|
カテゴリ:血圧・仮面高血圧・糖尿病・痛風
本当は怖い家庭の医学(診察日:7月17日 )より
高血圧スペシャル 日本人の死亡原因は1位はガン約33万人 2位は脳卒中、3位は心臓病ですが 2位と3位を合わせると1位に匹敵する約30万人にもなる。 そしてこれら脳卒中・心臓病の主な原因は「高血圧症」 そもそも血圧は心臓が血液を送り出すときに血管の内壁にかかる圧力 心臓がぐっと縮んだとき一番強い圧力が「上の血圧」 心臓が広がったときの一番弱い圧力が「下の血圧」 高血圧の基準は、上の血圧140以上・下の血圧90以上 だと高血圧と診断される。 日本人の4人に1人、50代以降では2人に1人が高血圧。 高血圧は無症状のことが多く 6割の人が高血圧を放っておいてしまうと言われている。 しかしカラダの中では恐ろしいことが起きている。 健康な人の血管はゴムホースのように柔らかだが 高血圧の人は動脈硬化が進行、硬いゴムホースのような血管になる。 血管の中はコレステロールなどの影響を受け プラークと呼ばれる塊が出現 血管が狭くなってしまう。 すると最後には血管が詰まりの脳卒中や心臓病を引き起こしてしまう。 最近、高血圧に関して驚くべき事実が明らかになった! 高血圧と診断されていない人にも危険が潜んでいるのだ。 その危険とは… 『本当は怖い高血圧』 Y・Yさん(男性)/45歳(発症当時) サラリーマン 中堅商社に勤めるY・Yさんは、仕事熱心で部下からも一目置かれる、 やり手営業マン。ところが、家に帰ると2年前に結婚した 20歳も年下の妻にデレデレの毎日。 そんなY・Yさんにとって最近の悩みは、決まって仕事中に起きる頭痛。 頭全体が締め付けられるような痛みに襲われるのです。 それから2年、相変わらず職場では頭痛を感じつつも、 毎年の健康診断では血圧が少し高めながら、 高血圧とは診断されなかったため、 特に気にも留めていなかったY・Yさん。 しかしその後、また様々な異変に襲われるようになります。 (1)頭全体が締め付けられるような頭痛 (2)動悸・息切れ (3)手がしびれる (4)ろれつが回らない ⇒仮面高血圧(結果、脳梗塞に) <健康診断で高血圧ではなかったのに、なぜ脳梗塞に?> 「仮面高血圧」とは、通常の健康診断では発見されない高血圧症のこと。 普段の生活では高血圧なのに、病院で測ると血圧値は正常なため、 見過ごされてしまうという恐ろしい病です。 では、Y・Yさんは1日のうちで、いつ、高血圧になっていたのでしょうか? そもそも血圧は、1日のうちで状況により大きな変動を繰り返しています。 しかし、健康な人は、血圧の上の値が140を越えることはありません。 では、Y・Yさんの場合はどうだったのでしょうか? 午前6時をピークに、いったんは下がっていたのですが、 会社にいる9時から午後5時の時間帯は、再び140以上に上昇していたのです。 そう、彼は仕事をしている間だけ血圧が上昇する高血圧症だったのです。 Y・Yさんのように、働き盛りで仕事熱心な人ほど、 ストレスを強く感じ、職場でだけ高血圧になりやすいと言われています。 事実、2005年に、ある役所に勤める人々を調べたデータによれば、 4人に1人は職場で高血圧になるという結果が出ているのです。 しかしY・Yさんは、年に1回の健康診断で、血圧をチェックしていたはず。 それなのになぜ、発見されなかったのでしょうか? 実はY・Yさんのような、仕事中に高くなるタイプの高血圧は、 職場のストレスから離れることでリラックスし、 健康診断では血圧が低く出てしまうケースが多いのです。 さらに喫煙者は、健康診断や病院ではタバコが吸えなくなるため、 その時だけ血管が拡張し、血圧が低く計測されてしまうこともあります。 これこそが、仮面高血圧の最大の特徴。 病院で測った血圧だけでは不十分なのです。 現在、仮面高血圧の患者は、 血圧が正常だと思われている人の中の、10人に1人。 なんと、900万人にも上ると考えられています。 一刻も早く自分の本当の血圧を知ることが、 この病から身を守る唯一の方法なのです。 このまま本当の血圧を知らないと大変なことになりますよ。 続く ■楽天「高血圧」で検索 ■楽天「ナイシトール」で検索 ■楽天「新コッコアポA」で検索 ■楽天「アミール」で検索 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[血圧・仮面高血圧・糖尿病・痛風] カテゴリの最新記事
|