毛穴の真実　黒ずみ毛穴をキレイにする方法

2008.04.24

カテゴリ：美容

ハピふる！(2008/4/23放送）より
毛穴の黒ずみを解消！あなたの毛穴は？
毛穴の真実　黒ずみ毛穴をキレイにする方法

シミ・シワ・たるみ…お肌の悩みはいろいろありますが
今日のモヤモヤは「毛穴の黒ずみ」

＝番組視聴の毛穴の黒ずみ調査＝
悩んでいるのは鼻の周りの黒ずみだとか…
普段のお手入れは固形石鹸をぬるま湯で泡立てて
鼻の周りは念入りにしっかりと洗う。
それでも解消されない毛穴の黒ずみ。

＝街頭調査＝
どんなお手入れをしていますか？
効果はありますか？
「洗顔してもなかなかちゃんと取れない」
「温めて毛穴を広げてとるっていうのをやってみたが…」
「洗顔をきちんとしている」
皆さんしっかりお手入れをしているようですが
効果はなくモヤモヤ…

ロゴスキンアナライザーという肌の色、色素沈着、毛穴、
シワを高精度に測定する皮膚画像解析装置を使って
番組視聴者の毛穴を測定してみた。
その結果　黒ずみ毛穴は２５６個。
しかも気にしていた鼻意外にも　頬やあご額にまで
黒ずみ毛穴があることがわかった。
洗顔だけでなくパックまでしているのにこの結果。
どうして黒ずみが取れないの？黒ずみの正体は何？

専門家によると「ケア方法が間違っている可能性が…」
毛穴の黒ずみ、キレイにしたつもりが間違い？？

＜毛穴の汚れの正体は角栓＞

黒ずみ毛穴をファイバースコープで見てみると何かが詰まっている！
角栓といい、毛穴に脂と角質層という
表面の皮膚がはがれたものが詰まってしまう。
過剰に分泌された皮脂にはがれた角質が付着し角栓をつくる。
コレが黒ずみ毛穴をつくる角栓。
顔の毛穴はからだの毛穴に比べて皮脂腺が発達しており
分泌が過剰になりやすくなっている。
さらにここに雑菌が入れば吹き出物やにきびの原因になる。
また　ひどくなると角栓が大きくなり大変なことになる。

専門のクリニックなどでは　フラッシュ光線レーザー療法という
毛穴につまった固まった皮脂を
熱によって溶かし出すという方法もあるが
通常は顔を洗って化粧を落として毛穴をスッキリさせるのがポイント。

洗顔でキレイにするのは当たり前で　誰だってやっていることでは？

一番いけないことは皮膚をこすること！
多くの方はこすり過ぎや　何かを使いすぎて
肌の一番表面の角質層を傷つけている。
肌の水分を保つ役割のある角質層。
こすり洗いで角質層が傷つくと　はがれた角質が毛穴に詰まる。
それだけなく角質層が傷つくと肌が乾燥して
皮脂が過剰に分泌され角栓ができやすくなる。
こうして悪循環が生まれてしまう。

＝正しい洗顔方法＝
１）まずは顔についた汚れを取り除くためぬるま湯で顔を洗い流す
そのまま洗顔すると汚れや汗の結晶が肌を傷つけてしまうことがある
２）クレンジング
好みのタイプのクレンジングをたっぷり手に取り
優しく顔をなでるように指を滑らせる。
指が直接肌をこすらないようなイメージで
クレンジング剤をたっぷり使うのがポイント。
３）洗顔料はぬるま湯を加えながらよーく泡立てる。
このひと手間が毛穴をキレイにするポイント。
この泡で包みこむように優しく洗顔する。
必ず肌と指の間に泡があることを意識する。
石鹸分が残らないようによーく洗い流す。
４）洗い流した後のタオルでのふき取りは　こすらずに押さえつける様に。
５）洗顔の後は化粧水でしっかり保湿。
叩かず押さえつけるようにして浸透させる。
化粧水を冷蔵庫で冷やしておけば　
開いた毛穴を引き締める効果がある。
６）さらに乳液やクリームなどで水分が蒸発しないようにフタをする。

正しい洗顔を行ったことで角栓が取れたが
毛穴の皮膚が黒ずんだままのような…
毛穴の周りの皮膚が炎症を繰り返すことによって
色素沈着を起こして黒くなることがある。
ここまでくると新陳代謝で皮膚が生まれ変わるの待つほかない。
そんなことにならないように泡洗顔と保湿を心掛けることが大切！