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カテゴリ:尿もれ・骨盤臓器脱・痔・尿路結石・前立腺
本当は怖い家庭の医学(診察日:2月10日 )より
男子禁制!相談しにくい女性の身体の悩みを徹底解消SP あなたには相談しにくい体の悩みはありませんか? 妊娠・出産・更年期など 女性は 人生の節目節目で様々な体の変調に見舞われます。 にもかかわらず 女性特有のカラダの悩みは相談しにくく そのまま放置している人も少なくない。 番組では一般の方々に「相談しにくい身体の悩み」をアンケート調査。 すると 咳をすると尿が漏れる デリケートゾーンがかぶれる などなど そこには様々な悩みがありました。 最近の研究で 相談しにくい女性の身体の悩みの多くは 誤った生活習慣が原因で起きるということが明らかになっている。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 『本当は怖いおしっこの我慢~悲しみの洪水警報~』 I・Tさん(女性)/55歳 自営業 夫と二人で定食屋さんを切り盛りするI・Tさんは、 仕事柄トイレに行きたくても行けないこともしばしば。 いつしかおしっこを我慢する癖がしみついていましたが、 長年のことで慣れっこになっていたせいか、特に気にも留めていませんでした。 そんなある日、重い袋を持ち上げようとした時、 ほんの少し、おしっこを漏らしてしまいます。初めての尿漏れです。 その日以来、笑った時やお腹に力を入れた拍子に、 尿が漏れることが度重なるようになっていきました。 いつも尿漏れのことで頭がいっぱいになり 仕事も手につかず悩んでいました。 友人に相談すると尿漏れパッドをすすめられ半信半疑でしたが いざ使ってみると安心して仕事ができ そのためそのまま放っておきました。 それから1年後 尿意を催しトイレに入ったのに尿がちょっとしか出ません。 スッキリしないため再びトイレに… いきんでおしっこをしぼり出すようになりました。 尿の出が悪くなってから2ヵ月後 下腹部に違和感を感じました。 重い荷物を持ち上げた瞬間に その異物が出てきたような… 慌ててトイレに駆け込み確認すると 股間から 軟らかいピンポン玉のようなものが飛び出していたのです。 すぐに婦人科を受診しました。 1)尿もれ 2)尿意をもよおすがあまり尿が出ない 3)下腹部に異物感 4)股間からピンポン玉のようなものが出る 病名⇒ 膀胱瘤 <なぜ、おしっこの我慢から膀胱瘤に?> 膀胱瘤とは、膀胱、子宮、直腸などを支えている 「骨盤底筋」というハンモックのような筋肉が緩んだ結果、 膀胱が膣の隙間から体外に飛び出してしまう病。 膀胱だけでなく、子宮や直腸が体外に出てしまう場合もありますが、 こういった病は、50歳以上に多く約1割の女性が経験すると言われています。 そもそも骨盤底筋は年を重ねることで、誰でも緩んでいくものですが、 特に出産や肥満がそれを助長するとも言われています。 しかし、習慣的におしっこを我慢し、それが長時間であった場合、 必要以上に膨らんだ膀胱が骨盤底筋を圧迫、ダメージを与え続けているのです。 膀胱の容量は、通常300~400cc。 私たちは尿がそれくらい溜まると、尿意を催し、排出する・・・ ということを繰り返しています。 しかし膀胱が一杯になっても、おしっこを我慢し続けてしまうと、 膀胱は常に伸びきった状態になり 「尿が溜まった」と感じる神経が鈍ってしまうのです。 だからこそ、I・Tさんは朝から昼の仕事終わりまで、 実に10時間もおしっこを我慢できるようになっていたのです。 この時、彼女の膀胱には600ccという通常の倍の尿が溜まっていました。 重さで言えば600g、リンゴ2個分の重さが骨盤底筋を圧迫し続けていたのです。 こうして骨盤底筋が緩んだことで、尿道を締め付ける力が弱くなり、 ついに尿もれを起こしてしまいました。 さらに、彼女を襲った「尿意を感じるが尿があまり出ない」という症状は、 膀胱が正常な位置から徐々に下がってしまい、尿道が変形したために起きたのです。 そして、尿が出にくくなったことで、彼女は大きな過ちを犯してしまいます。 それがいきんでおしっこをするようになったこと。 いきむと、腹圧がかかり、膀胱が膣の方に押し込まれてしまいます。 そう、彼女は尿が出ない、出ないからいきむ、 さらに膀胱が下がるという負のスパイラルに陥ってしまったのです。 そして、ついに膀胱が膣から飛び出るまでになってしまいました。 膀胱瘤は、初期であれば女性ホルモンの投与で治すことも可能な病。 しかし、まずは膀胱に負担を与えないために、 一定の間隔でトイレに行くことが大切なのです。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ あなたは尿漏れをすることはありませんか? 尿意を催しても あまりでないことはありませんか? そして何より おしっこを我慢してはいませんか? 尿漏れの危険因子 1)妊娠・出産 2)よくない排尿習慣 今回のホラーチェックは排尿日誌検査 24時間 どのようにトイレで排尿を行ったか 日誌に細かく記録 チェックしたポイントは3点 1)排尿のためトイレに行った回数 2)排尿時のいきみの有無 3)排尿にかかった秒数 この日誌を見れば 膀胱瘤を始めとした 尿漏れを引き起こす病の危険性がわかる。 健康な排尿 24時間で4~7回 300~400ccの水分をためる膀胱は 20~40秒で排尿 いきまないのがよい排尿 レッドゾーンの排尿 Sさんの場合=排尿回数10回 平均秒数約21秒 残尿感があるといきむ 問題なのは 回数といきみながら排尿することが多かったこと。 尿が非常に出しづらい場合は専門医の受診をオススメする。 尿が出しづらい状態でいきむと膀胱瘤等になる危険性がある。 泌尿器かもしくは産婦人科。 Hさんの場合=排尿回数10回 平均秒数約5秒 排尿回数と平均秒数が短いことが問題 2人目の出産を期に尿を漏れを経験し 尿漏れが心配で念のためにすぐトイレに行くようになった。 念のためにトイレに行くのはよくない? 尿意がないのに念のためにトイレに行くことを機会排尿という。 機会排尿を繰り返すと正常な排尿リズムが崩れる。 機会排尿を繰り返していると 自律神経に異常をきたし 本当の尿意がわからなくなる。 いきまないためにもきちんと尿意を感じてからトイレに行くことが大切。 Mさんの場合=排尿回数20回 平均秒数11秒 念のためトイレに行きいきんで排尿することが多いのが問題。 ゆるんだ骨盤底筋は元に戻る? ダイエット等 減量も骨盤底筋の回復に効果がある。 足腰を鍛えると骨盤底筋のゆるみが改善することがある。 足腰は高齢になればなるほど関係がある。 ■楽天「軽度失禁用品」で検索 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.17 20:42:10
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