治療> 10年前、欧米から導入された「コイル塞栓術」 頭を切り開く必要がないため、患者の身体への負担を減らすことが出来ます。 しかし、日本ではまだ治療できる医師の数が少ないため、 脳動脈瘤手術のうち、まだ2割程度しか普及していません。 <コイル塞栓術とは?> コイル塞栓術とは、足の付け根の血管からカテーテルを挿入。 頭の血管まで到達させたそのカテーテルを通じて、 細いプラチナ製のコイルを動脈瘤に送り込み、その内部に詰めるという治療法です。 こうすることで動脈瘤の内部に残った血液はコイル周辺で固まり、 瘤の中に血液が入らなくなります。そのため破裂の危険性がなくなるのです。 番組にご登場頂いた神戸市立中央市民病院の坂井信幸先生は、 日本におけるコイル塞栓術の第一人者です。 <注射だけでガンを抑える最新治療> 岡山大学医学部付属病院、遺伝子・細胞治療センターの 藤原俊義先生が開発したのは、「テロメライシン」という新しいガンの治療薬。 「テロメライシン」とは風邪の原因になるウィルスの遺伝子を改変したもので、 ガン細胞の中だけで増えてガン細胞を破壊することが出来ます。 テロメライシンは、正常な細胞は傷つけないので副作用が少ないのが特徴。 テロメライシンをガン患部に直接注射で注入すると、ガン細胞の中で一気に増殖。 これがガン細胞を攻撃し、次々と破壊していくという仕組みなのです。 現在はアメリカでこの薬の治験がやっと始まった段階、 まさに夢の最新医療「テロメライシン」 注射だけでガンを抑えることが出来る日まで、あと何十年・・・ 先生はテロメライシンにくらげの蛍光遺伝子を組み込んで ガンを光らさせ ガンを探し出すことにも成功している。 これによってガンが転移した場所もわかるようになる。 続きます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.11 21:44:30
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