あおの軌跡

イタリア館を出る頃には14時くらいになってしまっていたので、他の異人館に行くのを諦め、ホテルに戻りました。
ホテルに荷物を預けてあったので、荷物を引き上げ、灘に移動！
酒蔵に行きたかったのです。

阪神電車の鈍行に乗って、石屋川で下車。
石屋川から南東に少し歩いて、処女塚古墳に行きました。
道路に面した住宅街に小さな山状の公園が見えてきます。
それが処女塚古墳（おとめづかこふん）です。

この古墳は莵原処女（うないおとめ）の墓とのこと。
この古墳には、昔々、一人の美しい乙女に二人の若者が求婚し、生田川の水鳥を弓矢で射抜く勝負をするも決着がつかず、思い悩んだ乙女がとうとう生田川に身を投げ、それを知った二人の若者も後を追ったという哀しいお話があります。
昔教科書に出ていた前方後円墳です。
関西には普通に古墳があるんですね。

処女塚と道路を挟んだ向こう側にある酒蔵の神戸酒心館に行きました。

酒心館では酒蔵見学は予約制なので見れませんでした。
でも、売店棟は常に一般の人が入ることが出来て、ここで作っているお酒や日本各地のお酒のおつまみを買うことで出来ます。
雰囲気のイイカウンターもあって、腰を落ち着けて飲むことも出来ます。
ワタシたちもここに座って聞き酒セット(500円）を頂きました。

おつまみに鮭とばと豆腐窯みたいな(名前忘れました）のが出ました。

その後、こうべ甲南 武庫の郷で甲南漬けを買って、新在家駅から再び阪神電車に乗って梅田に向かいました。