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カテゴリ:左右バランス・身体歪み・骨盤・腰・ひざ
みんなの家庭の医学(2010年1月12日放送)より
あなたのコリと痛みを徹底解消!全身かるラク プロジェクト << 腰 >> 人生で一度でも腰痛を経験したことがある人は8割以上。 その大きな原因のひとつが背骨の並びの異常。 通常背骨はS字カーブが腰への負担を軽減。 しかし加齢や猫背などで背骨が歪むと腰への負担を吸収できない。 腰痛の若返りプロジェクト腰のかるラク賢者 秋野暢子さん(52歳・女性/女優) 腰痛知らずで、50代にして 20代の背骨を持つ腰のかるラク賢者、秋野暢子さん。 そんな彼女のもう一つの顔は、なんと25年間 同じ体型を維持し続けるダイエットの達人。 このプロポーションを維持する生活の中に、 何か秘密が隠されているのでは… そこで秋野さんに密着! 食事は野菜中心 豆腐は必ず1日1丁。 約15分間30種類のストレッチを1日3回! それだけではなく 週3日はジム通い! 密着した2日間で確認できたエクササイズは88種類! ~50代にして20代の背骨を持つ 秋野暢子さんに学ぶ!腰のかるラク法~ 2人の専門家が分析。 腰痛治療の権威、白土修先生(埼玉医科大学整形外科学教室准教授)が まず注目したのは、秋野さんの「姿勢」 お腹に力を入れ背筋を伸ばし普段から姿勢を良くすることが、 腰への負担を軽減させ腰痛予防につながっているというのです。 さらに先生が感動したのが、秋野さんのストレッチ。 腰だけではなく脚の股関節も一生懸命ストレッチをやっています。 下半身の柔軟性を保つことが、急な動きや転倒から 腰を痛める危険性を防ぐ重要なポイントなのです。 そして、秋野さんの徹底したトレーニングを さらにもう1人の専門家に聞きました。 5千人もの腰痛患者のリハビリを行ってきた筋肉のスペシャリスト 伊藤俊一先生(埼玉県立大学保健医療福祉学部理学療法学科教授) 腹筋と背筋の最も内側で 腰や背骨を支える 2つのインナーマッスルをバランス良く鍛えていることが 腰痛知らずの秘訣だというのです。 秋野さんから学んだ、腰をかるラクにするポイント ~秋野さんから学んだ、腰のかるラクポイント~ 1)姿勢を良くする 2)腰と下半身の柔軟性を保つ 3)インナーマッスルを含めて、腹筋と背筋をバランス良く鍛える <家庭でデキる みんなの健康検定> 「みんなの健康検定 腹筋と背筋」 健康な腰は、腹筋と背筋のバランスが取れていることが重要です。 そこで今回は、その2つの筋力を検査します。 皆さんも、2つの簡単なテストで腹筋と背筋の状態をチェックして下さい。 2つともクリアした場合、 腹筋と背筋がバランスよく鍛えられた腰の健康マイスターとなります。 テストは担当医の白土修先生と伊藤俊一先生が共同で開発したもの。 学会で発表以来、欧米の論文にも引用されるなど、 広く世界的に整形外科やリハビリの現場で使われているテストです。 腰の健康検定 「腹筋力テスト」 椅子に足(ふくらはぎ)を乗せて 椅子の前に仰向けに寝ころびます。 手は胸に置き おへそを見るように 肩甲骨が床から離れるくらいまで 上体を起こす。 この状態でどれだけキープできるかをみる。 腹筋や首などに痛みを感じたり 辛くなったらやめる。 今回の基準タイム 男性 3分3秒 女性 1分25秒 基準タイムを超えてキープたら合格 「背筋力テスト」 うつぶせに寝て手は体の横に 上体をそらし どれだけキープできるかをチェック。 今回の基準タイム 男性 3分28秒 女性 2分8秒 基準タイムを超えてキープできたら合格 <家庭でデキる!腰痛予防・改善体操> 秋野暢子さんが行っているエクササイズの数は、実に88種類。 とても真似できる数ではありません。 筋肉のスペシャリスト・伊藤先生によれば、 その中でも 腹筋、背筋、ストレッチという 3つのエクササイズを行えば、 腰を若返らせ、腰痛を予防できると言います。 しかし、たとえ3つでも、そのエクササイズが 楽しいものでなければ、家庭で続けることはできません。 伊藤先生とビリーズブートキャンプのビリー隊長がコラボレーション! 楽しく続けられるエクササイズを開発しました。 大事なことは「笑顔」で「声を出しながら」やること。 腰痛がある人向け、無い人向け、 2種類の腰を若返らせるエクササイズをご用意しました。 「ビリー隊長と名医がコラボ♪楽しい腰の若返りエクササイズ」 腰痛がある人のためのエクササイズ <腰痛解消エクササイズ> 背もたれのある安定した椅子とバスタオルを用意。 エクササイズは椅子をしっかりした壁につけて座って行う。 壁がない又は背骨や腰に不安のある方は行わないこと。 ポイントは笑顔。 声を出して数を数えることも忘れない。 痛みを感じたらすぐに中止する。 「腹筋」 椅子に浅く腰掛ける。 アゴを引いてお腹を縮めるようにする。 腕を胸の前で交差させ 足を持ち上げる。 この体勢で数を数える。 同じ体勢を1分間保つのが目安。 「背筋」 椅子に座った上体で タオルを太ももの下を通し タオルでももを巻き タオルを上で交差させ端を手で持つ。 背中で壁を押しながら 両足を開き踏ん張る。 同時にタオルを左右に引っ張り足が開かないようにする。 8カウントを1回とし 1日10回が目安。 「腰のストレッチ」 腕を曲げて胸の横に置き 片方の足先に向かって 8つ数えながら上体を曲げる。 8つ数えながら元に戻す。 息を吐き体をリラックスさせる。 1日左右5回ずつが目安。 腰痛がない人のためのアドバンス編 <腰痛予防エクササイズ> 「腹筋(上級編)」 椅子に浅く腰掛ける。 背中は椅子にもたれて 足を持ち上げて 腕を胸の前に 足を上下させながら 手をぐるぐる回す。 笑顔で数を数えながら8カウント 8カウントを1回とし1日10回が目安。 「背筋(上級編)」 背中で壁を押して 足を開きつま先を立て かかとを床に押し付けるようにする。 腕は曲げて体の横に置き 左手と左足を横に開いたり閉じたりする。 笑顔で4カウントする。 続いて 右手と右足を横に開いたり閉じたり 4カウントする。 腕と足を同時に外に開く。 8カウントを1回とし1日10回が目安。 「腰のストレッチ(上級編)」 足を開いて浅く腰掛け 手を顔の前で合わせる。 そのまま下へ持ってきて 8つ数えながら上体を曲げ 手を足の外側に回し 足を手で包む。 8つ数えながらゆっくり元に戻す。 どのエクササイズも1日1セットから始めて、 2日に1回程度のペースで1~2ヶ月かけて出来るようになればOK。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.17 20:01:10
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