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カテゴリ:疲労回復・老化予防・若返り
本当は怖い家庭の医学(診察日:7月21日)より
夏バテ回復法スペシャル まもなく夏本番! あなたは夏になるたびにこんなことはありませんか? 朝から体がだるい どうも食欲がわかない さっぱりしたものばかり食べてしまう 夜寝苦しくていつもね不足 誰にでもある夏バテ 実は最近の研究で夏バテになる人のメカニズムがわかってきました。 その鍵は意外な場所に隠されていました。 それは私たちの「脳」です。 脳の状態を正常に保つことで夏バテが防止できる。 しかしそうとも知らずにある間違った夏バテ対策を続けると あなたの生活に大きな影響を及ぼすこともある。 『間違った夏バテ対策~脳に潜む恐怖~』 I・Tさん(女性)/28歳 主婦 今から7年前、新米保育士として、いつも汗だくになって働いていました。 夏場でも園児たちのためにクーラーを入れない保育園は、 まるでサウナのようでしたが、暇を見つけては水分補給をして頑張っていました。 そんな中、水分の摂り過ぎでバテてしまったのか 食欲がわかなくなってしまいすっかり夏バテモードに。 突然おなかに鈍い痛みが走り 病院を受診すると膀胱炎でした。 膀胱炎にもなったこともあり、水分を極力控えることを決意しました。 するとなぜか蒸し暑い日でも水分を摂らなくても平気になっていました。 当時 彼女の1日の水分量はコップ2~3杯(500ミリリットル)程度。 その後、夏でも水を飲まない夏バテ対策を続けることに… すると2年前の夏、突然、目の前が回転するようなめまいが襲いました。 いつもの夏バテと軽く考えていました。 しかし翌日にもめまいが しかも後頭部の痛みに吐き気まで催しました。 病院を受診するものの めまいの原因は不明と診断。 さまざまな病院を訪れたがいつも原因不明。 それでも絶え間なく続くめまいで 日常生活が送れなくなっていました。 最初のめまいから半年 めまいのために仕事を辞めてしまいました。 友人からの電話で 同じ症状の患者が 国際医療福祉大学熱海病院で 治療を受けていることを知り 彼女も受診する決意をしました。 (1)めまい (2)頭痛 (3)吐き気 (4)めまいは続いていた 病名 ⇒ 脳脊髄液減少症(のうせきずいえきげんしょうしょう) <なぜ、水分を摂らない夏バテ対策から脳脊髄液減少症に?> 「脳脊髄液減少症」とは、脳と脊髄を 外部の衝撃から守っている髄液が、何らかの原因により減少。 その結果、脳が下がり、髄液を包んでいる硬膜が引っ張られ、 耐えがたい頭痛やめまいなどの症状を引き起こしてしまう病です。 現在、この病の患者は約5万人。 主な原因は、事故などの激しい衝撃により硬膜が破れ、 髄液が漏れ出してしまうことにあります。 しかし近年、事故等とは別に、夏に誰にでも起こる ある症状が病に深く関わっていることがわかってきたのです。 それこそが「夏バテ」 実はこの病の発症率は、夏に最も多く、たかが夏バテと思っている 人の中に脳脊髄液減少症の患者が数多く存在すると言われています。 その原因と考えられるのが、水分不足による脱水です。 人間には、1日に約3リットルの水が必要だといわれています。 そのうち食べ物から摂れる水分は、約1リットル。 つまり、残りの約2リットルは、 飲み物として摂らなければ体内の水分が不足してしまうのです。 そうとも知らないI・Tさんは、毎年「水をあまり飲まない」 夏バテ対策を続けていたため、慢性的な脱水状態に陥っていたのです。 毎年、夏になると現れる倦怠感。 これは脱水状態により髄液が減ったことで起きたと考えられます。 しかし、脱水状態にあれば、普通は喉が渇くはず。 では、なぜ彼女は喉が渇かなかったのでしょうか? スポーツなどで大量に汗をかくなど、急激に脱水した場合、 脳は脱水のサインである喉の渇きを感じる信号を出します。 しかし、慢性的な脱水の場合、その状態に脳が慣れてしまい、 喉が渇いたというサインを出さなくなってしまうことがあるのです。 そして数年間、脱水症状が続いたことで、病が進み、 めまいや頭痛など様々な症状を引き起こしたと考えられます。 専門の治療により、徐々に回復に向かっているI・Tさんは、 現在では冷蔵庫の中に麦茶の容器を2本常備。 病の完治のため、1日2リットルの水分を欠かさない生活を送っています。 あなたは夏に 体がだるくないですか? 時々 めまいに襲われませんか? そして何より ちゃんと水分を摂っていますか? メディカル・ホラー・チェックは「水分量チェック」 ゲスト患者には ある1日の食事・飲み物を撮影してもらった。 その内容を管理栄養士が厳密に計算 水分量を割り出した。 1日の水分量が3リットルに満たないと 夏バテを起こすだけでなく 脳脊髄液減少症になる危険性が高いレッドゾーンとなる。 ゲスト患者で一番水分を摂れていなかった方は お茶とコーヒーで たったの0.3リットルでした。 実際にこの水分量で病を発症した患者さんもおり いつ脊髄液減少症になってもおかしくない状態。 もっと意識的に水分を摂ることが大切。 かなり水分を摂っていると思っていたゲスト患者。 お酒をたくさん飲んではいたのですが お酒は水分量としては換算されない。 アルコールには利尿作用があり むしろ体内の水分を外に出す働きがある。 お酒を飲んだ翌朝にのどが渇くのは脱水している証。 お酒を飲むときは水分をより摂ることが大切。 1日2食だったゲスト患者もレッドゾーン。 1日2食のために水分が足りていなかった。 またコーヒーをたくさん飲んでいたが コーヒーにはカフェインが含まれ 利尿作用があり飲みすぎには注意が必要。 ■楽天「水筒」で検索 ■楽天「水筒売れ筋ランキング」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.07.22 20:30:07
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