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カテゴリ:美容
きょうの健康(2007/5/23放送)
紫外線に注意!「シミ・シワ治療法の選択」 できてしまったシミやシワは消すことができるのか? シミやシワのタイプにもよるし 個人差はあるが ある程度消すことはできる。 ただ シミの場合はなかなか効かないものがあったり かえって濃くなってしまう場合もある。 よく医師と話をして治療することが重要。 ~シミの種類~ 「老人性色素斑」 紫外線のダメージによるシミ。 名前は老人だが若い頃から出る。 丸っこく大きめの斑状に出る。ほっぺたや額に出る。 「後天性真皮メラノサイトーシス」 おでこやほほに点々と出る。 少し深い部分のシミになる。 「肝斑」 目の周囲に左右対称に出る。 女性に多く結構べったりと大きく出る。 ホルモンの影響があって出てくる。紫外線の影響は少ない。 ~シミの治療法~ 「老人性色素斑」 レーザーで行う。効果が高く1回の照射で取れる。 「後天性真皮メラノサイトーシス」 レーザーで治療できるが深い場所にあるので1回では取れない。 「肝斑」 レーザーが最も効かない。 悪化することもあるのでレーザーはしないほうがよい。 ビタミンCの服用で治療したりする。 ~レーザーの治療~ 色素を作る細胞をレーザーでたたくと壊れて色素を作らなくなる。 普通の皮膚が火傷しないように 黒い色素にだけ吸収されやすいレーザー光線を選んで 短い時間で照射してダイレクトにシミの原因をたってしまう。 どのくらい痛いのか? 輪ゴムを伸ばしてパチンと当てたような感じ… しかし、目のそばは痛いそうだ。 ~レーザー注意点~ 1)人によって反応がかなり違う。 お友達がやってうまくいったから、同じようによくなるとは限らない。 どのくらいやってきくか分からなくて不安な人には ほんのわずか小指の爪くらいを試験照射を行う。 1ヶ月2ヶ月様子を見てよければ 「これならば全部やりましょう」となり、治療を行う。 2)専門の皮膚科で治療を受ける。 皮膚科医はいろんな皮膚を診断して行うが シミではないものを照射すると問題が生じる場合があるため。 1つは「ほくろ」 ほくろをもレーザーでとる場合があるが ほくろの細胞が深くまであるとレーザーで取りきれない。 ほくろの細胞が残るとガン化する心配もあるので ほくろはむやみにレーザーでいじらないほうがよい。 ほくろのように見えるガンもある。 とってしまえば問題なく終わってしまうのに傷つけてしまうと危険。 ~レーザ治療後~ 皮膚が脱落した状態で弱い皮膚が出いるので 無防備な状態の皮膚を日にさらすとかえって悪くなってしまう。 サンスクリーンを使って皮膚を防御しないといけない。 レーザー治療以外の治療は? レーザー治療に反応しにくい「肝斑」などは なかなかいい方法はないが まずはビタミンCをしっかり飲む。 少しずつ薄くなるので長く飲む。 それ以外には美白剤。 化粧品メーカーもいろいろな美白剤を持っているが 病院ではハイドロキノンという漂白作用を持っている美白剤を使う。 他には誘導体で新陳代謝を促してシミの対策に使う。 これらは全部保険が利かない。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ~シワの治療法~ シワの治療法はレーザーも効かずなかなかいい方法がない。 昔は手術をして引っ張っぱたりしたが 最近はコラーゲンやヒアルロン酸などを注入する治療が行われる。 眉間やおでこなど筋肉でできるシワには 筋肉を緩めるボツリヌス菌毒素を注入するボトックス治療を行う。 ある程度の安全性は確保されているが コラーゲンやヒアルロン酸は自分のものでないので アレルギーの反応が起こるのではないかと言われている。 またボトックスは毒素なので注意は必要だが 治験が進み安全性はある程度確保されている。 問題は持続性だが、3~6ヶ月で元に戻ってしまう。 再度注入することになる。保険は利かない。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ■楽天「美容液・美白」で検索 ■楽天「美容液・シミ」で検索 ■「美容液」売れ筋ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.25 22:16:15
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