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カテゴリ:インフルエンザ・風邪・ノロ・肺炎・麻疹
世界一受けたい授業(2008/12/13放送)より
知ってるつもりの風邪の常識 万病のもとから体を守る対処法 死因別にみたわが国の死亡率は ガンでの死亡率が増加の一途をたどる一方 注目なのは4位の肺炎、ここ30年間でその数は倍以上に膨らんでいる。 原因は肺炎を引き起こす肺炎球菌・クラミジア・マイコプラズマなど 細菌によるものがほとんどですが 中には風邪によるものも… たかが風邪と思っていても場合によっては死につながる場合もある。 さらにこれからはインフルエンザが猛威をふるう季節。 低温や乾燥を好むウイルスに特に気をつけなければならない。 風邪のウィルスは何種類以上ある? 100種類以上ある。 したがってそのウィルスに免疫がなかなかできない。 なので1年に風邪を何回もひく。 1生涯に何度も1人の人が風邪をひく。 インフルエンザも風邪の中に入る。 インフルエンザを別にするのは 症状が重い、伝染性が強い、危険なことにも人によってはなる。 インフルエンザの予防接種は受けた方がよい? もちろん受けたほうがよい。 打ってから2週間くらいから効き目が出てくる。 それから約5ヶ月間効き目がある。 今では65歳以上と決められているが ご高齢の方、心臓病、腎臓病、慢性の呼吸器の病気を 持っている方は接種したほうがよい。 予防接種は100%ではない。 副作用は全くないわけではない。 赤く腫れたり 痛んだり 人によっては軽い熱が出るが それも大したことではない。 大事なことはワクチンの中に鶏卵が使われていること。 なので卵アレルギーのある方は控えた方がよい。 インフルエンザにかかったら病院へ行き早目の対処が大事。 医師は患者の何を診ているのか? 1)脈を診る 脈からいろいろなことが分かる。 一般には脈の数が多いか少ないか リズムが正常かどうか 例えば不整脈が起こるかとか 2)眼を診る した瞼を診る。 風邪だと結膜炎が起こって赤くなり目やにが出たりする 3)のどを診る のどの赤さ 腫れ具合とか 大事なことは扁桃腺を診る。 4)首のリンパ腺を診る 腫れ具合を診る。 普通の方でもリンパ腺が触れることはある。 大きさは大体 大豆大位までは触れる。 のどなのに炎症があると首のリンパ腺が腫れてくる。 知ってるつもりの風邪の知識 風邪にまつわる常識度チェック 風邪は人にうつすと治る!○か×か? 正解 ⇒ × 普通の風邪は3~4日で治る。 その時接した人がちょうど風邪が出てきたのでうつしたと思うわけ。 風邪のかかり方の多くは飛まつ感染。 くしゃみ・咳がしぶきとなって飛ぶ。 そのしぶきの中に風邪のウィルスがたくさん入っていて それが相手の鼻、のどの粘膜にくっつく。 しぶきは約1メートル飛ぶ。 「人からもうつされない、人様にはうつさない」 という意味ではマスクは必要。 マスクは一般的には1日使ったマスクは取りかえる。 人ごみに出た後はすぐに換えたほうがよい。 手洗いうがいは有効? うがい 風邪のウィルスが飛まつ感染でつく しぶきが乾燥して空気中にウヨウヨいる のどや鼻についてくるので 人ごみから帰ってきた時にはうがいをすることはよい。 手洗い 大変重要 電車のつり革、ドアの取っ手などをわれわれは触っている。 手に触ったウィルスが 鼻をいじったり 目をこすったり 自分に入ってくる。 手洗いは水道水の流れる水で 石鹸を使って 約15~30秒洗い落とす。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 昔買った風邪薬を飲んだ!!○か×か? 正解 ⇒ × 薬には使用期限がある。 市販の薬の場合 使用期限が書いてある。 使用期限を確かめずに無造作に飲むのはよくない。 病院で出す薬は処方の期限しか出ないので飲みきらなければならない。 残っているのはちゃんと飲まなかったということ。 ビタミンCは風邪の予防になる? 研究者がいろいろ調べたが その結果 あまり予防に効果がないとされている。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 熱がなかったのでお風呂に入った!○か×か? 正解 ⇒ × 体を消耗させる 体力を消耗させるのでやめたほうがよい。 特にお年寄りの場合には 体温の調節がうまくいかないので 先生は風邪の時はお風呂をやめたほうがよいと思うそうだ。 どうしてもというときには シャワーを浴びる程度ならよい。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 芸能人の風邪対処法 「緑茶でうがいをする」 よい。 お茶の中には殺菌作用を持った成分がある。 お茶自身は風邪にはよい。 「梅干を焼いてお茶で飲む」 昔からやられている 「ニラ雑炊を食べる」 ニラもにんにくも同じような作用を持っている。 これも風邪にはよい。 生姜やネギの白い部分も風邪によい。 「葛湯を飲む」 葛はマメ科の植物。 葛の根は「葛根(かっこん)」で東洋医学で使っている。 葛湯の中にしょうが・ニラ・梅干を入れると風邪にもよい。 「大根あめ」 大根は東洋医学でいろんな面で使われている。 消化作用、殺菌作用、体を温める作用がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.16 20:49:01
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