駆け込みドクター(2012/10/12放送)より
絶対やせる!太らないコツ教えます
体内時計をコントロールして肥満を防ごう
人は朝目が覚めて 夜には眠くなる
何もしていなくてもお腹が減る
これは体内時計のリズムによるもの
人の身体の中にある体内時計は
時計遺伝子というたんぱく質によって調整されている
体内時計は身体の前細胞に備わっている
この数 60兆個以上
脳の体内時計は朝日を浴びてリセットされる
胃や腸の臓器にある内蔵の体内時計は
朝の食事でリセットされる
体内時計の狂いをしっかりリセットすると
内臓が目覚め代謝が活発になる
体内時計の働きはそれぞれの臓器で異なる
消化に関わる「胃」「すい臓」「肝臓」などは
夜に活動を休止する
そのため遅い時間に夕食をとると
消化されにくいので脂肪を溜め込んでしまう
体内時計を調節するたんぱく質「BMAL1」
このBMAL1は体内に脂肪を溜め込む働きがある
BMAL1の量は時間によって変わる
多い時間帯に食事をすると脂肪が溜まりやすい
少ない時間帯に食事をすると脂肪がたまりにくい
BMAL1は午後の3時に最も少なくなり
夜10時から深夜2時にピークを迎え約20倍にもなる
夜の10時のケーキは午後3時の20個分!!!
BMAL1の少ない時間帯にしっかり食事を摂るようにすると
体内に脂肪を溜め込むのを防ぐことができる
何を食べるのかではなく
いつ食べるのか
これが時間栄養学
体内時計をコントロールして太らない身体を手に入れよう
続く