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カテゴリ:インフルエンザ・風邪・ノロ・肺炎・麻疹
おもいっきりイイ!!テレビ(2008/7/31放送)より
コレが正しい夏カゼ撃退・予防法! 夏の湿度が高いと 夏カゼウィルスが大暴れ ↓↓ 深刻なウィルスによる感染症を招きやすい ↓↓ 肺炎・髄膜炎・大腸炎など ↓↓ 入院・死のケースも! 先生のプロフィール: 村田博愛病院 副院長:吉國友和 先生 感染症のエキスパート。 インターネットなどを通じて夏カゼをはじめとして 感染症対策を一般的にもわかりやすく発信している。 <冬カゼと夏カゼの違い> 「冬カゼ」寒さと乾燥を好むウィルスが大暴れ 「夏カゼ」暑さと湿気を好むウィルスが大暴れ 夏カゼウイルスの種類と症状 アデノウイルス:発熱・のどの痛み・激しい咳など エンテロウィルス:発熱・のどの痛み・下痢・腹痛など コクサッキーウィルス:高熱・のどの痛み・口内炎など ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 夏カゼが長引く理由(1) Aウィルス ↑ 2次感染 ↑ ↓ ↓ Bウィルス ←→ Cウィルス 夏カゼは1週間以内で鼻や喉の症状が治まって回復するが、 それ以上かかる場合は 治りかけた頃に 別の夏カゼウイルスや細菌にかかってしまい症状が重くなる。 このような時は「2次感染」の疑いがあり、これの繰り返しで症状が長引く。 夏カゼが長引く理由(2) 室内と室外の気温差・湿度差が大きいと 自律神経が乱れる(身体を調節する機能)が乱れる ↓↓ 体温調節が出来なくなり免疫力が低下(未病) ↓↓ 夏カゼに感染する ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 夏カゼの前兆 夏カゼのウイルスは喉で繁殖するので のどに違和感があったら注意が必要! ↓↓ 寒気・だるさ・発熱 のどはもともと高温多湿環境下にあるので そこのところから感染しやすい。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 夏カゼのひきはじめには? ≪先生オススメ!少量のワイン≫ 赤ワインに含まれるポリフェノールには消炎作用があるので、 夏カゼによる、のどの痛みなど、身体の炎症を抑え、自律神経を整えてくれる。 アルコールは20~30mlで体温を2度上昇、免疫力を3倍高めてくれる。 また、温かいものを食べるよりも、お酒を飲んだほうが体温上昇が長続きする。 ≪ショウガワインの作り方≫ 赤ワイン20mlに生姜3~4mlを入れる ショウガは消炎作用に加え、体温を上昇させ 血流を良くして抗ウイルス作用がある。 アルコールと生薬を合わせることで、体温の上昇、 血流をよくして消炎効果もアップする。 海外でも未病の場合は アルコール(薬酒)を飲んで様子をみるということがある。 お酒が苦手な人やお子さんにはぶどうジュース、 あるいは体温を上げる食材のニラ・ネギ・ニンニクがよい。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 正しい夏カゼ撃退法 1)水分補給(スポーツドリンクなど) 2)室内をクーラーで適温にする(26~28度) 3)お腹にはタオルケットをかける 4)睡眠を十分にとる ≪夏風邪をひいた時は体を温めてはダメ!≫ 質問)夏カゼを引いた時は身体を温めて汗をかいたほうがいい? 正解)× 冬のカゼは気温が低いので体を温めた結果汗を流すが、 夏の暑さで体力をなくしているときに、布団をかぶったりして 必要以上に汗を流すと脱水症状になりかねない! しかも、さらに体力を消耗してしまう。 ≪夏カゼをひいたときの入浴法≫ 質問)夏カゼを引いた時でもお風呂に入ったほうがいい? 正解)○ お風呂に入る時は、シャワー程度がよい。 夏カゼウイルスは湿気を好むので、 汗ばんでいる皮膚にも付着するため、シャワーで洗い流すことが大切! 爽快感が得られ、夏カゼの治りも早くなることがある。 ただし、熱が38~39度もある時や、 体力が消耗している時は安静にするのが一番よい。 ≪夏カゼで下痢になった場合の撃退法≫ 質問)夏カゼで下痢になったらすぐに下痢止め薬を飲んだほうがいい? 正解)× すぐに下痢止め薬を飲んではいけない 下痢は腸の中で繁殖したウイルスを排出している状態なので、 薬で止めてしまってはいけない。2~3日は様子を見ること。 ただし、体力の消耗の激しい時や、下痢が3日以上続く時には薬の服用、 またはお近くの医療機関で受診すること。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 正しい夏カゼ予防法 ≪外出先から帰った時の予防法≫ 質問)夏カゼを防ぐためには外出先から帰ったら まずエアコンをつけたほうがいい? 正解)× すぐにエアコンをつけてはいけない 帰ってすぐの室内は、屋外よりも気温・湿度ともに 高くなっているので、窓を開けて換気をすること。 よどんだ空気には風邪のウイルスがたまっている。 また手・足を急に冷やすと自律神経が乱れやすくなる。 冷房は窓を開けて15分くらいたってから、 身体がなれた頃につけると自律神経も乱れにくい。 また、夏カゼウイルスは目から感染するものもあるので、 帰ってきたらすぐに手洗いと目薬をすると効果的! ≪睡眠時の予防法≫ 「夏カゼを防ぐには寝室の湿気とダニを取るといい!」 夏カゼのウイルスは湿気を好むので、室内の湿気をとることが大切。 また、ダニはアレルギーを起こして 呼吸器系を弱らせてしまうことがあるので夏カゼが悪化する原因になる。 「布団に除湿シートを敷きダニ防止グッズ入れて湿気とダニを取り除こう」 冷房をつけても布団は夏カゼウイルスやダニの温床となってしまうので、 布団に除湿シートを敷き、ダニ防止グッズを入れて湿気とダニを取り除くこと! 除湿シートは頭から腰の部分にかけて敷く。(汗をかきやすい部位) ダニ防止グッズは、ダニが集まって簡単に捨てられるものがよい。 ■「ダニホテル」で検索 ■「ダニの壷 」で検索 ≪その他の予防法≫ 1)ぬれた傘は室内に持ち込まない 2)お風呂のフタをキッチリ閉める! 3)寝室に炭を置く! ≪食事で夏カゼ予防≫ 質問)夏カゼ予防にはどんな食事を摂るといい? ⇒キムチを摂るといい! キムチのような発酵食品を食べて腸内環境を整えておけば 腸内で夏風邪ウイルスが繁殖するのを抑える可能性がある。 1日2食は発酵食品を摂るとよい。 ■楽天「キムチ」で検索 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2008.08.04 22:00:25
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