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カテゴリ:心・あがり症・摂食障害・うつ・帯状疱疹
きょうの健康(2007/4/19放送)より
心身の不調「ストレスが原因?」早めに対処「摂食障害」 摂食障害には2つある 拒食症(神経性無食欲症)過食症(神経性大食症) どちらもストレスが行動面にでる心の病気 強い痩せ願望や無理なダイエットでも様々な身体症状が出てくる 痩せたいという女性は増えているが摂食障害も増えているのか? ダイエットから拒食を続けたり ダイエットから過食、嘔吐を続ける摂食障害が増えている 小学生から40歳代でも発症する人がいるので注意が必要 また死にも繋がる病気でもあるので注意が必要 ◎∞――――――――――――――――――――――――――――――∞◎ 拒食症(神経性無食欲症) 拒食症というのは 食べないという状態が長く続く。 非常に低体重になってしまうのが特徴。 女性にがほとんどで 多いのは15歳から25歳といわれているが 小学生に起こることも多くなってきているし 35歳を過ぎて 出産後に起こる人もいる。 どのような経過で拒食症になるのか? 「痩せ願望」から食べられなくなる ↓ ↓ 体重が増えることへの恐怖 ↓ ↓ 食べないまたは食べて吐く 拒食症による身体症状とは? ~経験談~ ・月経は止まった ・髪の毛が現在の半分にまで減少した ・自宅で意識を失い倒れた 彼女は心療内科で治療を受け完治した 摂食障害を治すのは自分の考え方次第では…と ~食症による身体症状~ ・細い毛髪・脱毛 ・筋力低下 ・無月経 ・意識消失 ・低血圧・低体温 ・便秘 基本的には食べるカロリーよりも 出て行くカロリーが多くなった状態。 重症になると肝臓を分解して食べ物にかえる。 脳を分解して食べ物にかえる。 このようなことが起こると肝障害や脳萎縮も起こり 低血糖から亡くなる人もいる。 20歳代で約5%が亡くなっている。 原因はエネルギー不足から起こる低血糖。 心臓が突然止まってしまったり 不整脈が起こる場合 心が苦しくなり 自殺ということもある。 早めに治療受ければ 早く治すことができる 拒食から過食に移行する人もいるのか? ずっと拒食の人もいるが中には 拒食から過食に転じる または過食から拒食になったり 過食をずっつ続ける人もいる。 いろんなタイプがいる。 ◎∞――――――――――――――――――――――――――――――∞◎ 過食症(神経性大食症) どんな経過をたどるのか? 気晴らし・やけ食い ↓ 体重増加の恐怖 ↓ 不適切な排出行動(嘔吐・下痢・利尿剤など) ↓ 過食・排出行動の繰り返し ~過食症による症状~ ・食べ物のことしか考えられなくなる ・抑うつ状態 ・無月経 ・虫歯(胃酸を吐くので) ・便通異常 ◎∞――――――――――――――――――――――――――――――∞◎ 摂食障害の治療法 ・身体的な危機管理 ・心理的・教育的アプローチ ・自己コントロールを促すカウンセリング ・薬物治療 身体的な状態が悪い場合は 命に関わるので 身体的な危機管理 点滴などをまず行う。 摂食障害はどういう状態なのかを 患者に理解してもらうように心理的・教育的アプローチを行う 理解ができたら 吐くというような行動を コントロールするようカウンセリングを行っていく。 たいてい患者は「自分は出来ていない」とか 自罰的になっていることが多いので 食べ物だけではなくもっと楽しいこと 充実感があることがあるということを提案していく。 患者が安心感を持つことが大事。 心療内科で治療するが 過食症の場合は精神科や内科で共同で治療することもよい。 患者は痩せた状態は自分では望ましい状態なので 自分では受診しないことが多い。 家族が協力することが大事。 家族は患者にあまり密着しすぎず あまり距離を置き過ぎずが大事なので 医師はその関係を見極めながらアドバイスもしてくれる。 家族一緒に治療に参加することが大切。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.24 21:30:39
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