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カテゴリ:目・眼瞼痙攣・耳・のど
世界一受けたい授業(2007/9/8放送)より
耳の老化は10代から始まっていた! 聴覚を鍛えるサウンドトレーニングであなたの耳をリフレッシュ 騒音・雑音あらゆる情報により現代人の聴覚は鈍っている。 本来人間の脳は必要な音だけを聞き分ける能力を秘めている。 その潜在能力はトレーニングで引き出すことができる。 青山学院大学教授・重野純先生 現代のように非常に音があふれてるところで暮らしていると 10代から老化が始まってしまう。 加齢と共に高い音がだんだん聞こえなくなってくる。 個人差はあるが40歳くらいからもう始まる人は始まっている。 非常に聞こえない人は70~80歳。 年齢によって変わってくる音の聞こえ方 若い人と高齢者の聞こえ方の違いを ベートーヴェンの「第九」で比べてみました。 若者は第九の波形全体が聞こえる。 高齢者になると高い音がかけてしまい低い音しか聞こえない。 楽器で言うとバイオリンやトランペットの音が聞こえにくくなる。 内耳で音の高さを知覚することができる。 内耳の入ったすぐのところが高温を知覚する細胞がある。 奥に行くにしたがって低い音知覚する。 自分の家のカーペットを思い出して… カーペットの入り口のところは出入りが多いので擦れやすい。 しかし奥のほうはわりとキレイだったり… これと同じことで全ての音が入り口のあたりを通るため 高温を知覚する部分の老化が早く進む。 さらに歳をとると言葉を1つ1つを処理する脳の機能も落ちてくる。 お年寄りに優しい話し方というのは ゆっくりとはっきりと低い声で これが大切。 看護師さんやヘルパーさんたちはそういうことを心がけている。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 人間は聴力が衰えていくのを待つばかりなのか? 聴力が衰えていくのはやむえないことではあるが 耳が衰えても脳で補ってくれる。 聴力が衰えても脳が補うとは? そもそも人間の聴覚は音や言葉の一部が聞こえなくても 自動的に脳が言葉を補正して補ってくれる。 音が途切れる不快感を少なくするため脳が処理をしている。 脳が聞こえない言葉を瞬時に自分の経験から探し出し 耳で聞いているように処理している。 自分の声が0.3秒遅れて聞こえるヘッドフォン。 これをつけて歌うとが歌が歌えなくなる。 これは一体どういうことなのか? これは自分が発声した声が約0.3秒遅れて自分の耳に聞こえる。 私たちは話し時に同時に聞いている。 脳で話したことと聞いたことが 一致しているかどうかチェックしながら話す。 話せないと聞こえないけども 聞こえないと話せない。 このように脳と耳は密接に関係している。 私たちは情報があふれたところで生活しているが 同時にいろんなことを処理しなくてはならない。 何か見た後に判断しなくてはならないこともある。 いかに適切に正しく必要なものをちゃんと聞き取れるか それらの能力を磨くことも大切。 耳から脳への伝達をよくするトレーニング 動物の写真を数枚見たあとに 雑音に混じった音を聞き取る。 絵を見て頭の中が動物モードになってしまい 雑音が入って音を聞き取るとき「動物」の名前に聞こえてしまう。 先入観によって聞こえ方が変わってきてしまうのだ。 音だけを聞いて何をしているかをイメージするトレーニング 音だけを聞いて状況の記憶を呼び覚まして脳を刺激する。 「ヘッドホン難聴」 ヘッドホンで英会話の勉強をしたり音楽を楽しんだりする。 最近は「これ以上大きくなりません」という機能がついている。 電車に乗って聞こえなくなるとそれをはずしてしまう人がいる。 そういうことをやっていると ヘッドホン難聴といって耳が遠くなってしまう。 なるべく大きく音量をしないで集中して聞くようにするとよい。 ■楽天「耳掃除用品」で検索 ■「耳掃除用品」売れ筋ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.11 22:01:13
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