あおの軌跡

ダリオさんがお昼寝から起きるのを待って（ワタシは何故か子供の頃から、昼寝があまり出来ないタイプ）、夕ご飯を食べに行きました。
今日はどこにも行かなかったので、夕ご飯くらいは近所のレストランに食べに行こうと思います。
ホテルはすんごいキレイだけど、ホテルだけじゃツマンナイからね。
バリ島ツウのＣさんに近所の美味しい店を聞いてあったので、その中でも一番近くにある『マデス・ワルン２』というお店に行く事にしました。

ヴィラから歩いていくと、ちょうど夕焼けの時間で、海の方がとてもきれいなので、海に出てちょっと撮影タイム。
１１月頭のバリは、もうそろそろ雨季に入る所。
でも今日はまだまだ天気は良かった！

ホテルの玄関の守衛さんに「マデス・ワルンって、こっち？」とか聞きながら、恐る恐る出かけました。
バリに来て、初外出です。
マデス・ワルンは徒歩１０分くらいの所にありました。
途中は、『雑貨のスミニャック』らしく、たくさんのお土産物屋さんがありました。
ダリオさんもワタシも、別に『雑貨に興味があるタイプ』じゃないので、ことごとくスルー。
『雑貨に興味があるタイプ』だったら、わざわざタクシーに乗ってでも、このスミニャック地区にお買い物に来るんですよね。
そんなことより、犬好きなダリオさんは、犬が沢山放し飼いになってることに興味津々。
アジアの国によくあることですが、この国も、短毛でスリムな雑種の中型犬が放し飼いになっていて、そこかしこで好き勝手に遊んでます。
彼らには、ちゃんと決まった（飼ってくれてる）お家はあるのでしょうか？
つか、ちゃんと固有の名前はあるのかな？

それから、もひとつ気になったのは、ほとんどのお店の入り口ににご飯やお線香、きれいなお花などをが入った葉っぱで編んだ四角い小さい篭のお供え物があります。
通路の地べたに直に置いてあって、蹴られたり踏んづけられたりしています。
さっきも歩いていて、ダリオさんがちょうど足を下ろした所に置いてあって、見事に踏んづけていました。
これで良いのだろうか？
気になったけど、お腹が空いたので、そのままにマデス・ワルンに急ぎます。

なんとか、マデス・ワルンに辿りつきました。
マデス・ワルンは洋服屋さんや雑貨屋さんが集まった一角の中庭のようなＯＰＥＮエアーなお店でした。
沢山テーブルとイスが並べてあって、適当なイスに座るとお店の人がメニューを持って来てくれます。
お店の人にお勧めはどれか聞いて、ビールと、ダリオさんはシーフードカレー、ワタシはナシゴレンを頼みました。
周りを見渡すと、現地の人に混じって、日本人や白人の観光客も沢山いました。
ナシゴレンもカレーも美味しくて、しかも、量が多い！

冷房もない野外で暑いし、辛いカレーなどを食べて、かなり汗をかきました。
しかも、すごいお腹いっぱい！
お店の担当の女の人にチップを１００００ルピア程、あげました。
インドネシアは元々チップという慣習はなかったようですが、観光に来た欧米人によって、最近はチップはメジャーになって来ているようです。

９時からのマッサージの前に、シャワーを浴びたいと思ったので、また寄り道もせずに、ホテルに戻りました。

お部屋に８時半くらいに着いて、慌ててシャワーを浴びて、マッサージに行きました。
ちなみに、今回のマッサージは６０分で、ツアーの特典に含まれています。
マッサージをしてくれるスパはワタシたちのホテルのロビーのあるメイン館にあります。
スパに行くと、まず、紙製のパンツと浴衣のようなマッサージ着を渡され、更衣室に通されました。
更衣室には鍵付きのロッカーがあって、着て来た洋服と荷物を入れておきます。

着替えて更衣室を出るとマッサージ用のベッドが２個並んだ個室に通され、ダリオさんと仲良く並んで、マッサージをしてもらいました。
個室にはお香が焚かれていて、とても良い香りです。
マッサージ用のオイルの香り（効用もそれぞれ違います）も選べるようで、３つくらいの香りから、好きなものを選ばせてもらいました。
ダリオさんもワタシも、夜なので安眠できる香りを選びました。
マッサージ用ベッドにうつ伏せに寝ると真ん中が空いた顔を乗せる台の下には、お花を浮かべた洗面器が置いてありました。
嗅覚的視覚的なものから『癒し』は始まっているようです。

オイルを使いながら、足の指先から始まり、背中、肩、腕、手の指先までマッサージしてくれました。
オイルを使うからパンツまで替えたんですね。納得。

マッサージは癒され、眠くなった頃に終了。
もっとやって欲しかった～。
また更衣室で着替えて、そのまま部屋に行きました。
本当はマッサージオイルはシャワーとかで流した方が良かったかもしれないけど、もう眠さにあがらえず、二人してそのまま就寝してしまい、バリ２日目が終わりました。