テーマ:韓国!(17270)
カテゴリ:医療観光
天安市の檀国大学病院に、
忠清南道の地域がんセンターができ、 昨日、その開所式があった。 保健福祉部の偉い人とか 忠清南道の副議長とか 天安の副市長とか 国会議員たちとか たくさんの来賓が来た中で、 はんらたちも「外国人患者コーディネーター」として招待された。 はんらは、日本人C子ちゃんと一緒に参加。 開所式は午後からだったので、 C子ちゃんと一緒にお昼を食べてから行くことにした。 サンミョン大学近くの「豚カツスクール」という店。 チキンカツ+ハンバーグのセット。 7000ウォン(750円)。 学生街らしく、安くてイマイチ。 うわっ! 円、下がってますねー@@ 100円が928ウォン! これだからみんな、日本に旅行しようと思いますよねぇ。 開所式の会場に到着。 「外国人患者コーディネーター」の席。 檀国大学の芸術学部の声楽の方の博士課程の学生さんの歌で始まった。 檀国大学病院の理事長、総長の挨拶に続き、 10人の来賓の祝辞。 12人の話が、 予定通り35分で終わったのはお見事。 ミッション、ビジョンの宣布などがあり、 1部は1時間で終了。 2部は、来賓たちは扁額式の式典、 それ以外は、祝賀行事に参加した。 檀国大学の芸術学部の「ニューミュージック学科」の学生さんたち。 いろんな学科があるもんですねぇ。 続いて、檀国大学病院でがん治療を受けた患者さんの体験談と、 檀国大学病院のホスピスで奥様を看取った男性の体験談。 最後に、国立がんセンターの本部長さんの講義。 韓国は日本と違い、 何もかもが首都ソウルに集中している社会だ。 例えば、大学は、所在地がソウルの大学は全て「一流大学」 所在地が地方の大学は「二流大学以下」だ。 ソウルに住んでいる人は「勝ち組」。 半地下にしか住めなくてもソウルに住みたがるのはそういうワケがある。 ソウルの半地下に住んでいる人が、 その分の家賃で地方都市で暮らせば、 普通のマンション暮らしができるだろうと思う。 病院は、韓国の「ビッグ5」病院がある。 ソウル大学病院 延世セブランス病院 ソウルアサン病院 サムスンソウル病院 ソウル聖母病院 この5つの病院に、 誰もかもが行こうとする。 特にがんなどの大病の時は、 どんなに地方に住んでいても、 ソウルの「ビッグ5」に行こうとする。 はんらの実家は石川県の片田舎。 実家の父は大腸がんになったが、 地元の市立病院で手術し、治療を受けた。 完治して、90歳過ぎた今も元気だ。 実家の近所で 「がんになったから東京の病院で手術を受けた」 なんて話は聞いたことがない。 石川県のがん患者は、 みんな、地元の市立病院、 あるいは、県立病院、金沢大学病院に行って治療を受けるだろう。 でも韓国は違う。 はんらが今住んでいる忠清南道という地域は、 がんが見つかった患者の3分の2は、 ソウルの病院に転院しているのが現状だそうだ。 だからソウルの病院は激混みで 外来の予約を取るのに2~3ヶ月かかり、 検査の予約を取るのにまた2~3ヶ月かかり、 手術の予約を入れるのにまた2~3ヶ月かかっているそうだ。 そういうわけで、地域のがんセンターの発展は 何よりも願われていることらしい。 今回、天安のがんセンターは新しい建物が建設され、 国費がたくさん投入されて最新の医療機械も買い入れた。 はんらたち、外国人の通訳を担当するコーディネーターも揃った。笑。 外国人コーディネーターたちで集合写真を撮った。 記念品をもらって帰宅。 エコバッグとタンブラー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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