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カテゴリ:インフルエンザ・風邪・ノロ・肺炎・麻疹
スッキリ(2011/1/26放送)より
インフルエンザ流行の兆し! 感染を広めないためには? 都内の小児科の医師によると 12月後半から一気に患者さんが増加している傾向。 全国へと感染拡大のインフルエンザ。 本格的な流行はもう目前。 現在は41都道府県に警報や注意報が出されています。 来週が流行のピークと予想されるインフルエンザ。 今年はどんな傾向があるのでしょうか? 12月まではA香港型が割りと多かったが 12月の中旬から新型が急激に増えてきた。 今は新型が優勢になりつつある。 <検出されたウィルスの分類> 2010/11/29-12/5 A香港型 約66% 新型 約25% B型 約9% 2/11/1/10-1/16 新型 約87% A香港型 約13% 新型インフルエンザが主流になりつつある今年 では新型インフルエンザの特徴は? 去年に準じて言うならば 発熱・咳き込み・高熱にならないで 軽症の咳き込み風邪として インフルエンザの方が紛れてしまっている可能性がある。 その方たちが日常生活を送ると他人にうつす可能性があるので要注意。 インフルエンザウィルスは感染後2~4日で発症する。 しかし発症する1日まえからすでに人にうつす可能性がある。 発症の1日前から1週間程度は人にうつしてしまう。 なのでこの間が外出自粛期間。 また 新型インフルエンザは昨年も流行。 新型インフルエンザ感染経験者は抗体を持っているため 症状が重くならず感染に気づかないことが多い。 それが感染拡大を加速させているとも考えられる。 感染を広めないためには? 例年通り 最大の予防はワクチン。 ワクチンの接種。 あとはセキエチケット。 自分がおかしいと思ったら人にうつさないようにする。 これが一番重要。 少しでも体調がおかしいと感じたら マスクをしたり医師に相談する。 感染予防を意識することが大切。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ もしインフルエンザに感染したら? <2つの新薬> インフルエンザの薬といえばタミフルとリレンザ。 タミフルは錠剤で飲みやすいことから処方されることが多く またリレンザは粉末状の吸入薬を専用の吸入器で 口から吸い込むタイプの抗インフルエンザ剤。 これに加え今シーズンから2つの新薬が登場。 まずは吸入型の「イナビル」 これは従来のリレンザに比べ即効性と効力の持続性があるという。 吸い口からスライドさせたドライパウダーを吸入する。 特に1日の間で吸入することで5日間の効力が持続する。 リレンザは1日2回 5日間服用。 イナビル 1回の吸入で同等の効果がある。 もう1つの新薬が「ラピアクタ」 これは点滴タイプの抗インフルエンザ剤。 15分以上の点滴を1回するだけで タミフルを5日間服用するのと同等の効果がある。 メリットは患者さんのニーズによって インフルエンザ治療が多様性ができるという点。 新薬の登場でこれまで以上に 症状や年齢によって使い分けることが可能になった。 タミフル カプセル1日2回×5 対象:10歳代注意 特徴:使用実績・確実性 処方分は飲みきる リレンザ 吸入 1日2回×5 対象:吸入ができる人 特徴:使用実績・確実性 処方分は飲みきる イナビル 吸入 1回 対象:吸入ができる人 特徴:即効性 1回のために確実に吸える人 ラビアクタ 点滴1回 対象:制限なし 特徴:即効性 飲む、吸うができない人 抗インフルエンザウィルス薬の注意点 ・小児・未成年者は少なくとも2日間は一人にしない ・ウィルスの増殖を抑えるためのものなので ⇒発症から48時間以内の投与が望ましい ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ そもそも感染を防ぐには? <予防法> インフルエンザウィルスは くしゃみやセキで空気中に飛散する。 様々な場所に付着したウィルスを手で触り それが口や鼻から入って感染するケースが多い。 通勤・通学など大勢の人が集まる場所では特に注意が必要。 くしゃみ・せき⇒飛まつ感染 手についたウィルスから⇒接触感染 そのウィルスの有効的な感染予防が「うがい」 なんと喉に付着したウィルスを99%不活性化できるものがあるという。 歯科医院でインフルエンザ予防に効果があるものがあった。 歯周病予防等の治療薬に使っているパーフェクトペリオ。 これが昨年 インフルエンザウィルスにも効果があると学会で発表された。 パーフェクトペリオは歯科医院で使われている 虫歯や歯周病菌を殺菌するためのうがい液。 東京医科歯科大学 ウイルス研究チームが インフルエンザウィルスにこれを応用したところ ウィルスの感染力を奪ってしまうことがわかった。 A香港型で実験したところ99%ウィルスを不活性化。 新型インフルエンザでも研究中。 ぶくぶくと口の中で10秒間。 それからガラガラと喉の奥のほうでうがいするのが10秒間。 合計20秒間うがいする。 普通のうがい薬とは違って刺激のないさっぱり感があるという。 感染の可能性が高い場所に行ったあとのうがいが効果的。 ただし 歯科医院での販売。 ■楽天「ウイルス対策特集」で検索 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.31 19:55:29
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