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カテゴリ:インフルエンザ・風邪・ノロ・肺炎・麻疹
おもいっきりイイ!!テレビ(2008/12/17放送)より
ナンバー1耳鼻科医が教える 冬の急所「鼻・のど」を守る新常識 =注目情報= 関東でもインフルエンザが流行 冬到来 風邪を引きやすいこの時期 鼻やのどのお悩みは? 「鼻水が止まらない。温度差で出ちゃっう」 「内科に行くべきか?耳鼻咽喉科に行くべきか?」 「1年中鼻水・鼻づまりがひどい」 「鼻毛ってどうしたらいいの?」 こんな数々の疑問に答えてくれるのは 藤巻耳鼻咽喉科医院・院長・医学博士・藤巻豊 先生 充実した最新の医療設備と共に 大学病院の教授などがスタッフとして診察する先生の病院では およそ9万人のアンケートによる「患者が決めた!いい病院」 耳鼻科部門の第1位に選ばれている。 この冬風邪やインフルエンザに負けない 冬の急所と言われるのどを守る新常識や 今ならまだ間に合う最新の花粉症対策について教えていただく。 風邪って「鼻」「のど」なの? 急所って? 鼻から入った空気を加湿したり温めたり 粘液で異物などを洗い流す働きをしている そういう部分を入ってきたウィルスをのどで 免疫の機能が働いて戦いウィルスをやっつける働きをしている。 冬は空気が乾燥しており 気温も低下 ウィルスも増えており鼻からもウィルスが入ってくる。 鼻の奥アデノイドにもウィルスがくっつく。 口からも入ってきて扁桃腺にくっつく。 ウィルスをブロックするのが鼻・のどなので 鼻・のどは風邪の急所と言うことになる。 したがって耳鼻咽喉科ということになる。 ■耳鼻咽喉科が専門とする風邪の症状 ⇒鼻水・鼻づまり・のどの痛み ■内科が専門とする風邪の症状 ⇒下痢などの腹痛・せき のどから出る咳は耳鼻科でもよいが 中から出る咳は肺炎の場合もあるので内科を受診。 風邪の初期症状は耳鼻科でも内科でもよい。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ Q、鼻水が出たら力強くかんでスッキリさせたほうがいい?○か×か? 正解⇒× 鼻の中に鼻水が一杯たまっているが 鼻と耳が耳管という管でつながっているので あまり強くかむとウィルスを耳管を通じて 耳の奥へ追いやってしまい中耳炎になりやすい。 鼻水は片方の鼻ずつやさしくかみましょう! さらに子どもは 「鼻水をすする」のもダメ! 大人の耳管は長くて真ん中が細くなっているが 子ども耳管は太くて水平なので 鼻水をすすると簡単に鼻から耳へばい菌が入りやすい。 鼻水の色で体調がチェックできる! 鼻水は体調のバロメーター 良い←ーーーーーーーー→悪い 透明 黄色 緑色 こんな場合は耳鼻咽喉科へ 1週間以上 緑色で粘着質な鼻水が出る ↓ ↓ ↓ 蓄膿症(副鼻腔炎)の恐れあり 蓄膿症は鼻をかみすぎたりすると ほっぺにある空洞にばい菌が入って感染を起こしてしまう。 そうすると骨の中なのでほっぺが痛くなったり あるいは鼻が出なくても感染を起こしている場合があるので 目の奥が痛くなったり 歯が痛くなったり 耳鼻咽喉科を受診する前に 眼科に行ったり歯科に行ったりする人もいる。 Q、鼻毛は抜いたほうがいい?○か×か? 正解⇒× 異物が入るのを防ぐ最初のバリアなので× 抜くのは化膿することがあるので 気になったら切る程度にする。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 鼻・のどを守る 濡れマスク睡眠法 寝ている間に口を開いて乾燥し のどを痛める人が多い。 1)マスクのガーゼを水に浸して軽く絞る 2)鼻を覆っても気にならない人はそのままマスクをする。 気になる人はマスクの上部1/3を折って湿らせたガーゼをつける。 鼻は自分で加湿できる。 3)口だけにマスクをかけて眠る ■楽天「濡れマスク」で検索 Q、風邪予防のために「鼻うがい」をしたほうがよい?○か×か? 正解⇒× 鼻はわざわざうがいしなくても 加湿したり異物を洗い流したりしている。 真水は粘膜を傷つけるので 真水でしてはけない。 鼻うがいする場合は 1%の濃度の塩水を使う。 ■楽天「鼻・うがい」で検索 先生オススメのうがい方法 「緑茶」でのどをうがいしよう! 1日2~3回行えばよい。 こんな症状は要注意 扁桃腺が腫れやすい人は 腎臓・心臓を悪くする可能性あり 繰り返すとばい菌の影響で腎臓・心臓を悪くすることがある 扁桃腺の腫れに痛みが伴う場合は早めに耳鼻科へ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ =最新予測= 2009年のスギ花粉飛散量は今年の2倍になる 今なら間に合う!花粉症の最新治療「CO2レーザー手術」 ・綿に染み込ませた麻酔薬を塗布する ・内視鏡を鼻の中に入れる ・CO2レーザーメスで鼻の粘膜を焼き付ける 手術の時間は片方の鼻で5分程度 同じ日に両方の鼻の手術も可能 どうして鼻粘膜を焼くことで花粉症の症状が緩和するのか? そもそも花粉症は鼻の粘膜に付着した花粉を ウィルスや細菌などと同じ外敵と勘違いしてしまうアレルギー反応である。 鼻粘膜に付着した花粉を洗い流そうと鼻水を出し 炎症を起こした粘膜が膨らんで鼻づまりやくしゃみを起こしてしまう。 そこでレーザーによって鼻の粘膜を焼きつけ 鼻粘膜を変質させることで花粉が付着しても アレルギー反応を起こしにくい状態にする。 こうすることで鼻水・鼻づまりなどの症状が緩和する効果が得られる。 手術後の患者さんによると 痛みはないがくしゃみが出そうな感覚があるそうだ。 症状は0ではないが9割がた抑えられるそうだ。 2年3年と重ねていくに度に楽になっていくそうだ。 この手術は1度行えば一生持続するものではない。 鼻粘膜が再生すると再手術が必要になる。 手術のメリット ・保険が適用される (費用は両鼻で約1万円) ・安全性が高い ・日帰り手術が可能 手術のデメリット ・約1~2年で再手術をしなければいけない (個人差あり) CO2レーザー手術はこんな人に ・慢性鼻炎と花粉症を合併している人 ・鼻づまりの症状がひどい人 ・薬の服用を控えたい人 (妊婦や妊娠を希望する人) 花粉症のCO2レーザー手術は 1月下旬までに行わないと効果がない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.17 20:05:07
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