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カテゴリ:外反母趾・爪・足
世界一受けたい授業(2007/8/25放送)より
足の寿命は40年!?第2の心臓を守る健康法 日本靴医学会の理事長であり「Dr.アッシー」と呼ばれる 慶応義塾大学医学部・総合科学センター教授・井口傑先生 (とっても聞きやすくわかりやすいお話をしてくれる先生でしたー) 縄文時代には人間の平均寿命が15歳から30歳。 明治の初期になっても40歳くらいだった。 ここ100年科学も発達、食生活も向上して、医学も発達 急に80歳くらいまで長生きするようになった。 ところがこの100年間で急に足が進化したわけではない。 4本足で歩いていたのを急に2本足で 4人の仕事を2人でやらされているようなもの… 無理に無理が重なってそのために40歳位になると 保証期間が切れてしまいあちこち痛むということが現実問題となっている。 また足は第2の心臓といわれ、歩く度に足の底から 血液を心臓に押し戻すポンプの役割をしている。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ =先生によるゲストの靴のチェック= 靴の磨り減り方で健康状態がわかる 外側に汗染みができている人は普通はあまりいない。 普通は親指の付け根に汗染みができる。 つま先が減る人は 小股でせかせか歩く人。女性が多い。 足のかかとが磨り減っているは 大股でスタスタ歩く人。 かかとの外側が減る人は 足の外側に体重がかかる。 全体のバランスとしては 膝の内側に体重が かかっていないとバランスが取れない。 長期間それを続けていて 歳をとると 膝の内側が減ってしまい膝の内側が痛くなる。 かかとの内側が減る人は 全く反対で 足の内側に体重をかけると 膝には外側に体重が かかってバランスをとるので 膝の外側に負担が負担がかかる。 昔は靴の磨り減り方で寿命がわかる人がいた! 「料亭の下足番」 お客さんの履物を見てその人の健康状態を当てたり 「この人は長くないからお金はあまり貸さないほうがいい…」 なんていうこともあったそうだ。 例えば 軽い麻痺があって足を少し引きずっている。 自分ではわからないようなものでも そういう人たちが履いた履物を見ると 引きずっている足のほうだけ 片減りしている。 危険な減り方 左右がすごく違う減り方をしている ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 日本人がなりやすい足の症状とは? 「偏平足」 足を酷使する職業の人がなりやすい症状。 足の裏の土踏まずが平らになる。 うまく衝撃を吸収できずに、足が疲れ膝や腰、肩を痛める。 土踏まずの盛り上がった中敷を入れることが予防になる。 いっぱんにも多い偏平足ですが 医者の言う偏平足と一般に言う偏平足には大きな違いがあるとか… 土踏まずがないというだけでは医者は偏平足とは言わない。 レントゲンを撮ってある特別な高さを測って診断する。 「外反母趾」 ハイヒールを長時間履く人に多い症状。 親指の外側が圧迫され曲がってしまう。 ひどくなると立っているだけで痛くなってしまう。 ハイヒールを履いた足は靴の中でどうなっているのか? シンデレラのガラスの靴のような透き通った靴で観察。 足踏みするたびにハイヒールの中で 足が滑り台を滑っているような状態。 そのたびに足の指が靴に当たって押されている。 ハイヒールとパンプスでは圧力のかかり方が違う。 パンプスは足の前と後ろに圧力がかかるが ハイヒールは前にだけ負担がかかっている。 =外反母趾を予防するトレーニング= 椅子に座った状態で、かかとを合わせて足をつける。 左右の親指を一緒にゴムバンド(ヘアゴムなど)をかける。 かかとを中心に足の指を開く。 そうすると足が元の形に戻る。 10秒くらい開いてまた戻す。 *初期で固まっていなければ元に戻ってくれる。 「ハンマートゥ」 小さい靴を無理して履き続けると起こる症状。 悪化すると患部が曲がったまま固まる。 指が遊べるくらいの靴を選ぶことが予防になる。 日本人の10人に1人は左右足のサイズがワンサイズ違う。 そういう人は必ず両足を履いてみて靴を選ぶ。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ =足の健康を保つトレーニング法= 現代人は歩いて足を使うわりに足の指を使わない。 足の指を使って足の指を曲げる筋肉を鍛える運動。 十分の準備運動をしてから行う。 1)裸足になって尺取虫のように歩く。指の筋肉を鍛える 2)かかと上げ運動。左右に動く。足裏の筋肉を鍛える お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.01 20:39:23
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