備軍を含め６人に１人が陥っている「糖尿病の傾向と対策」

2009.11.12

カラダのキモチ（2009/11/8放送）より
予備軍を含め６人に１人が陥っている「糖尿病の傾向と対策」

１１月１４日は「世界糖尿病デー」
今や糖尿病が原因で全世界で１０秒に１人が死亡している。
日本でも患者数は予備軍を含め１０年前に１．６倍２２１０万人。
今月１４日は世界が糖尿病啓発のシンボルカラーに染まり一丸となる日。
急増する糖尿病患者は番組でも発見されたことがある。
８月の放送で簡易検査で糖尿病が発覚した男性。
また９月の放送でも血糖値の検査で糖尿予備軍と診断された男性。
その後２人はそのまま何もせず。
自覚症状がないので実感がないためだそうだが…

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糖尿病の検査は空腹時の血糖値とブドウ糖負荷後２時間値で診断する。
糖尿病の大多数は自覚症状がない。
知らず知らずに放置すると余病が起こる。
余病とはある病気に伴って起こる別の病気のこと。

血糖値を高いまま放置していると
神経障害、網膜症、腎症…
命に関わる動脈硬化が進み脳梗塞や心筋梗塞に繋がることもある。

一番大事なのは食習慣と運動習慣。
食べ放題　お酒を飲み放題という
暴飲暴食をしている生活だと糖尿病になりやすい。

　

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糖尿病は血液中のブドウ糖濃度（血糖値）が上昇し持続する病気

食べ物に含まれる糖分は胃腸でブドウ糖に分解される。
するとすい臓からインスリンが分泌。
筋肉などの細胞にブドウ糖が取り込まれる。
しかしインスリンの分泌量が低下したり
感受性が弱まると血液中にブドウ糖が増加　糖尿病となる。

自覚症状がないまま進行し脳梗塞や心筋梗塞を招く。

糖尿病が見つかったらどう対応したらいいの？
２型糖尿病の場合　食事と運動　生活習慣の是正が重要。

１型糖尿病は自己免疫が原因で起こる。
生活習慣や年齢に関係ない。

食事を残す勇気を持つ！
脂っこいものは控えるのも重要なポイント。

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糖尿病対策は食事だけではない！
続いての対策は「運動」

血糖値を下げる運動で有効なのは有酸素運動。

有酸素運動
・ウォーキング
・散歩
・サイクリング
・水泳　など

運動することでエネルギー源として
ブドウ糖が筋肉に取り込まれ血糖値が下がる。

血糖値は食事の１～２時間後がピークのため食後の運動が効果的。

１日おきにぐらい３０～１時間くらい体を動かすことは大変良い。

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血糖値を下げる要素として食事運動があるが実はもう１つある！
「ストレス」

笑いだけで食後の血糖値の上昇がかなり大幅に抑えられる。
血糖値はストレスがかかると上昇すると言われている。
そこで先生は　逆にリラックスすれば
血糖値の上昇が抑えられると考え　ある実験を行った。

その実験とは　食後に講義を聞いたときと
漫才を聞いたときの血糖値の比較
結果は漫才を聞いたときのほうが血糖値の上昇は抑えられた。
笑うことで血糖値の上昇は抑えられたのです。

笑いというのは本当に力がある！
笑いは笑い事ではない　と先生。

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笑いでストレス解消新しいエクササイズ
「ラフターヨガ（笑いヨガ）」
インドでお医者さんが開発したもので
笑いのエクササイズとヨガの呼吸法を組み合わせた新しいエクササイズ。
今では世界６０カ国以上で実践されている。

腹式呼吸法でカラダの内側に筋肉を使ってエネルギーを消費を促進する。
さらに声を出して笑うことで自然と腹式呼吸になる。

ストレスも糖尿病の要因
発症だけでなくその後の生活にも悪影響を及ぼす。
ストレスを取り除くことが大切。

糖尿病の患者さんは全国各地にある「患者の会」で仲間作りを！