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2008.08.26
カテゴリ：尿もれ・骨盤臓器脱・痔・尿路結石・前立腺
カラダのキモチ（2008/7/24放送）より
女性にもわかって欲しい！ 男の宿命！前立腺トラブル最新情報 ５０代の５割、６０代の６割、７０代の７割が 抱えているという男性特有の健康上の問題を知っていますか？ それは前立腺のトラブル！ 前立腺は男性の膀胱真下にあり 尿道を取り巻くような位置にある臓器。 精子の活動を盛んにする前立腺液を分泌するのが主な役割。 しかし尿道が通っているため排尿とも深く関わっている。 前立腺は加齢に伴い２つの危機が訪れると言う。 ＝前立腺の危機＝ １）前立腺肥大 加齢に伴い前立腺が大きくなる。 次のようなことに心当たりがあれが前立腺肥大の可能性が！ ・夜寝ている間 何度もトイレに起きる。 ・ご主人が入った後のトイレが汚れている。 ２０代ではクルミほどの前立腺が 加齢に伴い肥大しリンゴの大きさにまでなることもある。 それが排尿時の様々なトラブルを引き起こす原因になる。 ２）前立腺ガン 欧米では男性がかかるガンのトップですが 近年 日本人男性にも急増中。 このまま行けば２０２０年には前立腺ガンが 肺ガンについで第２になると言われている。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 男性は加齢と共に排尿トラブルが多くなる なんで前立腺が肥大する？ 男性ホルモンの影響で前立腺が肥大すると言われている。 前立腺肥大は加齢現象の１つで誰でも４０代頃から肥大してくる。 残尿感を感じている男性を超音波検査 軽度の前立腺肥大が発覚した。 肥大した前立腺が尿道を圧迫した結果 膀胱内に尿が残ってしまう。 前立腺肥大のサイン「排尿に時間がかかる」 前立腺肥大症になると若い頃より排尿に倍近く時間がかかることもある。 トイレにかかる時間を年代別に協力してもらい調査 ２０代 ２０秒 ３０代 ３４秒 ４０代 ３７秒 ５０代 １分２秒 ６０代 ５６秒 ７０代 １分３秒 ＜前立腺肥大チェック＞ 質問に６段階で回答します。 ０←全くない １←５回に１回の割合より少ない ２←２回に１回の割合より少ない ３←２回に１回の割合くらい ４←２回に１回の割合より多い ５←ほとんどいつも １）この１ヶ月の間に尿をした後に まだ尿が残っている感じがありましたか？ ２）この１ヶ月の間に尿をしてから２時間以内に もう１度しなくてはならないことがありましたか？ ３）この１ヶ月の間に尿をしている間に 尿が何度も途切れることがありました？ ４）この１ヶ月の間に尿を我慢するのが難しいことがありましたか？ ５）この１ヶ月の間に尿の勢いが弱いことがありましたか？ ６）この１ヶ月の間に尿をし始めるために お腹に力を入れることがありましたか？ ７）この１ヶ月の間に夜寝てから朝起きるまでに ふつう何回尿をするためにおきましたか？ ７つの項目の合計スコアで判定する ＝国際前立腺症状スコア点数の目安＝ 軽症 ７点以下 中等症 ８～１９点 重症 ２０～３５点 軽症は 検査などにより肥大の経過を見る 中等症は 投薬によって尿道を広げ尿の通りをよくする 重症は 手術によって尿道を圧迫する肥大部分を切除 排尿障害の症状を感じたら病院で診察を受けましょう！ 超音波検査、尿流量検査、残尿検査、触診などで 肥大の程度を調べることができる。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 患者数急増中の前立腺ガン 国内の前立腺ガン患者数は毎年約６万人ずつ増えておくと予測されている。 前立腺ガンはなぜ増えているの？ いろいろ原因はあるが１つは食生活。 脂肪分を多く摂るとことで前立腺ガンの進行が早くなることがわかっている。 ちなみに… 大豆イソフラボンには前立腺ガンの進行を遅らせる効果が期待できる。 和食は脂肪分が比較的少なく大豆イソフラボンを多く含み予防につながる。 前立腺ガン患者Ｎさん（７２歳）の症例 ２０年前から前立腺肥大症で夜間頻尿を体験。 以来長年泌尿科へ通院 自分は前立腺ガンだとは思いもよらず ガンだとわかった時には驚いたそうだ。 自覚症状はなかった。 一歩発見が遅れると手術ができないという怖い病。 前立腺肥大は内側が肥大市尿道を圧迫することで尿トラブルを引き起こすが 前立腺ガンは外側にガン細胞ができやすいため尿トラブルなどの自覚症状がない。 つまり腰痛などがきっかけで見つかる場合は 他の部位に転移してしまった後なのだ。 Ｎさんの場合はガンが見つかった時には中期程度で 手術ができるぎりぎりのタイミングでした。 もしさらに発見が遅れていれば余命３年だったそうだ。 Ｎさんの前立腺ガンを見つけたのはＰＳＡ検査。 ＰＳＡ検査とは前立腺から分泌される ＰＳＡ（前立腺特異抗原）の血中濃度を測る検査。 ＰＳＡは前立腺のがん細胞から特に多く分泌されるため ＰＳＡの数値を測定することで自覚症状のない 前立腺ガンの早期発見が可能になった。 簡単な血液検査ですむＰＳＡ検査 ５０歳を過ぎたら定期的に検査を受けるようにしましょう。 治療法は？ 最近は様々な治療法が出てきている。 切らずに治せる前立腺ガンの治療法が研究開発されている。 特に患者さんのカラダへの負担が少ない放射線治療の進歩が著しい。   ■楽天「前立腺肥大症」で検索 ■楽天「前立腺ガン」で検索   
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Last updated
2008.08.26 22:41:45
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