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カテゴリ:ガン予防
おもいっきりDON(2009/12/11)放送より
手術せずにガンが消える!最新治療 切らずにガンを治すという最新治療を行っている 筑波大学・陽子線医学利用研究センター ここで行われているのは「粒子線治療」と呼ばれるもの。 粒子と呼ばれる目に見えないくらい小さな物質を 光の6割ほどの速さにまで加速して発射し ガン細胞にあててやっつける。 「粒子線治療」は病巣のところで止まるので 周りへの 正常な組織への影響が少ない。 すなわちガン細胞に集中的に放射線をあてるという方法。 <放射線治療のイメージ> 今までの放射線治療はお城に隠れたガン細胞を 大砲で建物ごと壊すイメージだった。 お城 つまり正常な部分にもダメージが出てしまう。 一方 粒子線治療はいわば何でも通り抜ける魔法の矢。 お城は通り抜けてガンだけをやっつける。 正常な細胞を傷つけず 目だったガン細胞だけを攻撃する画期的な治療だが それを可能にするには2千平米もの巨大な設備が必要になる。 この治療はどんな感じなのか? 肝臓がん治療中の79歳の患者さん 「何も感じません。 本当にやっているのかな?という感じ ただ自分は寝ているだけ… 身体に何も負担がかからないのがいいのでは… これでガンが消えたら こんなにいいことはない。」 この治療が注目されている理由 手術が困難だというところにこの治療ができる! 今まで手術をあきらめていた方にも手術ができる。 <粒子線治療> ・ガン細胞だけを狙い撃ち(身体の他の部分に影響が少ない) ・手術が難しい部分に効果的 ・散らばった小さいガンなどには不向き 粒子線治療が一番有効なのはどの部分? 例えば… 脳腫瘍・目のガン・・食道ガン 肝臓ガン・すい臓ガン・子宮ガン・前立腺ガン… 乳がんは今治療がかなり確立されているので 良い治療があるということで治療対象外。 肝臓ガンは大きさによって手術ができない場合があるが 粒子線治療ではどうなのか? できるが局所に限定される。 他のところまでガンがいっているとかは対象外。 局所ということで血管に非常に近くて手術ができない とかいう場合にこの治療が発揮する。 粒子線治療の弱点とは? 白血病とか全身の血液にいってしまうので対象外。 ぜん動運動が起きる胃とか腸も難しい。 ピンポイントで当てようとした時に動くとうまくいかない。 粒子線治療施設は全国に7箇所 ・南東北ガン陽子線治療センター ・筑波大学陽子線医学利用研究センター ・国立がんセンター東病院 ・重粒子医科学センター病院 ・若狭湾エネルギー研究センター ・兵庫県立粒子線医療センター ・静岡県立がんセンター 将来は日本に25ヶ所くらいはできるのではないかと言われている。 気になるのは費用だが… 粒子線治療の費用は約300万円 このほかに入院費・検査費などがかかるが 入院費・検査費については保険適用 先進医療は保険適応外 ゆくゆくは適用になると言われている ただし300万円なくても粒子線治療が受けられる? 民間保険で先進医療特約がある! 掛け捨てで月々100円程度から (バイパス手術や最新の歯の治療なども) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.15 18:43:05
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