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カテゴリ:健康
駆け込みドクター(2014/1/5放送)より
あなたの常識を覆す お医者さんに聞きたい!40のこと 続きより <質問9> 感染症の予防法は? この時期 最も気をつけたいのがノロウイルス 集団感染が多い 胃腸炎 食中毒が年々急増 昨年の12月にすごく流行っていた 例年大体冬場に多いノロウイルス 小さいお子さんがかかるロタウイルス 一般的なばい菌やウイルスはアルコール消毒液が効果があるが ノロウイルスには効かない どうしたいいの? 手洗い 30秒以上かけて手洗い 指輪している方は残るのではずして洗う タオルからついてしまうこともある ノロウイルスから代表される集団感染症の最も効果的な予防法 手洗い 時計や指輪をはずすこと 親指の付け根辺りは洗い残しが最も多いので注意 さらに手を拭く際は共同タオルはなるべく避けたい 使い捨てのペーパータオルなどがベスト <質問10> 乾燥しやすい季節 子どものために加湿器はフル回転 部屋の湿度を一定に保つため各部屋に加湿器を置いている 「加湿器を使うと風邪って引きづらくなるの?」 部屋の乾燥を防ぐ加湿器 空気中に漂うウイルスは湿度が高いと床に落ちる しかし湿度が40%をきると空気中に漂う時間が長くなる つまり風邪予防に加湿器を使うことは正解 しかし使い方を誤ると逆効果 他の病気を引き起こす可能性もある ポイントは加湿器を置く場所 壁や窓際は厳禁 結露でカビや雑菌が発生 加湿器は部屋の中央付近に置こう ただしエアコンの熱風が当たるような場所は 加湿器のセンサーが誤って作動する場合があるので避けよう 次のポイントはタンクの水を注ぎ足して使わない 注ぎ足して使うとタンクの中に雑菌が繁殖 その結果 室内に雑菌を撒き散らすことになる こまめに掃除することも大切なポイント この時期部屋の湿度は50%前後に保つ 加湿器は正しく使うことが大切 加湿器にともなう過敏性肺炎 加湿器病 加湿器肺がある 過敏性肺炎 加湿器内の雑菌が空気中にばらまかれ 呼吸することで発症するといわれている <質問11> 日常の応急処置 深い傷の応急処置 血が出るとびっくりして指が白くなるほど ギュッと止血して病院にくる 止血しようとしてゴムなどで縛ったり これは絶対にやってはいけない 血は一見とまっているが傷がくっつくためには血が必要 それをあえて長い間止めて病院に来ると 血流が悪くなってつきが悪くなる 切り傷の応急処置 患部をカーゼなどでしっかりと押さえて止血 <質問12> 餅をのどに詰まらせた時どうする? 1)背中を強めにたたく 2)口の中に指を入れて吐かせる 3)掃除機で吸い出す 4)何もしない 正解は(1) 背部叩打法 左右の肩甲骨の中間辺りを力強く叩く <質問13> 切れた靭帯を13年間も放置していて大丈夫? (柔道の吉田さんの質問) 靭帯は骨と骨をつないでいるすじ状の結合組織 筋肉で支えられている 脱臼癖がある人はある程度自分で戻す事が可能だが しっかり入っていなかったり 周りの筋肉がだんだん衰えてくると痛みが出たり 脱臼しやすくなったりする 変な話 手術はいらないかもしれない このまま筋肉をつけてくださいってこともありえるので 一度 病院で診察を受けたほうがよい <質問14> 良い医者 良い病院の見分け方 信用できない医師 ・キチンと触診しない医師は信用できない ・診察室に入ってから患者の顔を見ない 診察で大事なこと 問診・視診・触診 さらに歩き方や顔つき 話し方などから 患者がどんな状態か判断する必要がある パソコンの画面ばかり見ている医者は信用できない ・風邪と診断した患者に抗生物質を出す医者は信用できない 抗生物質は細菌をやっつける薬 風邪はほとんどウィルスによって起こる 抗生物質でウィルスは死なない 風邪の患者に抗生物質を出しても風邪の治りには変わりなかった *細菌による感染症には抗生物質が処方される場合がある 風邪の原因の多くはウィルス 細菌を対象とした抗生物質は効果がないと言われている ・看護師が忙しすぎる病院は危ない コスト削減で人員を減らしている可能性があり 医療ミスが発生する恐れがあるため ・「しばらく様子をみましょう」と繰り返す医者 もちろん経過をみていって診断に至ることはある 「こういったものとこういったものを疑っている こうなったら こうだ」とある程度 説明を患者さんにしてくれないと・・・ 3回続けて様子を見ましょうと言われると・・・ 様子を見ましょうということはよくあるが 患者さんが聞きたいことを先手をとって言ってあげる 例えば お子さんがお熱が出て小児科に行っても 1回は解熱して下がったが 2日目以降にまた高熱が出ました こういう時に様子をみましょうというのは 母親父親としてはどうしていいかわからない 診察している時に 「お熱が出たらぜひ来てください」とか 「下痢をしたり嘔吐をしたら来て下さい」とか 先手をとって説明してあげる 続きます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.01.17 19:02:40
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