|
カテゴリ:尿もれ・骨盤臓器脱・痔・尿路結石・前立腺
とくダネ!(2007/2/20放送)特捜部より
4人に1人が悩んでいる『女性の尿トラブル解決法』 2月20日はなんと尿もれ克服の日ですって! 2=尿 20=too(も)れ ドラックストアに数多く並ぶようになった尿取り用の商品。 女性特有の悩むを受け付けるコールセンターには 尿もれに悩む声が年間3200件以上寄せられる。 なかなか顔をあわせて相談することができない尿の悩み。 しかし驚くべきことに 成人女性の実に4人に1人が 尿もれを経験している身近な病気なのだ。 くしゃみやセキで・・・ エアロビクスでジャンプをすると・・・ 女性に多く見られる尿失禁には大きく2つのタイプがある。 1つは「切迫性尿失禁(過活動どうこう)」 もう1つは「腹圧性尿失禁」 お産、加齢、肥満などで腹圧がかかり起こる。 尿失禁のタイプをチェック 1)冷たい水で手を洗うとトイレに行きたくなる 2)1日に平均10回以上トイレに行く 3)トイレに間に合わずもらしたことがる 4)くしゃみセキをした時にもれる 5)立ち上がる時や運動した時にもれる 6)出産をきっかけに尿もれを起こすようになった (1)~(3)に当てはまれば切迫性尿失禁の疑いがある (4)~(6)に当てはまれば腹圧性尿失禁の疑いがある 尿もれに悩む女性は 本当は病院に行きたいがどこにかかればいいのかわからなかったり 病院に行くのが恥ずかしかったりで いけない女性は多い。 女性が尿もれを治そうとするとき 前に立ちはだかる大きな壁だ。 最近は30代以上の女性にも増えており 今や高齢者の問題ではなくなってきている。 尿もれは治らないと思っている人が多いが 実は尿もれは改善策がある病気なのだ。 ◎∞――――――――――――――――――――――――――――――∞◎ 尿もれの悩み(1)39歳女性 長男出産後 くしゃみやセキでもれる。 尿もれライナー使用だがニオイが気になる。 尿もれの悩み(2)34歳女性 会社で座っていてくしゃみでもれる。 座布団が濡れるため 隣の人にばれないか不安。 尿もれの悩み(3)当時45歳女性 子どもの運動会のリレーで全力疾走したらもれた。 以来何年も尿もれに悩んできた。 尿もれの悩み(4)30代女性 出産後 尿もれに悩む。 一番困るのは外出中にくしゃみやセキで尿もれした時 気持ちが悪くジーパンなど服にしみたらどうしようと不安になる。 ジーンズは生地が染みやすいので履かないようにしているそうだ。 ◎∞――――――――――――――――――――――――――――――∞◎ 尿もれの治療を行うのは一般に泌尿器科。 しかし 患者のほとんどが男性である場合が多く 女性にとってはまずそれが大きな壁となる。 さらに勇気をふり絞って受診してもこんなことがある。 医師から「男性は前立腺肥大で尿が出なくて困っている 出るならいいじゃないですか」と言われた女性患者。 「尿もれは治せない」と医師から断られることすらあるという。 そん中 今 各地で新たな取り組みが始まっている。 大阪中央病院におととし開設されたのが 女性泌尿器科 ウロギネセンター ウロロジー=泌尿器科 ギネコロジー=婦人科 女性特有の尿トラブルを専門に治療している。 待合室は仕切られ男性患者と顔を合わせることはない。 この科を開設した竹山医師は女性の尿もれ治療に10年以上携わってきた。 尿もれはタイプによって治療法が異なる。 膀胱が過敏すぎて怒る『切迫性尿失禁』は投薬治療が中心となる。 一方 患者の7割以上を占める『腹圧性尿失禁』は 骨盤の底にある骨盤底筋が緩むと 内臓の重さを支えきれなくなり お腹に力が入ったときに尿が漏れる。 最大の原因は妊娠や出産。 また加齢や肥満、便秘でいきむことも原因となる。 女性特有の尿もれだ。 この治療法として知られるのは人口素材のテープで尿道を支える手術。 患者の負担が小さいため最近数多く行われている。 ただし症状が軽ければ自力で改善する方法もあるのだ。 日本コンチネス協会会長・西村かおるさんのお話 ごく軽度の腹圧性尿失禁なら ほぼ9割以上が完治する。 失禁アドバイザーの肩書きを持つ 西村さんが提唱しているのは「骨盤底筋体操」 子宮や膀胱を支える筋肉を鍛える体操だ。 「骨盤底筋体操」 机から少し離れて立ち 机に両手をつく。 持久力を確認する。 肛門と膣を引き上げ 5つ数える。 そしてゆっくり5つ数えながら緩める。 次に瞬発力。 締めて開いて 締めて開いて・・・・・・・・・ おならを我慢するような感じ おしっこを途中で止めるような感じ これは座った状態や仰向けの状態でも行える。 この骨盤底筋が過度に緩んでしまうと深刻な病気が引き起こされる。 『骨盤臓器脱』 骨盤の底にある筋肉が緩むことで子宮や膀胱などの臓器が 下に下がり 最終的には膣をと取り体外に出てしまう。 膀胱が体外に出てしまうと 尿もれや 逆に尿が出にくくなる症状を伴うことがある。 『骨盤臓器脱』になった女性患者のお話 膣の入り口にピンポン玉より少し小さめの 肉休がつ挟まった感じで・・・もう治らないと思ったそうだ。 中高年の女性に非常に多いが 尿もれ同様人に言えず 1人苦しむ患者も少なくない。 そんな『骨盤臓器脱』の新しい手術法が注目されている。 日本大学附属板橋病院・泌尿器科では その手術を年間120例近く行っている。 手術に使用されるのは 人間のカラダに馴染みやすい素材で編まれたメッシュ。 これを緩んだ骨盤底筋のかわりに入れ 下がってしまった臓器を支えるというもの。 お腹を切り開く必要はなく 手術時間も1~2時間ですむ。 ただし日本ではまだ始まったばかり 長期成績は十分に検証されていない部分もある。 『尿もれ』や『骨盤臓器脱』は治せる病気! 1人で悩んだり 年のせいだとあきらめる必要はない。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ■軽失禁ショーツ ■軽失禁パッド ■軽失禁ライナー ■ハルンケアで検索 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.20 22:21:09
コメント(0) | コメントを書く
[尿もれ・骨盤臓器脱・痔・尿路結石・前立腺] カテゴリの最新記事
|