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カテゴリ:外反母趾・爪・足
カラダのキモチ(2007/11/4放送)より
痛みは急にやってくる!あなたのヒザは大丈夫? ヒザ痛予防となる筋肉をパーワーアップ! 歩行時に体重の2~3倍の負担がかかる場所を知っていますか? それは「ヒザ」 私たちのヒザの関節には 普通に歩いているだけでも体重の2~3倍 階段を下りる時には体重の7倍もの負担がかかっている。 つまり体重70キロの人が歩くと ヒザの関節にかかる負担はおよそ210キロ! 大きな負担がかかるヒザこんな症状を感じていたら ある病気の初期症状かもしれません。 ・立ち上がる時にヒザがこわばる ・階段を下りるときにひざが痛い ・正座ができない それはヒザ関節への負担の和らげクッションの役割を果たしている ヒザ関節の軟骨が磨り減ることで 骨がぶつかり合い痛みが生じる 「変形性膝関節症」という病気。 東大病院では 50歳以上の有病率は女性75%、男性54% 患者数は3000万人と推定される国民病。 まだ若いから大丈夫と思っていると 発症の原因となる軟骨の磨り減りはすでに20代から始まっている。 ヒザの専門医 関東労災病院・整形外科・部長・夏山元伸先生 一度磨り減ってしまった関節軟骨は原則として再生しない。 しかしヒザのまわりの筋肉を鍛えることで症状を和らげることは可能。 二度と再生しないというヒザの関節軟骨。 しかし痛いからと動かさないでいるとさらに痛みは悪化。 そのまま放っておくと歩くことさえ困難になる危険性もある。 変形性膝関節症の主な原因 1)加齢⇒長い年月の負担 2)O脚⇒内側にかかる負担 3)肥満⇒体重増からの負担 4)筋肉低下⇒関節へ直接かかる負担 女性の発症率が高い理由 ・ホルモンの影響 ・筋肉の量が少ない ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ <ヒザ痛対策の鍵> 動かないと柔軟性が減り筋肉も落ちてくる。 痛くなるという悪循環になるので痛くない範囲で動かすとよい。 太ももの回りの筋肉を全体的に鍛えることが大切。 「大腿四頭筋」太ももの内側についているひざを伸ばすための筋肉 大腿四頭筋が衰えるとヒザの関節がふらつき軟骨が磨り減りやすくなる。 多くの人が悩むヒザ痛対策の鍵は大腿四頭筋 そこで全国各地でもヒザ痛対策の様々な催しが行われている。 神戸市のスポーツクラブ「オアシス住吉店」 「アクアファイティング」 水中でパンチやキックを突き出す水中エクササイズ。 水の浮力と抵抗によってヒザに負担をかけず大腿四頭筋を鍛えられる。 水に浸かれば体重の1割しか負荷かがかからないため ひざに負担をかけすぎずに筋力アップがはかれる。 この運動は水中を歩くだけでなく足をかなり振り上げているので 大腿四頭筋はもちろんのこと腸腰筋も鍛えられ一石二鳥の効果がある。 広島県「大朝福祉センター」 イスに座って空気の抜けたボールを使って体操していた。 高齢者の転倒予防のために広島県が考案した 「ガンバルーン体操」 ふにゃふにゃしたボールを片手で掴めば握力の訓練になり 遊び感覚でガンバルーンを操ることで 体中の筋力や柔軟性を向上させることにつながる。 ヒザ痛改善体操(1) ガンバルーンをヒザの間に挟む(引っ張っても抜けないように…) ボールをヒザの間に強く挟むことで太ももの内転筋が鍛えられる。 ヒザ痛対策体操(2) ヒザの間にガンバルーンを挟み 左右交互に足を伸ばして上げる。 大腿四頭筋を鍛えることができる。 ヒザ痛対策体操(3) ヒザのストレッチ 床に足を前に出して座り 足の上をボールを転がしながら前屈。 ストレッチをしたりヒザの曲げ伸ばしをすることによって ヒザの動きが良くなる。 関節液が関節の隅々まで行き渡り関節軟骨に栄養が供給される。 ヒザ関節軟骨には血流がないため栄養は関節液から供給される。 立ったり座ったりする時にひざが痛いという人は かなりの確立で痛みが軽減するそうだ。 今では広島県のほぼ全ての市町村に広まってる。 その効果を聞いて北海道から沖縄まで全国から 問いあわせや見学の申し込みがあるそうだ。 関節が固くなると狭い動きに慣れてしまい筋肉が筋全体が固くなる。 スタジオで「ガンバルーン体操」 *ボールがない時はクッションや枕でもよい。 1)イスに座ってヒザの間にボールを挟み ヒザを伸ばして片足を5秒間上げて下ろす 毎日交互の足を20回行う 2)ボールを足首まで転がして10秒間キープ ボールを戻す 毎日交互の足で10回行う ヒザ痛予防・改善!日常生活できるおススメストレッチ 「ヒザの表側のストレッチ」 床に足を前に出して座る かかとを床から離さず 太ももを抱え込み10秒間キープ。 ヒザの表側の筋肉を伸ばす。 毎日交互の足を10回ずつ行う。 「ヒザの裏側のストレッチ」 イスに座りかかとを別のイスに乗せヒザを伸ばす。 2キロのお米が入った重りを ヒザのお皿の一番上に結ぶ。 その状態でつま先を手前にそらし5分間キープ。 ヒザの裏側の筋肉を伸ばす。 逆の足を同様に行う。 「太もも回りのストレッチ」 イスに座った状態で両膝とかかとをぴったりとくっつける。 ひざから下をゆっくりと左右に開き10秒間キープ。 太もも回りの筋肉を伸ばす。 毎日10回を目安に行う。 ヒザが痛い方は早めに医療機関に行ってまずは検査をしたほうが良い。 ■楽天「ソフトジムボール」で検索 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ■楽天「関節痛」で検索 ■楽天「コンドロイチン」で検索 ■楽天「コンドロイチンZS」で検索 ■楽天「グルコサミン&コンドロイチン&コラーゲン」で検索 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.11 22:32:23
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