|
カテゴリ:冷え性・低体温・湯たんぽ・静電気・体温
本当は怖い家庭の医学(診察日:7月28日 )より
夏こそ危険!冷え症徹底改善スペシャル 連日の猛暑 気をつけるべきなのは「夏の冷え」 その冷えを大きく悪化させるのが「冷房」です。 あなたは冷房の設定温度を何度にしていますか? 設定温度によっては大変な事態になることも… そんな夏の冷えをあっという間に改善する方法がある。 それこそが「ツボ」 北里大学 東洋医学総合研究所 伊藤剛 先生 押すだけで効果抜群の冷え解消ツボを大公開 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 『本当は怖い夏の冷え~冷房の落とし穴~』 O・Kさん(女性)/31歳 主婦 9年前、ある大手銀行に就職し、 キャッシュカードの事務処理を担当することになったO・Kさん。 6月になると空調が使われ始めますが 6畳ほどの小さな会議で 作業していたところ手足が冷えてしまいました。 O・Kさんは もともと手足に汗をかきやすい体質で 濡れた手に空調の風が当たり冷えてしまいました。 それでもまだ送風で室温は28℃ 身体が冷えるほどではありません。 記録的な猛暑となったその年の7月、銀行ではお客様が出入りする フロアを涼しくするため、送風から冷房に変わり 建物一括管理のシステムで空調は24℃に設定。 銀行の規則で制服の上に重ね着することが許されず、 毎日、手足の冷たさに耐えながら、仕事を続けることになりました。 冷房を入れて数週間後、やけに身体がだるくなり、 経験したことのない激しい頭痛にも襲われた彼女。 お風呂に入って身体を暖めても、頭痛は治まりません。 わかったことは冷房の強い場所で冷えや頭痛が激しくなることだけ。 さらになぜか風邪をひきやすくなってしまいました。 それも仕事に影響するような長引く風邪。 以来夏を迎えるたびに身体が弱っていきました。 どうやっても治まることのない冷えと激しい頭痛に 2004年冬 銀行を辞めざる終えなくなりました。 それから5年後 最後の頼みにと訪れた 北里大学 東洋医学総合研究所で病の正体があきらかになりました。 (1)倦怠感 (2)激しい頭痛 (3)風邪を引きやすくなる 病名 ⇒ 冷房病 <なぜ、O・Kさんは冷房病に?> 「冷房病」とは、冷房の強い環境により 体温を調節する自律神経の機能がみだれる病のこと。 単に体が冷えるだけでなく、頭痛、肩こり、倦怠感、 そして、風邪を引きやすいなどの全身症状が現れます。 O・Kさんは毎日のように冷房の強い刺激を受け続けた事によって、 この自律神経の機能が乱れてしまったのです。 実際、彼女のような症例は、かなりの数が確認されています。 一体なぜなのでしょうか? その原因こそ「夏の温度差」 私たちの自律神経は、夏になり暑さを感じると 体の中に熱を 閉じ込めないよう、皮膚のすぐ下の血管を拡げ、熱を逃がしやすくします。 逆に冬は外の寒さに熱を奪われないよう、 血管を収縮させ体の熱を保とうとします。 このように、人間の体は夏型と冬型、季節に応じて変化しているのです。 しかし、体が夏型になっているにも関わらず、 寒いと感じるほどの冷房下に長時間いると、 自律神経は体の熱を奪われないように血管を収縮させ、 冬型の体に変えようとしてしまうのです。 ところが、一歩外に出れば猛暑。 暑さを感じた自律神経は、再び体を夏型に戻そうとします。 これを繰り返すうち、次第に自律神経が、 今の季節が夏なのか冬なのか混乱し、機能を乱すと考えられています。 今回O・Kさんは、イリスコーダーという目の瞳孔の動きで 自律神経を調べる検査から、彼女の自律神経の機能が やや過敏になっていることが確認されました。 そして今後は、漢方を中心とした治療を受ける事になりました。 あなたは夏 一日中 冷房をつけていませんか? 部屋の温度 低くしすぎていませんか? そして何より冷え性ではありませんか? メディカル・ホラー・チェック 「足の冷却試験」 冷房病は自律神経のバランスが崩れることが原因。 足を冷やすことで自律神経の働きをチェックできる。 1)右足を保冷剤で10分冷やした時の足の温度 2)冷却をやめて20分後の足の温度 自律神経に問題がなければ 冷やした時に足の温度は10℃以下 その後元に戻る もし冷やしても足の温度が10℃まで下がらない 元に戻らない場合は 自律神経が不安定で体温調節がうまくできないレッドゾーンとなる 足の温度が元に戻らなかった場合 血流が戻らずに足が冷えたままになっている。 冷房の冷気によって足から冷やされやすい。 室内でも靴下などを履き足を保温することが大切。 冷房の設定温度の目安は? 個人差はあるが 風があたって寒さを感じる場合は冷房を弱くすることが大切。 扇風機にずっとあたっているのもよくない。 体温が10度まで下がらず さらに戻らなかった場合 自律神経のバランスが乱れているため 熱が逃げやすく体温が戻りにくい傾向がみられる。 脇の下の体温を10分間計測すると正確な体温がわかる 通常は36℃以上あるべき体温が低く 足の温度も低い場合 身体全体が冷えている傾向にある。 その場合 自分で気づきづらい場所が冷えている危険がある。 身体の中の体温が下がりやすい傾向がある。 「内臓」が冷えやすい危険性。 内臓の血流が悪くなっている。 下痢や便秘になりやすい。 冷え性対策 1)食事が熱の元となるので三食きちんと摂る 2)自律神経のバランスをとるために 毎日5~10分の定期的な運動 続きます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.07.29 20:21:33
コメント(0) | コメントを書く
[冷え性・低体温・湯たんぽ・静電気・体温] カテゴリの最新記事
|