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カテゴリ:外反母趾・爪・足
本当は怖い家庭の医学(診察日:7月14日 )より
大流行目前!新型水虫菌 早期発見スペシャル! 今年瞬く間に世界を席巻した新型インフルエンザ。 しかし日本に上陸を果たした新型の感染症は これだけではありません。 これまでに強い感染力を持った「新型水虫菌」の上陸。 現在 世界規模で感染者が急増。 日本でも2001年に集団感染が報告されて以来 わずか8年間で推定3万人以上が感染している。 もし頭に感染してしまうと髪の毛が抜けてしまうことも… 『新型水虫~身近に潜む感染源~』 K・Yさん(女性)/42歳 専業主婦 関東在住の彼女が感染したのは2年前2007年夏でした。 専業主婦のK・Yさんは、ゴルフ好きなサラリーマンの夫、 中学生のインドア派の長女、小学生の柔道を習っている長男の4人家族。 K・Yさんは週に1回ヨガ教室で心も体もリフレッシュ。 几帳面で綺麗好きな彼女は、毎日きちんと掃除をし、 バスマットやシーツも頻繁に変えていました。 ちなみに一家の寝室は10年来 男女別々。 このように家事にプライベートに忙しい毎日を送っていました。 ある日、右膝に虫刺されのような赤い点が出来ていました。 痛みもかゆみもなかったため、虫刺され用の軟膏を塗って対処。 炎症ができてから2日後、赤い点は炎症が拡大し 表面はジュクジュク。 そこで消毒し化膿止めを塗ってガーゼで覆いました。 さらに2日後、ガーゼを取ると炎症がさらに悪化。 ウズラの卵大に広がっていました。 近所の皮膚科を受診。患部から皮膚を採取して検査。 新型の水虫菌ということがわかった。 (1)虫刺されのような赤い点 (2)炎症が拡大し、ジュクジュクする (3)炎症がウズラの卵大になる 病名 ⇒ トリコフィトン・トンズランス症 <なぜ、専業主婦のK・Yさんがトリコフィトン・トンズランス症に?> 「トリコフィトン・トンズランス」とは、 世界中で患者数が急増している新型の水虫菌のこと。 日本国内でもすでに3万人が、この水虫菌に感染していると考えられています。 感染ルートをまとめた研究結果によると、 もともと南ヨーロッパにいた菌が中世になって南米へと伝来。 20世紀、交通機関の発達と共に、 北米、オーストラリア、アジアへと急激に感染域を拡大。 日本では2001年に確認された新しい水虫菌なのです。 そもそも水虫は、白癬菌と呼ばれるカビの一種が、 足の裏などで繁殖し、皮がむけるなどの症状に悩まされる病のこと。 新型水虫菌も同じ白癬菌の仲間。 しかし、従来の水虫菌と比べ、大きな違いが二つあります。 一つは、足以外の特に上半身に感染することが多いのです。 そのため、水虫とは思わず、見逃してしまうケースも。 中でも厄介なのは、頭部に感染した場合。かゆみもないため、 気付きにくく、悪化の一途をたどることに。 10代の若さで頭頂部が禿げ上がる悲劇を招くこともあるのです。 二つ目の特徴は、非常に感染力が強いということ。 事実、通常の水虫菌に比べ、角質への侵入速度が倍近く速い という研究結果が発表されています。 ではK・Yさんの場合、いったいどこで、感染したというのでしょうか? 実は新型水虫菌は、場所はあまり関係なく 接触によって感染するケースがほとんどで レスリングや柔道など、強く身体が接触する 格闘技の世界的な普及と深く関わっているのです。 数日後、柔道を習っていた息子さんを伴って皮膚科を訪ねたK・Yさん。 診察で髪の生え際近くに赤い炎症が見つかり、 頭皮にまで感染が拡がっていることが判明しました。 彼女の場合、度重なる息子さんとの接触、 とりわけ、息子さんを膝枕することで 患部と足が接触したことで、新型水虫菌に感染したと考えられるのです。 さらに、その後行なわれた追跡調査によって、 息子さんへの感染ルートもほぼ解明されました。 息子さんは、少年柔道のコーチをしていた 高校生の腕から感染したと考えられます。 そして、その高校生は、遠征先の韓国で感染した 可能性が大きいという結論が出たのです。 このように、海も国境も軽々と超え、 着実に患者数を増やしている「トリコフィトン・トンズランス症」 事実いま欧米諸国では、この新型水虫菌が、子供を中心に流行中。 このまま放置していると、日本でも数年後には、 子供たちから全世代に感染を広げていくと考えられるのです。 その後、病院で塗り薬を処方されたK・Yさんは、 3週間後には完治することが出来ました。 新型水虫菌の感染力は強いものの、皮膚科で定期健診を受け、 早期に治療すれば拡大を食い止める事が出来るのです。 あなたは最近 身体に丸い炎症ができませんでしたか? その炎症 なんだかジュクジュクしていませんか? そして何より 水虫は足にできるものと思い込んでいませんか? 続きます! ■楽天「水虫」で検索 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.07.17 20:18:57
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