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2011.11.09
カテゴリ：ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞ・風邪･ﾉﾛ・肺炎・麻疹
風邪に負けないスペシャル （2011・11・6放送）より
防ぐぞ！治すぞ！セルフメディケーション 足早に近づいてくる初めての被災地の冬 今被災地で心配されているのは風邪の流行 長い避難生活の疲れ そして厳しい寒さ どうやって感染を防ぐのか 新たな挑戦が始まっている インフルエンザやノロウィルスが怖いので 掃除も普通のお掃除とは違うとか 医師、薬剤師、看護士 医療チームによる感染予防作戦 被災地だけではありません 風邪は万病の元 甘く見ていると大変なことになります 落語家の桂歌丸さん のどはぜーぜー 息を吸ってもピーピー鳴る いつもの風邪だと思っていたら緊急入院 一体何があったのか？ 風邪だから思って甘く見ず 詳しい知識を持って 早く正しく対処することが重要 今注目されている考え方があります 「セルフメディケーション」 自分自身の健康に責任を持ち 軽度な身体の不調は自分で手当てすること（WHO世界保健機関） 市販薬には今まで医師の指示がなければ 使えなかった医療用の薬がある しれが市販薬にスイッチ（転換）された 医療用と同じ成分が入った薬 そういうものをキチンと使い分けることが大切 でも 皆さんはどれだけ風邪のことを知っていますか？ 熱が出たら身体は冷やした方がいい？ 風邪の時はお風呂に入らないほうがいい？ 風邪とインフルエンザの見分け方は？ これからの季節最も心配なのはインフルエンザ 最新の研究で意外な感染ルートが明らかになりました ウィルスはどこからやってくるのかのも さらに新たな謎も・・・ 元気になって大丈夫だと思って接触すると 感染しているということもあり得る そして今注目されているのが新型ワクチン 注射ではなく鼻にスプレーするだけという画期的なワクチン 一体どれほどの効果なのか？ 質問）風邪とは風邪菌という菌に感染して起こる病気である？ 正解）× 風邪というのは喉が痛くなったり 鼻や咳が出たりするが 風邪をひくたびに症状が違ったりする 風邪の種類は１つではない たくさんの風邪がある 正確には全ての風邪をまとめて風邪症候群という 風邪の原因は250種類以上のウィルス（一部細菌） 質問）風邪は汗をかくほどよく治る 正解）× 汗をかくから治るのではなく 治りかけの時に汗をかく 汗は無理のだそうしてもなかなかでない 無理に汗を出そうとして身体を温めると熱がドンドン上がる かえって危険な状態になることがある 質問）熱がある時は身体を冷やすのがよい 正解）△ 熱がある時でも寒気がする時もあれば反対にすごく暑い時もある そこを見極めて 熱い時には冷やす ただし寒気がする時には暖かくする 子どもは手足を触って判断する 手が冷たいようならば温める 熱いようならば涼しくしてあげる 風邪だと思ったら大変なことになる！ そんな経験をした落語家の桂歌丸師匠 九死に一生 昨年1週間の入院生活を送った歌丸師匠 軽い風邪だと思って甘く見ていたら なんと命に関わる病だった 2010年2月23日 前兆は地方で行われた落語会の高座で表れていた 高座でゴホゴホやっていたのが前兆だった 深夜 上野駅に到着 迎えの車の中で異変が・・・ 車に乗って走り出したらいきなり熱が出てきた 平熱は35.5度 家に帰るとすでに38度を超えていた しかし家族も本人もいつもの風邪だと軽く考えていた ところが翌朝 熱はさらに上がり他の症状も出てきた のどはゼーゼー 息を吸うとピーピー鳴り 息を吐いても変な音が鳴った この時点でもしつこい風邪だと思っていた師匠 実はこの日定期検査で病院に行く事になっていたが 朝こんな電話を主治医にかけた 「具合が悪いんで 今日キャンセルしてもらいたい」 風邪なので寝ていれば治ると思っていた師匠 しかし 先生に怒られてそういう時だからこそ来なきゃ行けないと 急いで病院に向かった師匠 軽い風邪だと思っていたら診察の結果大変なことになっていた ただの風邪ではないと思った主治医は ある病を疑い血液中の酸素の量を測定した 通常は９５％以上のところ師匠の数値は下がっていた 歌丸師匠の数値は８４％ 酸素の量が少ないと言うことは肺の機能が落ちていること そこで肺をレントゲンで撮影 右の肺に白い陰影が出ていた 主治医の診断は重度の肺炎 軽い風邪どころではなかった 緊急入院となり酸素吸入や投薬治療をしながら 安静にしなくてはならなかった 1週間後ようやく退院 師匠には退院翌日に地方でどうしても外せない仕事があった 医師に相談すると退院してすぐの仕事はちょっと苦しいが 地方の病院へ連絡してくれて 楽屋もホテルも全部 酸素吸入器を置いてくれて 自分用の携帯用の酸素ボンベ持って・・・ その姿にはそれほど重症と思っていなかった噺家仲間も驚かされた その後 酸素ボンベを携帯しなくていいまでに回復した師匠 この肺炎の体験以来 周囲にはこんなアドバイスをしている 「出先から帰るとまず手洗いうがいをする 夏でも冬でも欠かさない」 「自分の家の近所に主治医になるような先生を持ったほうがいい」 「軽い咳でも痰でも油断しないで病院へ」 「風邪は万病の元 風邪から命に関わる大病になることもある」 質問）風邪がひどくなったら肺炎になる？ 風邪はウィルス感染でウイルス感染をすると 免疫力が落ち細菌感染して肺炎になりやすくなる 続く    お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2011.11.09 20:35:38
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